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2025.09.15

スポニチアネックス

仏遠征クロワデュノールV 北村友「さすがだな」「凱旋門賞に向けて、あと2段階くらい上げていけたら」

 今年のダービー馬クロワデュノール(牡3=斉藤崇)がパリロンシャン競馬場のG3「プランスドランジュ賞」(芝2000メートル、7頭)に出走し、最後は接戦となったが勝ち切った。鞍上は北村友一。

クロワデュノールの口取り写真に納まる(左から)北村友、斉藤崇師(撮影・平松 さとし)

 スタートを決め、道中は4番手の外。重い馬場に苦しみ、直線では前を捉えるのに苦労したが、残り100メートルで先頭に立って押し切った。

 ▼北村友一 馬の雰囲気、返し馬の雰囲気、ゲート裏の雰囲気、ゲートの中、いろいろ課題が多く、まだまだ修正しないといけないところがあるなと感じました。それでも馬の力で勝ち切ってくれて、そこはさすがだなと思っています。(課題は)馬と自分、両方です。いい時は落ち着きがあって凄くリラックスして、弾むようなキャンターですけど今日は少し力みが強く、ハミに頼って走る部分が多いなと感じました。ただ、ペースが遅い中でも、しっかり待つことができたし、上り下りでも極端に力むところがないのは良かったです。4コーナーを迎える前の息の入り方、そこからギアを上げるところがうまくできなかった。馬場など、今日のところは問題なかった。凄くいいパフォーマンスには持って行けなかったので、その原因をしっかり修正し、次の凱旋門賞(10月5日、パリロンシャン芝2400メートル)に向けて、あと2段階くらい上げていけたらいいなと思います。(ファンに向けて)応援してくださって、ありがとうございます。日本ダービー馬がしっかり走り、勝つことができてホッとしています。日本ダービー馬にパリロンシャンで乗れるのは光栄なことですし、凄くいい経験になっています。僕自身、日本でも生かしたい。(クロワデュノールに)次はもっともっと頑張ってもらえるよう、しっかり調整して臨みたい。