• トップページ
  • Topics & News
  • 【ばんえい競馬 はまなす賞】スーパーシン 重賞2勝目 藤野俊一騎手「リラックスして折り合いがついた」

2025.08.24

スポニチアネックス

【ばんえい競馬 はまなす賞】スーパーシン 重賞2勝目 藤野俊一騎手「リラックスして折り合いがついた」

 ばんえい競馬のBG3「第37回はまなす賞」(10頭立て)が24日、帯広競馬場の11Rで行われた。スーパーシン(牡3=長部幸、父スギノハリアー)が3番手で障害をクリアして鋭い末脚で一気に先頭へ、昨年12月29日のヤングチャンピオンシップに続く重賞2勝目を飾った。

はまなす賞を制したスーパーシン(右)(ばんえい十勝提供)

 藤野俊一騎手(65)は「勝利することができてホッとしています。ハンデをもらっていたので、前の方でレースをしたいと思っていました。第二障害まで馬がとてもリラックスして折り合いがついていたのが勝因だと思います。いつもは障害まで折り合いが悪くゴール際で止まったりしていましたが、本当にいうことを聞いて我慢してくれました。体も一段と大きくなって力がついてきています」と振り返った。

 一方、管理する長部幸光師(65)は「本当にうれしいです。何回も悔しい思いをしてきたので、レースを見ている時は勝てればいいと祈っていました。第二障害を下りた瞬間にいけると思いましたが、ゴール前で止まることがあるので、そこを藤野騎手がうまく騎乗してくれたのが良かったです。ゴール前で止まる癖が直れば、もっと面白い馬になると思います」と語った。