2025.08.22
スポニチアネックス
クロワデュノール 仏遠征前に追い切り CW併入ラスト10秒8「いい状態」
凱旋門賞(10月5日、パリロンシャン)を目指すダービー馬クロワデュノール(牡3=斉藤崇)が21日、主戦の北村友を背にCWコースで追い切りを行った。シャープな脚さばきでルシフェル(4歳3勝クラス)と併入し、5F68秒5~1F10秒8をマーク。相棒にまたがるのがダービー以来だった鞍上は「輸送も考え、競馬から逆算した形の中で動きについて気になるところはなかったし、いい状態になっています」と満足げに切り出した。

デビューからコンビを組んで5戦4勝、2着1回。「元々いい馬ですからね。どこも崩れていないのは評価できますし、それが一番」と力を込めた。仏G3プランスドランジュ賞(9月14日、パリロンシャン)をステップに大一番へ。斉藤崇師は「少しずつ状態は上がっています。検疫や輸送で調整することができない期間もあるので、(今後も)順調に進めていければと思う」と秋初戦へ向けて気を引き締めた。21日に検疫に入り、29日に成田空港から出国する予定になっている。