落馬負傷で休養していた西村淳也騎手が9月13日阪神で復帰「僕の夏が始まります」「すぐに全力で行ける」

　4月20日の皐月賞でサトノシャイニングに騎乗（5着）し、その後、休養していた西村淳也（26＝栗東・フリー）が20日、栗東トレセンに姿を見せ、近況の報告と復帰の見通しを語った。

　長期離脱となった原因は皐月賞の前週にあった4月12日、阪神の落馬事故が尾を引いたもの。

　西村淳は負傷箇所と程度を公表していないが「しっかり休んだので完治しました。間もなく夏が終わるけど僕の夏は遅まきながら9月から始まります」と努めて明るく振る舞った。

　復帰は阪神開催の2週目（9月13～15日）で「復帰週だけは騎乗数を制限しますが、すぐに全力で行けると思います。調教は来週から乗ります」と元気な口調で意気込みを伝えた。

　西村淳は18年3月に栗東・田所秀孝厩舎所属でデビューし、JRA通算4952戦423勝（うち重賞12勝）をマークしている。ルガルとコンビを組んだ昨年スプリンターズSでG1初制覇を飾った。