【新潟新馬戦】ルージュアリスタ完成度高い！ゲートも無難に

　2歳好調の宮田厩舎が今週も期待馬を送り出す。ルージュアリスタの母シャーラレイは15年米デルマーオークスを制した。宮田師は「凄く馬格のあるコントレイル産駒。体重は500キロ前後。牧場での評判もいいし、いいエンジンを積んでいそう」と話す。日曜新潟4R（芝1800メートル）でデビューを予定している。

　1週前は杉原（レースは丸山）を背にWコースで6F84秒7～1F11秒5。3頭併せの最後方から加速、馬なりで僚馬2頭を楽々かわした。「最後もいい時計でスッと上がっていたし、いい馬。しっかりサイズがあり、ストライドが大きい。舞台的には新潟の千八はぴったり」と同師。

　「ゲートも無難に出て、流れに乗れるだけのスタートは決められていたし、いい調教段階を踏めています」と完成度の高さをアピールする。

　同厩舎の今年の2歳戦成績は【3・2・1・0】と複勝率100％。2日にアートバーゼル、10日にオルネーロと新潟で2週連続新馬勝ち。「去年の走れなかった子たちは、2週前は凄くいいと思っていたら、アレっ、アレっとなっていった。そこをうまく感触を上げていけるように、厩舎のテーマとしてやっています。この子も続いてくれるんじゃないかな」とトレーナー。経験を踏まえてステップアップ。厩舎好調の波に乗り、良血がスタートラインに立つ。