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2025.08.03

スポニチアネックス

【エルムS展望】かしわ記念2着ウィリアムバローズの地力が上位 ブライアンセンスの巻き返しも

 「第30回エルムS」(ダート1700メートル)は9日の札幌メイン。函館で開催された13年以来、12年ぶりに土曜に組まれた。

 ウィリアムバローズは昨年東海S、日本テレビ盃と重賞2勝。今年初戦のフェブラリーS13着から参戦した前走かしわ記念はハナを切り、勝ち馬シャマルからプレッシャーを受ける厳しい展開で0秒1差2着に踏ん張った。その後は放牧を挟んで函館へ。追い切り日はダートコースを周回してからWコースで時計を出し、しっかり負荷をかけている。1週前追いの動きも良く、当週のひと追いで態勢は整う。3度目の重賞Vへ。未勝利、1勝クラスの頃とはいえダート1700メートルでも2戦2勝(札幌、福島)と結果を出している。

 ブライアンセンスが巻き返す。2走前のマーチSで重賞初制覇。中団で運んだ前走平安Sはスローペースでヨーイドンの競馬になり、9着と1番人気に応えられなかった。初の小回り千七への対応が鍵になる。

 ロードクロンヌは昨夏の未勝利から休養を挟みながら4連勝で今春オープン入り。その後、マーチS3着、平安S2着と重賞でも崩れていない。地力強化は明らか。昨夏に未勝利、1勝クラスを連勝した札幌ダート1700メートルで重賞初制覇を目指す。