米遠征中のミルコ・デムーロ騎手が渡米後2勝目　殿堂入りトレーナー・マンデラ師の管理馬

　この夏、米カリフォルニア州のデルマー競馬場で騎乗しているミルコ・デムーロ（46）が2日、バーボンアンドジンジャー（牝2＝R・マンデラ、父ボルトドーロ）とコンビを組んだ6R（ダート1100メートル）で今回の渡米後2勝目を挙げた。

　8頭立ての2番人気で4番枠にゲートイン。好スタートを切って道中2番手で流れに乗ると直線半ばで抜け出し、2着馬に迫られながらも半馬身差でゴールを駆け抜けた。

　管理するリチャード・マンデラ師（74）は74年開業で01年に米競馬殿堂入りを果たし、通算2300勝を達成している名トレーナー。93年ジャパンカップ1番人気2着コタシャーン、翌年の同レース1番人気5着サンドピットなどJRAでも管理馬の出走実績がある。

　デムーロは夏のデルマー開催開幕初日の7月18日に3鞍目の騎乗で勝利。米国で騎乗するのは12年8月18日（アーリントンパーク競馬場）以来で、勝ち鞍は02年1月31日にサンタアニタパーク競馬場で挙げて以来だった。この日、勝って米国で7勝となっている。