キングジョージVカランダガンがジャパンC参戦へ

　7月26日に英アスコット競馬場で行われたG1「キングジョージ6世＆クイーンエリザベスS」を制したフランス馬カランダガン（セン4＝グラファール）が、ジャパンカップ（11月30日、東京）に参戦するプランがあることが分かった。フランスの競馬専門紙「パリチュルフ」電子版が報じた。

　同馬は昨年2着に好走し、今年は日本馬ダノンデサイルが参戦予定の英G1インターナショナルS（8月20日、ヨーク）に向かうプランもあったが、レース間隔が短いこともあり回避を決定。陣営のレーシングマネジャーは「カランダガンはグループ1のレースを3回、比較的短い間隔で走った。レースから無事に帰還したが、来月のヨークに行くことはやめることにした」と表明した。

　今後の目標については「シーズン後半の主要な国際レース」としたが、セン馬のカランダガンは地元フランスの最高峰G1凱旋門賞（10月5日、パリロンシャン）への出走資格がない。同レーシングマネジャーは「特にジャパンカップを目標にしています。その前にステップレースを1回走らせる予定」と語っている。