2025.07.29

スポニチアネックス

海外G1・2着4回プログノーシス引退…今後は種牡馬入りを予定

 4月の香港クイーンエリザベス2世C2着だったプログノーシス(牡7=中内田、父ディープインパクト)が現役を引退することが決まった。28日、社台レースホースが発表した。今後は種牡馬入りを予定している。香港遠征から帰国後は宮城県・山元トレセンで調整。先週末、症状が長引いた右前脚のエコー検査を行ったところ種子骨靱帯(じんたい)に炎症が確認され、関係者で協議して引退が決まった。

昨年、クイーンエリザベス2世Cで2着に入ったプログノーシス(香港ジョッキークラブ提供)

 通算19戦7勝(うち海外5戦0勝)、重賞は23年&24年金鯱賞、23年札幌記念の3勝。G1タイトルには届かなかったが、昨年10月の豪コックスプレートで2着に入るなど、海外G1で2着4回と健闘した。引退後、種牡馬としてのけい養先は北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで調整しているという。