【函館2歳S】トウカイマシェリ好感触　軽快に1F13秒0「想定通り」

　出走メンバー唯一の木曜追いを行ったトウカイマシェリは、函館Wコースを単走で軽快に駆け抜けた。馬なりのままフィニッシュし、4F53秒6～1F13秒0をマーク。またがった鮫島駿は「4Fから時計を出すつもりで、おおむね想定通り」と順調ぶりを伝えた。

　函館2歳Sで1番人気が予想されるブラックチャリスとは新馬戦で対戦し、敗れたとはいえ2着に逃げ粘った。前走の未勝利戦は脚質を好位からの差しに転じて軽々とV。「初戦、2戦目と違う内容の競馬で対応しているので、キャリアの浅い2歳馬ではそれがメリットになる。あとは当日の雰囲気が大事」と力を込める。テンションの高さに手を焼きながらも、中1週のローテーション続きで結果を出してきた。消化した2戦の経験値がプラスに働き、余計な肩の力が抜ければブラックチャリスとの再戦に雪辱のシナリオも描ける。