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2025.07.03

スポニチアネックス

21年ダービー馬・シャフリヤール 種牡馬引退へ 受胎率低迷でわずか1年… 「残念」の声広がる

 今年種牡馬入りしたばかりの21年ダービー馬シャフリヤール(牡7、父ディープインパクト)が種牡馬を引退することが2日、分かった。70頭以上の種付けで受胎数は10頭に届かず、受胎率が低かったため。繋養(けいよう)先である社台スタリオンステーション(北海道安平町)の徳武英介場長は「期待が大きかっただけに“何とかならなかったかな”という思いです。残念。そのひと言に尽きます」とコメントした。

シャフリヤール

 昨年の有馬記念(2着)を最後にターフを去った。現役時代に管理した藤原師は「凄く期待していたが、本当に残念。関係者はよりその思いが強いと思う」と沈痛な表情。続けて、「でも、いなくなったわけじゃないから。(誕生予定の産駒が)7頭ほどいるのでまだ血は残っている。血を残すことが俺の使命。機会をいただければぜひやりたい」と熱い思いを吐露した。騎手時代に共にダービーを制した福永師も「いい種牡馬になると思っていたので…」と残念がった。

 今後は未定も、ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市)で功労馬として繋養されるプランが浮上している。