2025.06.17

スポニチアネックス

【新馬戦総括】レベルの高さうかがえるサレジオ 完成度高いリアライズシリウス

 過去に多くの逸材がデビューした宝塚記念デーの阪神9F戦。近年では17年ダノンプレミアム、20年ダノンザキッドがのちのG1馬となっている。今年制したサレジオは幼さを見せながらも、先頭に立って押し切った。他の上位馬もなかなかの素質馬でレベルの高さがうかがえた。20年有馬記念2着馬サラキアを母に持つ成長力に富んだ母系。今後の活躍が楽しみだ。

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 東京では日曜5Rリアライズシリウスが7馬身差の圧勝劇。ハナを切ってメンバー最速の末脚を繰り出し、完成度の高さが目を引いた。土曜5Rもドリームコアが危なげなく逃げ切り。母が20年香港C覇者ノームコア。大舞台を狙える器だろう。函館では開催初日にカイショーがレコードV。時計が出やすい馬場とはいえ、特筆できるスピード。世代を盛り上げる存在かもしれない。