2025.06.15
スポニチアネックス
芝中長距離で重賞2着4回の9歳馬マイネルウィルトスが安楽死…疝痛再発から腸炎発症で容体が悪化
21年にリステッドの福島民報杯を制し、21&23年アルゼンチン共和国杯、22年目黒記念、函館記念と芝中長距離で重賞2着4回の実績を誇るマイネルウィルトス(牡9=宮、父スクリーンヒーロー)がビッグレッドファーム鉾田(茨城県鉾田市)で疝痛(せんつう)再発から腸炎を発症し、容体が悪化したため安楽死の処置が取られた。15日、サラブレッドクラブ・ラフィアンが発表。美浦トレセンの診療所に緊急入院したが手当ての甲斐(かい)なく、帰らぬ馬になった。

21年福島民報杯は新潟で開催され、不良馬場の芝2000メートルで2着に1秒8差をつける大差勝ち。この年、凱旋門賞に登録(夏に遠征見送りが決定)した。
通算45戦5勝、獲得賞金は2億7958万6000円。1日の目黒記念13着がラストランになった。