2025.06.12
スポニチアネックス
【宝塚記念】アーバンシック充実 馬なりで奇麗な加速ラップ 武井師「ここで名誉挽回したい」
昨年の菊花賞馬アーバンシックはWコース3頭併せ。馬なりで奇麗な加速ラップを刻み、6F82秒0~1F11秒6をマークした。馬場入りを少し嫌がったものの、道中は折り合い良く進める。4馬身ほど離れたナスノカンゲツ(5歳3勝クラス)を追走、シホリーン(3歳1勝クラス)を後ろに置く形。真ん中に入れて直線の立ち上がりで並びかけて併入した。武井師は「先週の段階で今までで一番動いていたので、折り合いの確認だけ。動きの質がさらに上がってきました」と納得の表情を浮かべた。

今年初戦の前走日経賞は圧倒的な支持を集めたがまさかの3着。週末の天気は下り坂、前走同様に道悪の可能性もある。指揮官は「元々パワーのある馬。前走はとても特殊な馬場。阪神(開催)は先週からですし、日経賞みたいなボコボコで緩いという感じではないはずなので全然こなせると思います」と不安を一蹴した。「去年の菊花賞上位組がみんな活躍しているので、ここで名誉挽回したいと思っています」と闘志を見せた。