2025.05.19
スポニチアネックス
水口優也騎手が6月いっぱいで引退 デビュー16年目「騎手という仕事をやれたことが幸せでした」
JRA騎手でデビュー16年目の水口優也(34=池江)が6月いっぱいで引退することを決めた。

19日、取材に応じた水口は「去年の夏から考えていて、年齢やセカンドキャリアを考慮し、次のステップに進むことを決めました。オーナーや調教師、厩舎の皆さん、騎手仲間、馬に感謝の気持ちしかありません。一日一日が思い出になっているし、騎手という仕事をやれたことが幸せでした」と思いを口にした。
2010年にデビューし、崎山厩舎のセカンドテーブルとのコンビで16年鞍馬Sを制し、17年シルクロードS3着、CBC賞2着、18年CBC賞3着と重賞で好走。21年函館記念は所属先の池江厩舎アイスバブルで14番人気2着と高配を演出した。
引退後に関しては「馬産業に貢献できれば。人材育成の仕事をします」とのこと。6月28、29日の小倉開催がラストライドとなる。
◇水口 優也(みずぐち・ゆうや)1991年(平3)3月22日生まれ、茨城県出身の34歳。10年3月6日に美浦・加藤征弘厩舎所属でデビュー。同6月27日、福島6RのビラゴーティアラでJRA初勝利。12年7月に美浦所属から栗東に移籍、18年1月に池江厩舎所属になった。JRA通算2669戦84勝。1メートル63、51キロ。血液型A。