2025.05.17
スポニチアネックス
【新潟大賞典】8番人気シリウスコルト快勝 田中勝春師は重賞初挑戦初勝利の偉業達成
G3「新潟大賞典」は8番人気のシリウスコルト(牡4、父マクフィ)が制し、8回目の重賞挑戦で初制覇となった。

管理する田中勝春調教師(54)は今年3月の開業から初の重賞挑戦で初勝利という偉業を成し遂げた。鞍上の古川吉洋(47)は2021年のマイラーズカップ(阪神)をケイデンスコールで制して以来の重賞12勝目。
2着に武豊騎乗の3番人気サブマリーナ、3着に10番人気のハピが入り、3連単<8><14><5>は39万9750円(1333番人気)の波乱決着となった。
▼新潟大賞典 1967年から77年まで福島で行われていた「福島大賞典」が78年、福島競馬場の馬場改修工事に伴い新潟で新潟ステークス(第12回福島大賞典)として行われていたのを機に廃止され、翌79年5月に新潟競馬場の芝2000メートル(外回り)を舞台の5歳(現4歳)以上のハンデキャップ競走として創設された。
84年のグレード制導入に伴いG3に格付けされ、その後に幾度か距離の変更があったが、2001年夏に新潟競馬場のスタンド・馬場改修工事(右回りから左回りに変更)が完成し、02年から左回りの芝20000メートル(外回り)に舞台を替えて行われている。