【ヴィクトリアM】ビヨンドザヴァレー　東京で“血が騒ぐ”イスラボニータ産駒はコース別最多40勝

　ビヨンドザヴァレーの母リリーオブザヴァレーは10年に仏ロンシャン（現パリロンシャン）芝2000メートルのG1オペラ賞勝ち。7歳上の半兄ヴァンキッシュランは16年青葉賞Vと東京で結果を出した。

　皐月賞馬の父イスラボニータは現役時代、13年東スポ杯2歳S、14年共同通信杯と東京で重賞を2勝し、ダービー2着。21年夏にデビューした産駒は東京でコース別最多の40勝をマークし、勝率10.2％は京都（同11.1％）に次ぐ数字だ。ビヨンドザヴァレー自身も東京芝1600メートルは【1・1・0・1】と好相性。コース替わりで、もうひと押しが利く。