2025.05.13
スポニチアネックス
21年ホープフルS覇者キラーアビリティ 引退…インドで種牡馬入り ディープインパクトの血を次の世代へ
21年ホープフルSを制したキラーアビリティ(牡6=斉藤崇、父ディープインパクト)の引退が決まった。13日、キャロットファームが発表。インドからオファーがあり、それに応える形となった。

通算18戦3勝、うち重賞は22年中日新聞杯を合わせて2勝、獲得賞金は2億87万9200円。サウジアラビアに遠征した2月22日のネオムターフカップ10着がラストランになった。
インドと日本は縁が深く、06年葵S(当時はオープン特別)を制したサンデーサイレンス産駒ウインレジェンドがインドで種牡馬入り。既に10頭以上のクラシックホースを出し、殿堂入り種牡馬となっている。
今年のインドダービーはフィエロ産駒ランケリーノが差し切りVを決めた。フィエロと同じく、南アジアの競馬大国で父ディープインパクトの血を次の世代につないでいく。