2026.09.04
レッドモンレーヴ、セントウルSへ
今週末、阪神競馬場ではセントウルS(GⅡ)が行われる。
ここに登録しているのがレッドモンレーヴ(牡7歳、美浦・蛯名正義厩舎)だ。
前走は高松宮記念(GⅠ)。1200メートル戦を走るのは、2025年3月のオーシャンS(GⅢ)で7着に敗れて以来のことだった。約1年ぶりに再びこの“電撃の1200メートル戦”に挑むと、18頭立ての15番人気という低評価を覆す激走を見せる。戴冠こそならなかったものの、GⅠの大舞台で2着に善戦してみせた。
「きっちりと絞れて(前走比マイナス18キロ)良い状態で臨めたので、距離が短すぎるという心配はありませんでした」
蛯名調教師は、決して偶然の好走ではなかったことをこう表現した。
さらにブリンカーを装着して勝負に出ると、3コーナーで前が狭くなる不利を受けながらも末脚を伸ばし、2着に食い込んでみせたのだ。
今回はそれ以来、5カ月以上の間隔を空けての競馬となるが、9月2日(水曜)の最終追い切りではウッドチップコースで軽快な動きを披露。古馬2勝クラスの相手を5馬身先行させながらも、ラストは11秒4で伸びてきっちりと先着した。
「久々のレースの分、いくらか体に余裕はありますが、輸送で減るタイプですし、先週までしっかり乗り込んできたので、これくらいで充分です」
蛯名調教師はそう言うと、さらに続けた。
「以前と比べて、最近は調教でも良い雰囲気で取り組めています。今回も次につながる競馬をしてくれると信じています」
「次」とはもちろんスプリンターズS(GⅠ)のこと。春の悔しさを晴らす秋が来るよう、今週末は良いステップを踏めることを願いたい。
(撮影・文=平松さとし)