2026.01.31
カランダガン、JRA特別賞を受賞
26日、都内のホテルで25年度のJRA賞授賞式が行われた。
年度代表馬に選出されたフォーエバーヤング他、各部門の関係者が表彰される中、会場には例年とは少し異なる雰囲気が漂う瞬間があった。
外国馬として20年ぶりにジャパンC(GⅠ)を制したカランダガンが特別賞に選ばれ、関係者が壇上へと招かれたのだ。
陣営からは、オーナーでアガ・カーン・スタッド代表でもあるザラ王女と、同スタッドのフランスディレクター兼レーシングマネージャーを務めるネモネ・ルースさんが来日し、登壇。ザラ王女は次のように喜びを語った。
「私たちの馬がジャパンCを勝てたこと、そして、このような名誉ある賞をいただけたことを、大変、光栄に思います」
王女とともに来日したルースさんも、偉業を達成したカランダガンについて次のように振り返った。
「素晴らしい日本馬たちを破り、ヨーロッパの馬としては20年ぶり、フランスの馬としては実に38年ぶりに、この重要な国際レースを制することができました。彼がエリートチャンピオンであることを証明できたと思います」
この快挙から約10カ月前、アガ・カーン殿下はポルトガルで88年の生涯に幕を下ろしていた。ルースさんは当時をこう振り返る。
「その日は、殿下のもとで働いていた私たちにとって、最も悲しい日でした。殿下は生前『成功したいなら、すべてのつながりを大切にしなさい』と、いつもおっしゃっていました。ジャパンCの勝利は、その教えが間違っていなかったことを証明するものでもありました」
そう語ると、さらに続けた。
「それが何よりもうれしく、これからも殿下の教えを信念として生きていきます」
今シーズンも現役を続行するカランダガンは、まずドバイでドバイシーマクラシック(GⅠ)に出走する予定だという。その先に、ジャパンC連覇はあるのか……。今後の動向に注目したい。
(撮影・文=平松さとし)
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