2024.02.13

【フェブラリーS】キングズソード95点 砂の“一刀流”申し分なしの仕上がり

 ◇鈴木康弘氏「達眼」馬体診断

キングズソード

 キングズソードはひと目でダート馬と分かる、太くて短い首の持ち主です。肩の筋肉が非常に大きいため首が一層短く映ります。筋肉で大きく盛り上がった臀部(でんぶ)も力強い。飛節の位置は高めですが、骨量も豊富。パワー型の見本のような体つきです。

 JRAが発表したフェブラリーSのレーティングではこの馬が118ポンドでトップ。次位のウィルソンテソーロ、ジャスティンカフェ、ガイアフォースに3ポンド差をつけました。レースパフォーマンスがそれだけ優れていたとの判断でしょう。馬っぷりもレーティング通りです。毛ヅヤは良好。腹周りもしっかり引き締まっている。申し分のない仕上がりです。

 立ち姿は尾の付け根に力が入りすぎていますが、ハミの受け方は穏やか。目、耳、鼻先も左前方の一点に集中しています。

 問題はスタート後に芝が約100メートル続く特殊なコースレイアウトでしょう。芝スタートのダート戦は中京1400メートルコースで一度だけ経験し、後方から追い込み6着。芝&ダート二刀流の馬体を持つガイアフォースとは対照的な砂の一刀流が序盤の芝で流れに乗れるかが浮沈の鍵です。