大久保龍志師が父・正陽元調教師をしのぶ「師匠としておやじとして、尊敬するところはいっぱいある」

 JRAは25日、大久保正陽(まさあき)元調教師が病気のために21日に亡くなったと発表した。87歳だった。葬儀等は家族葬として執り行われた。

94年11月6日、菊花賞を制し、3冠馬となったナリタブライアンと大久保正陽調教師(左)

 57年に騎手デビュー。70年に騎手を引退して、71年に調教師免許を取得した。73年に開業。94年にナリタブライアンで3冠を達成、3冠トレーナーとなった。G1級勝利は11勝、重賞50勝を挙げた。通算成績は7007戦597勝。

 息子で現役調教師の龍志師は「亡くなってから改めてデカかったなと思います。この世界で師匠は一人、おやじだけですからね。見習い調教師(技術調教師)としてはいろいろと行きましたが、大久保(正陽)厩舎で勉強して、試験に受かって、これ(大久保厩舎)一本。在籍しているときに、(ナリタ)ブライアンみたいないい馬を間近で見させてもらったことも大きな財産になっていると思います。師匠として、おやじとして、尊敬するところはいっぱいあります。(改めて父親の存在は)意識しているというか、超えていかないと、という気持ちもありますけど、超えられないデカい山だなという気持ちもあります」と改めて敬意を示した。

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