【シルクロードS】深山師 立教魂でウインマーベルを導く

 立教魂でG1前哨戦をいただく!高松宮記念につながるG3「第28回シルクロードS」(29日、中京)で重賞2勝目に挑むのが昨年のスプリンターズS2着馬ウインマーベル(牡4=深山)。管理する深山雅史師(45)は競馬サークルでは珍しい立大卒。レスリング部に所属して奮闘したが、同部は昨年、60年ぶりに大躍進。同大学は55年ぶりの箱根駅伝出場も果たしており、同師は母校から大いなるパワーをもらったという。

深山師

 母校の頑張りはいつだって励みになるもの。昨春、立大のレスリング部が60年ぶりに東日本学生リーグ戦の1部に昇格した。青春時代、同部で汗を流したのがウインマーベルを管理する深山師だ。後輩たちの活躍に刺激を受けている様子。「仲間内のグループLINEが凄く盛り上がりましたね。自分たちが現役の頃は考えられなかったですから。箱根駅伝(55年ぶり出場、総合18位)も頑張ってくれた。母校が頑張っているのは凄くうれしいですよ」と笑顔を浮かべた。

 立大卒業後、オーストラリアに渡って競馬の世界へ。学生時代にマットの上で培った経験はこの業界でも生きた。「レスリングは体力と筋力が必要。全身の筋力を鍛えられたのは馬を制するのに役立ちました」。本格的に馬に乗り始めた当初は何度も馬から振り落とされたが「落馬をした時にサッと受け身を取れるのが良かった。大きなケガにつながりにくかったです」とレスリング経験に感謝した。

 そして、レスリング部の快進撃と同時期にメキメキと頭角を現したのが、厩舎期待のウインマーベル。22年葵Sを勝つと、年長馬相手のキーンランドC、スプリンターズSでも2着に好走した。この中間はしっかりと休養。体重は現時点で約480キロ。師は「多少成長分もあると思っています。筋肉が増えた印象を受けるし、しっかりとしてきた」と目を細める。

 ハンデはトップの59キロ。それでも師は「実績を考えれば仕方ないと思うし、ここまでのハンデ戦も重量を背負った馬たちが結果を残しているので。(葵Sで勝利した)中京1200メートルも問題ありません」と前を向く。母校の勢いに背を押され、23年始動戦、そして先の大舞台まで駆け抜けていく。

 ◇深山 雅史(ふかやま・まさし)1977年(昭52)2月8日生まれ、東京都出身の45歳。立教高―立大理学部卒。大学で競馬と出合い、卒業後はオーストラリアへ。帰国後、ノーザンファーム、競馬学校厩務員課程を経て、05年伊藤正徳厩舎。19年調教師免許取得。同年5月4日、ペイシャネガノで初勝利。22年葵S(ウインマーベル)で重賞初勝利。JRA通算882戦39勝。

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