【ジャパンC】仏馬グランドグローリー 東京競馬場への直接入厩がアシスト!陣営「今年は全然違う」

 既に東京に入っているフランス馬グランドグローリーはダートコースで軽快に動いた。

ダートコースで調整するグランドグローリー(撮影・村上大輔)

 午前6時過ぎ。グランドグローリーは薄暗い静寂の東京競馬場ダートコースの内ラチ沿いを軽快に駆け抜けた。5F72秒8~1F13秒5(馬なり)。騎乗したデュモン助手は手綱を抑えたまま。2年連続の来日で環境にもなじむ。追い切り後はペースダウンし、楽しむようにのんびり歩いた。

 デュモン助手は穏やかな表情で切り出した。「今朝は馬のフィーリングに合わせて(ピッチを上げる距離は)短めにして自由に走らせました。とてもリラックスして、私が指示したように走ってくれた」

 昨年(5着)は2コーナーで前が詰まる不利がありながら、メンバー2位タイの上がり3F34秒2で掲示板入りの健闘。6歳を迎えた今年も衰えていない。2走前のプリンスオブウェールズS(3着)では4着シャフリヤールに先着。前走・凱旋門賞(5着)は極悪の道悪馬場にも負けず、後方から粘り強く脚を伸ばした。「昨年は輸送がうまくいかず、回復に時間がかかった。今年は全然違います。調教の強度とかではなくて、フランスでやれていることが日本でもやれています」と笑顔で昨年以上を示唆。東京競馬場に輸入検疫が可能となった国際厩舎が完成。以前の競馬学校で輸入検疫→競馬場の“二段輸送”がなくなり体調維持を後押ししている。スマホでも見られる馬房内の監視カメラの映像も度々確認して、状態の把握に役立てているという。

 調教の合間を縫って、日本の文化も楽しんでいる。同行したロンキナ助手と一緒に22日には2人だけで地下鉄に乗って、明治神宮や渋谷を訪れた。デュモン助手は「フランスとも文化が違うので楽しいです。昨年は(コロナ禍による)外出制限があって、もったいないねと話していたんです」と満喫している。観光もしつつ、レースも全力だ。

 「出走馬のレベルは昨年ほどではないと聞いています」とした上で「(優勝の)可能性はあるかもしれません」と語るデュモン助手の表情から隠しきれない野心がうかがえた。

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