【オールカマー】ソーヴァリアント 9カ月半ぶりでも軽々ラスト1F11秒6!大竹師「本当に状態はいい」

 東西G2の追い切りが22日に行われた。日曜中山メインの「第68回オールカマー」に出走するソーヴァリアントが22日、美浦Wコースで追った。昨年12月チャレンジC以来の復帰でも僚馬に楽々と先着。もうすぐ始まる秋のG1戦線へ、楽しみな素質馬が帰ってくる。

併せて追い切るソーヴァリアント(左)(撮影・西川祐介)

 1週前追いに続いて抜群の最終リハを終えたソーヴァリアント。ここが9カ月半ぶりとは思えない気迫のオーラを身にまとっている。1週前に「過去一の出来」とした大竹師のトーンは当該週になっても落ちていない。師は「本当に状態はいいですね。極めて健康な状態にある。脚元も大丈夫ですよ」と力強い。

 Wコースでの最終追いはロジペルレスト(7歳オープン)を大きく前に置く形でスタート。無理なくスルスルと僚馬との差を詰めていく。内に入った直線は馬なりのまま一気に加速。力強いフットワークで僚馬を2馬身置き去りにした。5F68秒7~1F11秒6の時計が充実の証だ。「今日は鞍上が促さずに手綱を緩めたらそこから伸びるかの確認。1週前と違って手前は替えなかったけど、いい反応でしたね」とトレーナーは納得の表情で振り返った。

 全9戦中6連対のポテンシャルは誰もが認めるところ。初めて重賞で年長馬と対戦した昨年末のチャレンジCも余裕たっぷりの快勝劇だった。だが、快進撃を期待された上半期のレースは右後肢の骨折で見送り。痛恨の休養期間となったが、悔しさをバネに羽ばたく準備はできている。

 「馬体の幅が出てきたし確実にパワーアップしている。年齢を重ねてメンタル面も成長していると思う。(強敵がそろい)ここは物差しになるんじゃないでしょうか」

 当然、この先で視界に入るのはチャレンジCと同じ2000メートルで行われる天皇賞・秋。それでも大竹師は「距離適性のレンジは広い方が使うレースが増えるし、(今回の)2200メートルは守備範囲であってほしい。次戦はここの結果次第」と復帰戦での結果と内容にこだわる構え。エフフォーリア、タイトルホルダーなどの同期に後れは取ったが、まだ4歳秋。この馬の全盛期はここから。

 《休み明けでの勝利は21回》オールカマーは86年以降、2カ月以上の休み明けが21勝。現在の休養期間最長平地重賞Vはヴェルトライゼンデが鳴尾記念を勝った中70週だが、それまでは88年オールカマーをスズパレードが勝った時の中65週が最長だった。89年オグリキャップが前年有馬記念以来、10年シンゲンは前年天皇賞・秋以来と、印象的な鉄砲Vもある。今回はソーヴァリアント、バビット、クリスタルブラックが半年以上の長期休養明けで臨む。

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