【エルムS】角田和 父と挑む重賞初制覇、ブラックアーメットと「毎日稽古」

 ◇注目の若手騎手

角田大和

 2年目の角田大和(20)はエルムSのブラックアーメットで21年CBC賞(プリカジュール=13着)以来、2度目の重賞騎乗。父・晃一師の管理馬での挑戦は初めてだ。「(後輩の今村)聖奈が一発で勝ったし(同い年の)泉谷も昨年重賞を勝っている。今回は父の馬ですし、そうじゃなくても重賞は特別。一発狙いたい」と若手躍進の風に乗り損ねる気はない。

 1年目は20勝。今年は早くも27勝を挙げている。進化を支えるのは探究心。トレセン実習の時期から騎乗フォームの改良を模索。「YouTubeで世界の競馬を何度も見て、スロー再生して木馬で練習して、また動画を見て…の繰り返し」。最初は“格好いいから”という理由で憧れを抱いていたヨーロピアンスタイルの追い方も徐々に板についてきた。

 大先輩のダービージョッキーでもある父の助言も成長の要因。「競馬に乗って、自分でも“ここを突かれるやろうな“と思って帰ったら、やっぱり怒られます。ありがたい環境でできている」。今回の相棒ブラックアーメットには付きっきり。「父からは“力ませないように”と言われています。毎日稽古をつけていい結果が出れば自信になるはず」。気鋭の20歳が北の大地で飛躍のきっかけをつかむか。

 ◇角田 大和(つのだ・やまと)2001年(平13)9月3日生まれ、滋賀県出身の20歳。父である角田晃一厩舎所属で21年3月6日デビュー。同月27日・中京5RのカフジアスールでJRA初勝利。JRA通算923戦47勝(5日現在)。趣味のゴルフは自称「飛ばし屋」。1メートル67、47キロ。血液型B。

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