先週は3日間開催で計11頭が勝ち名乗り。日曜中京の芝2000メートル戦を逃げ切ったトゥデイイズザデイはディープインパクト産駒。押し出されてハナに立ったが、掛かる面は全く見せず。終始コントロールの利いた走りで危なげなく逃げ切った。時計は平凡だが7頭立てのスローペースでは仕方なし。操縦性から距離を延ばしても対応できそうだ。
月曜中山で勝ち上がった2頭の牝馬も有望。芝1600メートル戦を逃げ切ったロムネヤは序盤から徹底マークを受けたが、リズムを崩すことなく最後まで抜かせなかった。牝馬らしからぬ落ち着きぶりで馬体の完成度も高い。ファンタジアは好位の内で折り合い、馬群の切れ目から進路を確保。エンジンの掛かりが遅かったが、残り100メートル過ぎでトップギアに入り、一気に差し切った。東京でさらに良さが出そうなタイプで楽しみだ。