キズナが土日2日間でG2チューリップSを含む7勝の固め打ち!
今季勝利を22勝としリーディングもベストテンに戻しました。
その内訳は、芝とダートが半々の11勝ずつですからバランスの
良さが際立ちます。芝偏重の父ディープインパクトになかった
特徴です。もっともディープは、とくに初期の頃はダートへの
出走機会そのものが少なかったので、単純比較はできませんが
芝砂兼用はキズナの秀でた個性と言って良いでしょう。

勝利距離は芝が1200m〜2400mを満遍なく幅広くカバーして
2000m5勝というのも、先々のクラシックやグレードレースを
考えれば非常に好感が持てます。
ダートも距離を選ばず1000m〜1800mで勝って、交流を含め
基幹的位置付け1800mで7勝を上げたのも頼もしい限りです。
一口に言ってキズナは芝もダートも走り、道悪馬場も苦にせず
距離はチャンピオン・ディスタンスをリカバーしています。
種牡馬としては、ケチのつけようがない超優等生ですね。

キズナが非凡なのは必ずしもワールドクラスのエリート牝馬を
配合相手に選ばれているわけではないのに非凡な勝ち上がりを
量産し、ここ一番の重賞レースにも強い底力にありそうです。
誤解を恐れずに言えば「雑草血統」の逞しさをすら感じます。

「キズナ」という印象的な馬名の由来となったとも伝えられる
「3.11」がもう間もなくやって来ます。新型コロナウイルスの
影響で、今年は慰霊祭も取り止めになるとか。キズナや産駒の
頑張りが被災者の方々の心の支えとなってくれたら幸いです。