昨日行われた11億円という世界最高1着賞金を賭けたサウジCは
アメリカ調教馬のマキシマムセキュリティが快勝しました。
パワフルな先行力の持ち主で、ゴール前でさらに一伸びできる
末脚の確かさに歴代チャンピオンに遜色ない底力を秘めます。
アメリカ馬のダートの強さには舌を巻かされる思いがします。

昨日のマキシマムは勝負服がいつもと変わりクールモア仕様で
権利の半分とかを買い取られたいうことなのでしょうか?
引退後は、アメリカンファラオも繋養されているクールモアの
北米拠点アシュフォードスタッドで供用されるのでしょうね。
サウジCで稼いだ11億円どころでない巨額の利益を馬主さんに
もたらすことになりそうです。

この歴史的勝利でマキシマム自身の価値も急上昇していますが
父ニューイヤーズデイも北米リーディングサイアー堂々首位の
座に躍り出て、1着賞金720万ドル≒8億円のドバイワールドCを
勝つようなら今季チャンピオンサイアーをほぼ確定させます。
一昨年アロゲートが、ペガサスワールドCとドバイワールドCの
高額賞金戦を連勝、5年前に死んだ父アンブライドルズソングを
チャンピオン種牡馬の王座に引き上げた奇跡を起こしましたが
マキシマムの父ニューイヤーズデイも、既に日本に輸出されて
今春から社台SSで種付けを開始しています。
種付け料300万円は今となってみると、お得感いっぱいです。

ニューイヤーズデイは今は亡きストリートクライの血を伝える
貴重な後継で、ストリートクライが遺した19連勝のゼニヤッタ
33連勝のウィンクスなどの怪物牝馬を思えば、常識破りの大物
輩出の血と考えて良いでしょう。
世界的にも希少な血統であり、確たる後継馬の誕生を世界中の
ホースマンが首を長くして待ち望んでいます。
ダートはもちろん得意で、配合によっては芝にも十分適応でき
AW馬場にも実績を残す“三刀流”の万能血統と言えそうです。
ニューイヤーズデイにどんな牝馬が集まるか、楽しみですね。