日曜の香港国際競走は4つのG1で日本馬が3勝を独占しました。
日本馬の頑張りも立派でしたが、ひときわ光ったのがジョアン
モレイラ騎手の獅子奮迅の大活躍でした。
最初の香港ヴァーズをグローリーヴェイズで圧勝して見せると
香港スプリントでも地元馬ビートザクロックで1、2番人気馬を
まとめて差し切って連勝、香港マイルには上がり馬ワイククで
挑みアドマイヤマーズに半馬身まで詰め寄る2着を死守します。
3戦2勝2着1回とほぼパーフェクトな成績を残しました。

モレイラ騎手は、日本への移籍の志半ばで傷心で帰国して以降
ザック・パートン騎手にリーディングジョッキーの王座を譲り
渡していましたが、「ミスター・マジック」の二つ名で世界を
唸らせたモレイラ騎手の神技が、ようやく復活したようです。
来年夏のシーズンオフは短期免許で来日して欲しいものです。

最高賞金レースの香港カップは騎乗馬がなく、見るだけだった
のですが、この日に参戦の日本馬9頭のうち唯一日本人騎手が
手綱を執った松岡正海騎手のウインブライトが快勝したのには
胸がスカッとする思いです。ウインブライトにとってG1制覇は
今春のクイーンエリザベス2世Cに続いて二冠目。シャティンの
馬場が、よほど大好きに生まれついたようです。

香港マイルを快勝したアドマイヤマーズの晴れ姿も心が温まる
思いにさせられました。良い仕事をしてくれました。オーナー
近藤利一さんにとっては何よりの供養になったことでしょう。
これでマイルG1は3勝目です。阪神ジュベナイルフィリーズを
圧勝したレシステンシアともども、ダイワメジャー祭でした。
香港ヴァーズのグローリーヴェイズも強かったですね。さらに
成長すればディープインパクト最強のステイヤーに育つかも?
来年に向けて楽しみが膨らみます。

しかし香港のスプリンターは強く、その層の厚さも相当です。
ダノンスマッシュは、鞍上デットーリを持ってしても、競馬を
させてもらえませんでした。ここ香港で圧倒的な力で連覇した
ロードカナロアの強さは、よほど飛び抜けていたんですね。
あのクラスの最強馬でないと勝てないレースなのでしょうか?
喜びもあり反省もありの、今年の香港国際競走でした。