昨年、新種牡馬チャンピオン!に輝いたジャスタウェイですが
なぜか重賞と無縁のまま、先週まで未勝利が続く有様でした。
2歳重賞の幕開け戦G3函館2歳Sでラブミーファインがハナ差の
2着、秋のG2京王杯2歳Sではアウィルアウェイがまたもハナ差
2着したときは、初制覇も時間の問題と誰もが考えたのですが
年が変わったクラシック皐月賞もヴェロックスが3度目の2着!
勝ち馬サートゥルナーリアとはアタマ差の惜敗でした。G1でも
勝ち負けの競馬を演じるのだから弱かろうはずはありません。

それにしても勝利の女神からここまで見離されるとは想定外!
運なのか?成長力自慢のハーツクライのやや奥手な血ゆえか?
阪神のG3チャレンジCを鮮やかに差し切り父ジャスタウェイに
重賞初勝利をプレゼントしたロードマイウェイは、血統的には
ナスルーラの爆発的な瞬発力と、ハイペリオンの底力に富んだ
持久力を狙って配合されたトニービン4X3のクロス持ちです。
少しつまずき加減のスタートで後方からの競馬になりましたが
持ち前の持久力を発揮して長く良い脚を使って徐々に差を詰め
直線では前を行く馬をゴボウ抜き!電光石火の瞬発力でした。
これで5連勝と破竹の勢いにあります。来年はG1戦線にも堂々
名乗りを上げて来るでしょう。ちょっと不運続きに泣かされた
ジャスタウェイにも、ようやく遅めの春がやって来そうです。

同日の中京、ダートの犬山特別では、同じジャスタウェイ産駒
マスターフェンサーが、堂々たる横綱相撲で圧勝しています。
ケンタッキーダービーが繰り上がりとは言え鋭い末脚で6着に、
ベルモントSでも5着と、本場のクラシックで鍛え抜いた実力は
伊達ではありませんでした。現在は条件級に甘んじていますが
いずれ遠からずダート重賞戦線で名を馳せるだろう逸材です。

年が明ければ、種牡馬達には種付けシーズンが待っています。
ひと頃の評判が傾きがちなジャスタウェイですが、良い時期に
勝ってくれた孝行息子連の出現で勢いを取り戻してくれそう!
芝とダート双方の二刀流、距離も想像以上にこなしそうです。
生産者の皆さん、馬主の方々にとっても朗報と言えそうです。