ホーストピックス

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ホーストピックス一覧

レッドオルバース、ダートで連勝を飾る!

初ダートで鮮やかな快勝を決めた前走に続き、
昇級戦でも人気馬をおさえる堂々とした競馬で連勝!
これでダートに変わって2戦2勝と覚醒した姿を見せています。

もともと芝の新馬を鮮やかに勝ち上がった馬で、
能力の高さは折り紙つきでしたが、
いつからか勝ち運に見放される格好となりました。

その打開策のひとつとして挑んだのが3月の中京ダート戦。
そこで予想以上に強い勝ち方を披露して久々の勝利に酔いしれたのも束の間、
今度は舞台を中央場所に移し、現級でも能力上位の馬たちを相手に
自ら展開を支配して押し切ったのですから、これは単に勢いだけではなく
元から備わった資質の高さをダートをきっかけとして開花させているようです。

母や兄弟の走りを見ても、決してダートが格段に得意とも思えぬ
血統構成ですが、オルバース自身の好調の波とダートが
うまくマッチングして今の充実期を迎えるに至ったようです。
芝で僅差の勝負を演じた馬の中には既にOP重賞で活躍する馬の名も見え、
相手関係によるところもあるのかもしれませんが、
何にせよこれでダートは2戦2勝。
試金石ともいえる次走が早くも楽しみです。

奥手だった母アグネスラズベリが6歳にして重賞を制したように、
オルバースにもその軌跡を辿るような今後の活躍に期待しています。
引き続き、レッドオルバース号へのご声援、よろしくお願いいたします。

レッドアマビリス、逃げて後続を完封!

レッドアマビリスが
休養明け3戦目にして嬉しい2勝目を飾りました!

前走の直線でやや不完全燃焼になったことも教訓となったのか、
今回は積極的に押してハナに立つ競馬。
これまで経験したことのない戦法にも戸惑うことなく、
直線では最速の上がりを駆使して後続を突き放す完勝。
名手との息もぴったりの痛快な勝利となりました。

初勝利が昨年4月ですからほぼ1年ぶりの2勝目ですが、
無事であれば上のクラスで活躍していた可能性を秘めている素質馬。
初勝利後に判明した剥離骨折で長らく休んでいたため、
復帰後の調整もまだ手加減なしとはいかない状況下での
この勝ち方が能力の証明といえそうです。
血統的な裏づけも十分で無事なら今後更なる高みを目指していけそうです。
引き続き、レッドアマビリス号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドローゼス、特別戦を圧勝!

人気に応えて山藤賞を勝ち2勝目を挙げました。
前走はいかにも休み明けといった感じでの3着、
それでも能力の片鱗は見せたのですが、
ひと叩きされた今回は道中の手応えからして違いました。
4コーナーでは早くも勝利の予感を感じさせる位置取り、
直線も期待に違わぬ伸び脚であっという間に後続を突き放し、
最後は手綱を押さえる余裕すら見せながらの快勝でした。

デビュー戦からハイレベルの相手と戦ってきたローゼス。
初戦3着時の1、2着馬はすでに500万を勝ち、
2着のアウトライアーズは重賞での連対も誇ります。
2戦目にハナ差の勝負を演じたサトノアレスに至っては次走でG1を制覇。
ベゴニア賞でもエトルディーニュ、クライムメジャーといった強豪と
差のない競馬を演じていたわけで、正直なところ
今回は負けられない一戦だったわけです。

この大事な一戦を制した先に見えてくるのは、
まだ間に合うダービー参戦への挑戦でしょうか。
次走については未定ながらも、レース後に問題がなければ
中2週で迎えるプリンシパルSが有力となってくるかもしれません。

気性は父の産駒らしく前向きなところがありますが、
一戦ごとにレース振りが大人びて進境がうかがえますし、
何より血統的には母系にガリレオやナシュワンといった
欧州の重厚かつ底力溢れる血統を有する配合の持ち主です。
ぜひとも大舞台で強い相手に挑んでもらいたい、
そんな思いで今後の動向を見守りたいと思います。
引き続きレッドローゼス号へのご声援よろしくお願いいたします。

根性を発揮して競り合いを制す!

レッドアーサーが3戦目にして嬉しい初勝利を飾りました!
人気に応えての勝利ですから順当勝ちといったところですが、
思いのほか苦戦を強いられ、最後は薄氷の勝利。
それでも勝ち切ったことが大きく今後に繋がりそうです。

レースは道中2番手からいつでも抜け出せる磐石の構え。
4角の手応えも上々だったので「これはいける」と思ったのも束の間、
2着馬も手応え良く進出し、一時はアーサーを脅かす脚色で先頭に踊り出ます。
レースの形からすれば外から差してきた2着馬が断然優位の流れですが、
そこからアーサーも簡単には屈せず、馬体を合わせて勝負根性を発揮。
最後はゴール版を察したかのごとく鼻だけ前に出たところがゴールでした。

徐々に未勝利戦の期間も少なくなってくるこの時期、
勝てる時に勝っておかないと後々まで響いてくる厳しい世界です。
馬自身がその状況を分かっていたとも思えませんが、
最後に意志を持つかのごとく差し返した内容は着差以上に強く、
未勝利戦の一勝という字面以上に価値のあるものでした。

母サンクスアロットは当クラブ活躍馬レッドリヴェールの姉。
レッドリヴェールの弟レッドヴェルサスも現役活躍中と、
クラブにとっては相性のよい血筋出身となります。
一族に共通して見られる共通項は長くタフに走れる体質の強さ。
これは競走能力と同時に競走馬にとって最も大切な資質のひとつです。
アーサーにもその資質が受け継がれていることに期待して、
今後の成長と躍進に思いを馳せたいところです。
引き続きレッドアーサー号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドオルバース、ダート替わりで久々の美酒

レッドオルバースがキャリア16戦目にして挑んだ
初のダート戦であっさりと結果を出してくれました。
道中は好位の外目を進み4角では早くも先頭に踊り出る勢い。
直線でも脚色は鈍らず2着馬に2馬身半差をつける完勝。

勝つときはこうもあっさりといった感じですが、
華々しくメイクデビューを決めた後の2勝目は近いようで遠いものでした。
新馬の勢いを駆って挑んだ特別戦では不利を被りながらクビ差の2着。
その勝ち馬が東京優駿でも5着と善戦し3着馬は後に重賞を制覇。
この時のクビ差が後々まで響いてしまったわけではないのでしょうが、
その後のオルバースは勝てそうで勝てず、こんなものではないはずなのに…
との思いを募らせた方も多かったかと思います。

結局、新馬勝ちから2年半…
オルバースの力からすれば遅すぎた感もありますが、
ようやく嬉しい2勝目を勝ち取ってくれました。
キャリア16戦にして5着を外したのはわずか1度だけ。
もともと崩れのない馬なので昇級してもヒケはとらないでしょう。
5歳にしてはキャリアも浅く、もうひと段階のびしろもありそうです。

母アグネスラズベリは故障もあって中央では勝ち上がることができず、
4歳時に園田競馬で初勝利を挙げた後、中央でリスタートを切った馬。
そこからは4連勝を含む快進撃でOP入りを果たし6歳時には重賞も制しました。
父ダイワメジャーも6歳にしてG1を2勝したほどの名馬ですから、
まだ2勝目を挙げたばかりのオルバースとはいえ、今後の期待は大きいです。
引き続き、レッドオルバース号へのご声援よろしくお願いいたします。

兄姉に続け!レッドオルガ初勝利

デビューから半年。
少しずつではありますが着実に力をつけてきた
レッドオルガが嬉しい初勝利を挙げました。
期待馬であるからこそ藤原調教師のジャッジは辛口で、
3着した前走後ですら、「まだまだ」といった姿勢は変わりませんでした。
今回にしても素質だけで勝ち得た勝利という想いが強いのではないでしょうか。
逆の見方をすれば、そうした状況下での勝利は非常に価値の高いものです。

兄弟にはいわずと知れた、リディル、クラレント、
レッドアリオン、サトノルパンといった重賞ウイナーの名がずらり。
ひとつ上の姉レッドアヴァンセもOP勝馬で今後益々の活躍が期待されています。
ただ、これだけの活躍馬揃いの兄姉たちの中で、
新馬勝ちを決めたのがクラレントただ一頭というのが
エリモピクシー産駒の7不思議とでもいえそうですが、
オルガも例に漏れず3戦目での初勝利でしたから、
良きにつけ悪しきにつけこの牝系の特徴を色濃く継いでいるようです。
だとすれば、継いでいるのは肉体面の丈夫さや息長く走れる成長力も。
年の離れたクラレントやレッドアリオンなどは大きな故障ひとつせず、
いまなお息長く重賞戦線に名を連らねていますし、
レッドアヴァンセも昨年の牝馬クラシックを完走した数少ない一頭でした。

オルガ自身にはまだひ弱い一面が残っているようですが、
馬の成長を阻害することなく育てることに定評のある名伯楽の下で、
どのような成長を遂げていくのか楽しみでなりません。
兄姉の背中を追いながらいつか追い越すぐらいの活躍を期待しています。
引き続き、レッドオルガ号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドアフレイム、嬉しい中央初勝利!

中央在籍時、3着2回2着2回を続けながら
惜しくも中央での勝利はお預けとなり、園田競馬にて連勝し、
再び中央に戻ってきたレッドアフレイム。
しかし、復帰緒戦でいきなり3着と明るい見通しを立てながら、
その後がもうひとつ伸びきれません。
ダートや距離を試行錯誤しながら時に好走を見せるのですが、
中央でも勝ち負けできるという確信にまでは至りませんでした。
とはいえ中央復帰後は、二桁着順の時ですら最大着差は0.6秒。
嚙み合えば500万なら十分に通用する能力は垣間見せていました。

今回は3ヶ月の充電を経て馬体重も10キロ回復と馬の状態は良好。
また、鞍上の荻野極騎手は3キロ減のつく新人騎手でありながら、
当日すでに1着1回、2着2回と活躍していたように
若手の中でも有望視されているホープ的存在。

そしてこのフレッシュなコンビが見事にやってくれました!
絶好枠の好スタートからロスなく走れるインを追走。
しっかり折り合いもついて4コーナーの手応えも抜群。
直線外に出して追い出されてからはこれまでにない反応を見せ、
熾烈な2着争いを尻目に一頭抜け出す完勝のレース内容でした。

父ディープインパクトに母父ホワイトマズルとの組み合わせには
息長く重賞戦線で活躍するスマートレイアーの存在があります。
ホワイトマズルの血からはシルポートやニホンピロアワーズといった
こちらも息の長い活躍馬がおり、アフレイムの今後を後押しします。
これまで多くても月1ペースで大事に使われてきたアフレイムにも
まだまだ多くの伸びしろが見込めますし、今回の勝利をきっかけに
さらなる活躍に期待したいところです。
引き続きレッドアフレイム号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドアルティスタ、得意の舞台で嬉しい3勝目!

前走で小倉不敗記録こそ途絶えたものの、
休み明けを叩いた今回はコース巧者ぶりを発揮して
小倉での3勝目を挙げたレッドアルティスタ。
ハイペースで逃げる2着馬を番手からねじ伏せた内容は
じつに力強く今後の伸びしろを感じさせるものでした。

3歳時には神戸新聞杯に挑戦したこともあり将来を嘱望された馬。
その割に500万下に降格後もなかなか勝ち切れなかったのは、
競馬に向かう姿勢や集中力にも問題があったようです。
改善策として昨年6月に去勢を施され、今回がそれから4戦目。
これまで2番手から抜け出す形の競馬は見せたことがなく、
俗に言われる「去勢の効果は半年以後」を証明した格好となりました。

もともと血統は素晴らしい馬で母系には欧州活躍馬がズラリ。
クラブ縁の血筋でもあり、姉レッドジゼルが3勝を挙げる活躍、
弟のレッドアンシェルは先日のアーリントンCで2着に入線。

3姉弟いずれも異なる父を持ち、ジゼル、アンシェルが
アグネスタキオン、マンハッタンカフェらしい切れ味を武器とすれば、
アルティスタは父ステイゴールドらしい底力を備えている印象。
今回のようにタフな展開になれば上のクラスでも通用するでしょうし、
ようやく能力を発揮できるようになってきたこの2戦の内容からも、
5歳にしてまだまだこれからといった思いがつのります。
引き続きレッドアルティスタへのご声援をよろしくお願いいたします。

3ヶ月ぶりでも素質の違いを見せ付ける快勝!

レッドミラベルが3ヶ月ぶりの実戦をものともせず
強い内容で嬉しい初勝利を挙げました。

舞台は中山芝1800m、枠は大外、決して楽な条件ではありません。
しかも結果として逃げた馬が2着、3、4着馬も4角3番手という先行決着。
さらに道中は終始大外を通り、序盤には行きたがる一面も…
と数え上げたらきりがないくらいの不利な条件が重なりながら、
最後は豪快に伸びて後続に3馬身半、これにはアッパレとしか言いようがありません。
大きく減らした馬体重についても、これが本来の適性なのかもしれませんが、
レース前に数字を目にした時にはドキッとしたものです。

並の馬であれば大きく崩れてしまってもおかしくないこの状況下、
これだけの強さを発揮できたのはデムーロ騎手のアシストもあるのでしょうが、
ミラベル自身に能力がなければこうも鮮やかな勝利はありません。

兄弟にはお馴染みのルルーシュがおり、現役ではクラブ所属馬の
レッドシルヴィが既に2勝を挙げ今後の活躍が期待されています。
父ステイゴールドとの配合は意外にもミラベルが最初で最後ですが、
ヨーロピアンな母系に大舞台に強い父との組み合わせが
今走で見せたような爆発力に繋がったようで相性の良さがうかがえます。

新馬で2着後、通常であれば間を空けずにレースに使いたくなるところを、
無理せず充電にあて立て直しを図ったトレーナーの判断にも感謝です。
師の下には同じように大切に育てられながら遂にG1ウイナーまで登りつめた
レッドファルクスが在籍していますが、ミラベルにも厩舎の先輩の姿を見て
一歩一歩大きな舞台への階段を歩んでいって欲しいものです。
引き続きのご声援をよろしくお願いいたします。

レッドストーリア、人気に応えて待望の初勝利!

レッドストーリアが小倉のターフを席巻しました。
まだひとつ勝ったばかりではありますが、彼女にとっては大きな序章。
もともと小さな体を402キロまで減らしての奮闘には頭が下がります。

デビューは昨年の秋。
2戦目に2着と変わり身を見せた時には勝利間近とも思えましたが、
その後の数戦は思わぬ足踏み。

前走は初の一番人気に指示されながら5着と人気を裏切る格好となり
多少なりとも物足りなさを覚えたものですが、後の結果を見ればそれも納得。
勝ち馬が次走のOPを連勝、2、3着馬も次走以降ですぐに勝利したように、
なかなかにレベルの高い一戦だったようです。
それ以前にも3戦目で半馬身差の勝負を演じたサトノリュウガが、
次走で福寿草特別を連勝しているように、2戦目以降、
常に牡馬を相手に善戦を重ねてきた能力は牝馬同士なら断然だったようです。

前走で好位から行って伸びあぐねたことを踏まえてか、
今回は序盤は慌てず後方に構え、機をうかがいながら徐々に進出する形。
外目を回りながらかなり長く脚を使っているはずですが、
直線に入ってもその脚色は衰えず、横綱競馬での完勝でした。

小柄なディープ産駒でありながら重や小回りコースでの好走も目につき、
一瞬の切れ味だけでなく、長く良い脚を使える長所を持つストーリア。
これは母系の重厚な血が顔をのぞかせているのでしょうか。
本馬の母アルレシャは、レーヴディソール、レーヴミストラルといった
重賞活躍馬のいとこにあたる良血馬なのです。
まだその仔に活躍馬は出ていませんが、ストーリアの今後の活躍が
母の名声を高めてくれるかもしれません。

始まったばかりのストーリアの物語が今後
どのように展開していくのか楽しみに見守りたいと思います。
引き続きのご声援よろしくお願いいたします。

レッドゲルニカ、連勝でオープン入り!

レッドゲルニカが昇級戦ながら断然の支持を集め、
その期待にたがわぬ内容でオープン入りを決めました。

今回の舞台は中山D1200m。
4走前にゲルニカのスピードの血を開眼させた舞台でもあり、
条件に不安はなかったものの、引き当てた枠が1枠1番。
当条件では一般的に不利な枠として知られています。

そんな試練を知ってか知らずかゲルニカ自身は
これまで通り父譲りのスピードに物を言わせた先行策。
準オープンに入ってもスピード負けすることはありません。
ただ、これまではどちらかといえば
スムーズに外目を追走することが多かったので、
内々の追走はこれもひとつの試練ではありました。

しかし逞しく成長したゲルニカには、
不利な枠も浴びせかかる砂も大きな足かせとはならなかった様子。
直線前が開くとしっかり脚を伸ばし、後続の猛追も完封。
着差以上の強い競馬だったと思います。

デビュー当初、手応えほど伸びずに失速を繰り返していた馬が、
馬の成長と適条件がマッチしたことであれよあれよとオープン入り。
父の代表産駒をうかがう位置にまで上り詰めてきました。
ここから先は甘い世界ではありませんが、まだまだ伸びゆく若駒のこと。
偉大な父に少しでも近づけるよう更なる躍進に期待しています。
来年もレッドゲルニカ号へのご声援をよろしくお願いします。

レッドジェノヴァ、2戦目で牡馬を完封!

レッドジェノヴァが2戦目で嬉しい初勝利を飾りました。
牝馬限定のマイル戦から牡馬混合の2000m戦へハードルは上がっても
終わってみれば先行策から1位タイの上がりを繰り出して
堂々の押し切り勝ちです。その上がりも36.8秒と掛かっているように、
牝馬特有の一瞬の切れを生かしたものではなく、持続力のある
スピードとスタミナを発揮して牡馬に打ち勝つ価値ある勝利です。

父にホワイトマズルを持つ母コロンバスサークルは2000m前後を得意とした活躍馬。
2600mのオープン戦でも連対があるように牝馬にしてはスタミナを誇る馬でした。
牝系からは菊花賞馬マンハッタンカフェも出ているようにスケールの大きさも感じさせます。
いわずと知れた父シンボリクリスエスは2度の有馬記念制覇からも分かるとおり、
スピード・スタミナ・操縦性に優れ、弱点の少ない近年有数の名馬。
今回の走りを見るにつけジェノヴァは両親の良いところを確実に受け継いでいるようです。

2戦目で未勝利をクリアしたことにより、初勝利まで7戦を要した母を
ある意味では既に超えました。とはいえ、まだ肉体的には未完成な面も多く、
ここからの伸びしろも十分に期待できます。
タフに6歳まで走り、重賞タイトルまでもう一歩というところまで力をつけた母。
重賞制覇のその夢を引き継ぎ、実現できた時が、真の母超えと言えるのかもしれません。

引き続き、レッドジェノヴァ号のご声援よろしくお願いいたします。

レッドゲルニカ、3馬身差の圧勝!

レッドゲルニカが断然人気に応えて3勝目を挙げました!
得意の湿った馬場にスピードの乗りもよく抜群の手応えで直線へ。
以前はそれでも手応えほど伸びず終い失速というシーンもありましたが、
差す形で快勝した3走前辺りからはレース振りにも幅が出て、
この日も手応え通りに伸びて危なげのない快勝でした。

昇級戦となった前走でハナ差の勝負を演じた勝ち馬は、
その次の準オープンもあっさりクリアして既にオープン馬。
それを考えればゲルニカの今回の勝利も極めて妥当なもので、
勢いに乗って次走で連勝を飾ったとしても驚けない充実ぶりです。

父カジノドライヴは2009年のフェブラリーSで2着。
その当時のメンバーは勝馬サクセスブロッケンを筆頭に、
カネヒキリ、ヴァーミリアン、エスポワールシチーなど、
それぞれが一時代を気付いたダートの強豪揃いでした。
その中で準オープンを勝ったばかりのカジノドライヴが、
持ったままの手応えで直線に向かい、最後に差されはしたものの、
一番人気カネヒキリの猛追を封じたレースは、
今も語り草となるほどのダートの名勝負と謳われています。

ゲルニカのスピード豊かな走りを見るにつけあの日の父の姿がだぶります。
来年のフェブラリーS、父同様に準オープンを勝ったばかりの身で…
というのは賞金的にも現実的ではありませんが、
いつの日か父が走ったあの舞台に立って欲しいと思わせる馬です。
更なる飛躍に期待してレッドゲルニカ号へのご声援をよろしくお願いします。

レッドソロモン、見事な勝負根性でオープン戦優勝!

レッドソロモンが夏以来の競馬ながら見事な勝負根性を発揮して、
3歳時の若葉ステークス以来のオープン勝ちを決めました。
馬体重は22キロ増ながら決して太くは見せず、これが本来の姿。
重賞の洗礼を浴びたようにも映る前走はデビュー以来最少の馬体重、
レースでは立ち遅れ流れに乗れないまま回ってくるだけの不完全燃焼。
あれが能力でないことを改めて証明した形となりました。

昨年は早い時期にオープン勝ちを決め、秋には菊花賞にも出走、
これが貴重な経験となり、一旦準オープンに降格後は、
連勝でオープン入りを決めるなど再び軌道に乗ってきました。
札幌記念は前述の通り、明確な敗因があっての敗戦。
次走以降は再び重賞戦線への進出が視野に入ってきますが、
今の充実ぶりなら十分に好勝負も可能でしょう。

偉大な父メイショウサムソンは
種牡馬としてもコンスタントに勝ち馬を輩出していますが、
オープンで2勝以上挙げた産駒はレッドソロモンが初めてだとか。
となれば、現時点でソロモンが父の代表産駒といっても差し支えないでしょう。
さらに父の名声を高めるために、もちろん自身のためにも、
重賞獲得へ向けての更なる飛躍が期待されます。
今後ともレッドソロモン号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドアトゥ、牡馬相手に完勝!

前回のホーストピックスの主役レッドディオーサから
バトンを引き継ぐ形で今度は妹のレッドアトゥが
2戦目にして嬉しい初勝利を飾りました。
スタートこそヒヤッとさせられましたが、
その後は前を射程圏に入れながらいつでも動ける構え。
直線抜け出してからも岩田騎手が促せばしっかりと伸び、
牡馬勢を完封するセンス溢れる勝ちっぷりを披露しました。

レッドルグラン、レッドディオーサ、レッドアトゥの
3兄妹を語る時に触れないわけにはいかないのが母ブレンダ。
ブレンダの祖母アンジェリックソングは自身は不出走ながら、
その全姉のグローリアスソングが通産17勝も挙げた女傑にして、
ラーイやシングスピールといった素晴らしい産駒も輩出しました。
そうした世界的名血の流れを汲むアンジェリックソングから
フェアリーバラードが生まれ、そこへ名馬ロックオブジブラルタルが
配されて生まれたのがブレンダということになります。

しかし外国産馬として大いに期待されたブレンダは、
故障のため僅か1戦のキャリアで引退。
能力を発揮することなく夢は産駒たちに託されたわけです。
そして今、こうして産駒たちの活躍を見るにつけ、
やはりブレンダ自身も相当な能力は秘めていたことが想像できます。
ディオーサ、アトゥの姉妹には競走生活はもちろんのこと、
この世界的な血を後世に残す仕事も将来的には待っています。
その時に備えこのブレンダ系とも呼べる兄妹には更なる活躍を期待しています。

引き続き、レッドアトゥ号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドディオーサ、連勝を決め重賞も視野に!

ダートに矛先を向けてから3着を外していないディオーサが、
昇級戦となる今回も一番人気に応えて余裕残しで快勝しました!
懸念されていた道中の行きっぷりもこれまでにないほど抜群、
直線では前の馬を交わすだけというセンス溢れる勝ちっぷり。
クラスが上がっても危なげないどころか、
一戦ごとにレース内容に進化が見られ、まだまだ底が見えません。

志半ばにしてターフを去った母ブレンダからは、
ディオーサの他に兄レッドルグラン、妹レッドアトゥが誕生し、
クラブゆかりの牝系に活躍の枝葉が広がっています。
ルグランは現在休養中ながらすでに3勝を挙げ、
妹のアトゥもデビュー戦から4着と好走、初勝利も近いでしょう。

そんな中で現在もっとも輝きを放つのがこのディオーサ。
冒頭の通り、ダートに変わってからの安定感は抜群で、
いまだダートで本気を出した姿を見せていないようにも思えます。
次走で視野に入れたクイーン賞は現状では出走が難しそうですが、
いずれは牝馬重賞戦線の常連となりうる存在です。
そのためにも試金石となる次走に向けて更なる上昇に期待しています。

引き続きレッドディオーサ号へのご声援、よろしくお願いいたします。

レッドヴェルサス、惜敗にピリオド。人気に応えて快勝!

昇級馬も崩れのない走りで上位を賑わしてきたレッドヴェルサスが、
500万昇級9戦目にしてついに嬉しい2勝目を勝ち取りました。
実は未勝利戦を勝ち上がるのにも9戦を要しているので、
3歳のこの時期にしてキャリアはすでに18戦。
早くも姉レッドリヴェールの総キャリア数に並んでしまいました。
走ってなんぼとも言われる競走馬の観点からすれば、
ようやく500万下を勝ったばかりのヴェルサスも、
華々しくG1を勝ち取った姉に決して劣らぬ
競走馬としての根本的資質を供えているように思えます。

また、ヴェルサスの勝った同日、
デビュー戦で相まみえ5馬身離されたポルトフォイユが、
そのデビュー戦以来の長期休養からの復帰を果たしました。
一年半近くも休みながらいきなり3着とまとめる辺りは
さすがに重賞級と噂された超良血馬といったところで、
今後無事ならとんとん拍子で出世の道を歩むことでしょう。

ひとクラスを卒業するまでに9戦ずつを要したヴェルサスには
そうしたとんとん拍子の出世街道は訪れないかもしれません。
ですが2頭の戦歴を見るにつけ、競走馬にとって
丈夫であることの大切さも改めて思い知らされる想いです。

そんなタフネスマン・ヴェルサスは、
今後もしばらくは現級を戦いながら力を蓄えるのか、
もしくは今回の勝利で覚醒して次はあっさりという可能性も?
いずれにしても1000万でも十分に戦える能力の持ち主です。
充実の4歳に向けてさらにキャリアを伸ばし、
益々我々を楽しませてもらいたいものです。

引き続きレッドヴェルサス号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドリーガル、人気に応えて新潟ターフを疾走!

初勝利こそダートで挙げたリーガルですが、
昇級後は足踏みが続き今夏から再び芝路線へ転戦、
それが功を奏し以後は安定した末脚で上位を賑わせる存在に。
休み明けの前走3着を叩いて迎えた今回はいわば順当な勝利、
直線の長い新潟コースもリーガルにはピッタリだったようです。

もともと坂路ではオープン級の脚力を披露していたリーガルですが、
心身のバランスがマッチせず能力を発揮できない時期もありました。
しかし、ここにきてどんな状況でも終いに脚を使えるようになり、
ようやく力に見合った成績を残せるようになってきたのです。
当然、今の勢いなら上のクラスでも通用するでしょう。

本馬の弟は本年菊花賞に出走を果たしたレッドエルディスト。
距離を縮めて真価を発揮しはじめた兄と中~長距離を得意とする弟。
父が異なるとはいえ、こうも適性が違うのが血統の不思議。
とはいえ母ショウダウンには大きな可能性があったことも事実です。
ショウダウンの母にしてリーガルの祖母にあたるラストセカンドは、
欧州重賞戦線で重賞タイトルを複数獲得した活躍馬。
母方の父系にはミルリーフ、シャーリーハイツ、ダルシャーンといった
重厚でクラシカルな欧州名馬たちもその名を連らねています。

リーガルの父ファルブラヴも名中距離馬でしたから、
ショウダウンとの間に生まれた子は字面だけ見れば中距離、
それどころか長距離でもドンと来いの印象なのですが、
そう単純にいかないのが配合の面白いところかもしれません。

いずれにしてもショウダウンの子たちにはいま勢いがあります。
厩舎も同じ2頭の兄弟、戦う舞台は異なれど、
互いに切磋琢磨してさらに上の舞台を目指してもらいましょう。

レッドルチア、鮮やかに新馬初戦を快勝!

これで兄レッドセインツ、姉レッドセシリアに続き
初戦勝ちを収めたことになります。
特にハーツクライを父に持つレッドセシリアとは、
デビュー時期から府中のマイル戦という舞台設定まで同じ、
父こそ異なれど5勝を挙げた賢姉との姿がだぶります。

昨年、その姉が志半ばにしてターフを去り
入れ替わる格好でデビューを迎えた妹は、姉以上に小柄。
しかし走り出せばそんなことは微塵も感じさせず、
その切れ味は姉にも引けをとりませんでした。

フルゲートの大外枠ながらむしろ不利を受けずに之幸いとばかり
スムーズに流れに乗ると直線は先に抜け出した2着馬を目標に脚を伸ばします。
相手も同じ父を持つ評判馬、決して止まっているわけではないので
交わすのも容易ではないのですが、最後はねじ伏せるような格好で
見事に先頭ゴールインを果たしました。
繰り出した上がりはメンバー唯一の33秒台。
切れる一族のセールスポイントはここでも継承されていました。

この後は、姉同様にキャリア一戦の身で果敢に阪神ジュベナイルFに挑むのか、
それとも馬体重を考慮して地元での戦いを選ぶのか未定ではありますが、
いずれにしもて将来への期待が膨らむばかりです。
そしていずれは姉の果たせなかった重賞制覇の夢を成し遂げて欲しいものです。

引き続きレッドルチア号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドアンシェル、無傷の2連勝でいざ朝日杯へ!

レッドアンシェルが新馬勝ち直後に挑んだもみじSを快勝、
見事、新馬・特別の2連勝を成し遂げました!

新馬で圧勝を飾ったとはいえ当時は悪路で今回とは相手も異なります。
下した馬たちの次走以降が振るわないことへの懸念もありました。
しかし、終わってみれば余力残しのまま、重賞5着の実績馬を
2着に従える形で一馬身半。やはり能力の高い馬です。

クラブ所縁ともいえる母スタイルリスティックの仔には、
上にレッドジゼル、レッドラウディー、レッドアルティスタらがおり、
いずれも癇症な性格の持ち主で気持ちのコントロールが鍵となりますが、
いまのところアンシェルに関してはその性格が良い方に作用しています。

兄弟の中ではレッドラウディーがアンシェルの全兄に当たります。
志半ばにして未勝利のままターフを去った兄でしたが、
能力の高さは明白でどこかでボタンの掛け違いがなければ、
もっと活躍できたはずの馬だったとの思いが強く残っています。
そして、このラウディーの素晴らしい体躯や素質の高さを加味して
再びマンハッタンカフェを配して誕生したのがアンシェルというわけです。

兄姉もコンスタントに走っているとはいえ、
母系に流れる世界的名馬たちの活躍を思えば、
さらに上を目指せる仔が出ても…という思いもありました。
キャリア2戦のアンシェルですが、
ついに現れた大物という期待感が高まります。
距離の克服や体質面の強化など課題は残していますが、
それだけに今後の伸びしろもまだ十分ともいえます。

次走は朝日杯フューティリティS(G1)を予定。
決して低い壁ではありませんが、ここからひと月半余り、
更なる成長に期待して楽しみにその日を待ちたいと思います。

引き続きレッドアンシェル号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドライジェル、抜群の瞬発力で4勝目!

レッドライジェルがハナ・ハナ・クビ・クビ
という大接戦を制し嬉しい4勝目を挙げました。
ただし、着差はわずかでも唯一33秒台前半を
繰り出した末脚は圧巻で着差以上の強さでした。

結果を見れば2~5着馬は4コーナーで1~4番手、
スローを利して位置取りそのままになだれ込む展開、
それを4コーナー9番手から差し切ったのですから、
いかにライジェルの末脚が切れたかを物語っています。
さらに今回の収穫は馬群に突っ込んでも怯まず伸びたこと。
さすがに大外を回っては差し切ることは難しかったでしょう。
鞍上の好判断とライジェル自身の成長がもたらした価値ある一勝でした。

現在は条件戦に甘んじていますが、
もともと青葉賞(GⅡ)でも2番人気に支持され
敗れはしたものの勝ち馬から0.4秒差まで追い込み、
セントライト記念(GⅡ)でも大外を回りながら、
のちのG1馬キタサンブラックと0.3秒差の勝負を演じています。
脚質的に不利や展開の影響を受けやすく着順こそ安定しませんが、
末脚の威力は重賞でも引けを取らないほどなのです。
ここにきて充実気配を漂わせるライジェルなら、
再びの重賞参戦でも面白いところがあるかもしれません。
そのためにもまずは次走で再び父譲りの豪脚披露に期待しています。

引き続きレッドライジェル号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドサバス、圧巻の末脚で府中を席巻!

府中の長い直線で持ち味の末脚を思う存分に発揮して、
嬉しい4勝目を飾ったレッドサバス。
未勝利を勝つまでに9戦を要した勝ち味の遅さも今は昔、
差し脚を生かすスタイルを確立し今年に入ってはや3勝、
いままさに充実期に差し掛かった4歳馬です。

今回は長い直線の長距離戦、差しの生きる展開も合いましたが、
それにしても他馬とは一秒以上も違う上がりタイムを見れば、
今のサバスにとって1000万下は通過点というレベルだったようです。
今回の上がりタイプ35.9は、20戦近いキャリアの中でも5指に入るスピード。
キャリアの半分を芝に費やしていたことを思えば、ダートでのこのラップは驚異的。
適性の高さが伺えると同時にデビュー当時からの成長ぶりを物語っています。

兄弟馬はいずれも堅実に走り、タフに長く走る一族。
まだ若いサバスの未来はさらに輝かしいものとなりそうですが、
すでに平地の勝利数では兄弟トップに並びました。
不思議と障害入りを果たす馬も多く、
重賞でも連対したアペリティフなども、
のちに障害入りしオープン戦での勝ち鞍があります。
実際、サバスも一時期障害練習を積み、
1000万下で厳しい戦いが続くようなら障害入りも検討されましたが、
今回のレース振りを見ると、まだまだ平地で活躍してくれそうです。

引き続きレッドサバス号への応援よろしくお願いいたします。

レッドコルディス、牡馬を封じて新馬勝ち!

レッドコルディスが嬉しいメイクデビューを飾りました!
初陣は京都2000mというタフな条件、
かつ出走馬10頭中牝馬はコルディスのみという状況下。
しかし、そんな中でも一番人気の支持を受け、
見事期待に応えた様は牡馬にも見劣ることはありません。

スタートはやや立ち遅れ気味ながら外から強気の先行策。
道中は淡々と流れ勝負は直線の持久力勝負の様相。
最後まで2着馬の抵抗にあいますが、
牝馬らしからぬ力強さで相手をねじ伏せました。

ペースが遅く時計自体は平凡ですが、
終始2番手を追走しながらメンバー1位の上がりを駆使した点は立派。
レース振りや血統面から今後も中長距離での活躍が期待されます。

次走は12月のシクラメン賞を予定。
まずはそこまで英気を養ってもらいましょう。
引き続きレッドコルディス号へのご声援よろしくお願いします。

レッドローゼス、横綱競馬で完勝!

一歩一歩段階を踏みながら
3戦目にして初勝利を挙げたレッドローゼス。
断然人気に応える形での危なげのない勝利でした。

ステイゴールド産駒らしく気性に激しさを秘め、
レースでも行きたがる素振りを垣間見せますが、
そんな荒削りな走りでも崩れないのは能力の証でもあり、
実践を重ねるごとにレース内容も良化しています。

今回は内で辛抱強く脚を溜め、
直線追い出してからの反応も上々。
スローな展開に抑えきれないシーンもありましたが、
終わってみれば横綱競馬での完勝です。

根性とスタミナの権化のような父ステイゴールドに
母の父はガリレオ、こちらも重厚なスタミナを誇ります。
それでいて本馬の近3走は軽い馬場での切れ味勝負、
本来はよりタフな競馬が生きそうな血統構成です。
そういう意味ではクラスが上がって
さらに能力を発揮する可能性を秘めています。

次走に予定しているベゴニア賞での走り次第でしょうが、
先々はクラシック戦線に乗って欲しい素質馬です。
引き続きレッドローゼス号へのご声援お願いいたします。

レッドオーガー、ダートに変わって本領発揮!

デビューから3戦、芝でもうひと息の成績が続いた
レッドオーガーですが、ダートにかわって一変、
嬉しい初勝利を挙げました。

父譲りのスピードでスタートからハナを切り、
道中もマイペースにレースを進めます。
ゴール前では2着馬に肉薄されて僅差の勝利でしたが、
オーガー自身も止まってはおらず3着以下には5馬身差。
まずは順当な勝利といってよいでしょう。

レッドオーガーの兄にレッドエクスプレスという馬がいました。
今から5年前の新馬戦でクランモンタナと人気を分け合い、
見事にメイクデビューを飾った期待馬でした。
3着にはこちらも重賞戦線で活躍したアロマティコ。
レベルの高い新馬を勝ち上がったエクスプレスは
期待の高さとは裏腹にその後わずか1戦しか走ることができず、
長い闘病の末に引退を余儀なくされました。

そんなクラブゆかりとも言える血筋のオーガー。
父がディープインパクトからカジノドライヴに変わり
タイプは全く異なりますが、まずは兄の分も無事に、
そして少しでも父の存在に近づけるような活躍を期待しています。
引き続きレッドオーガー号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドファルクス、スプリンターズS(GⅠ)を制覇!

前走のCBC賞で初重賞制覇を成し遂げたレッドファルクスが、
連勝中の勢いそのままに短距離界の最高峰、
スプリンターズSも制しました!

着差はわずかでも先行勢が上位を占める展開を
中団からただ一頭差し込んだ末脚はケタ違いという表現がピッタリ。
鞍上も賞賛する〔並んだら負けない〕勝負根性を
最大限に発揮したファルクスの人馬一体の素晴らしいレースでした。
確かにこの3連勝で2着馬につけた着差はいずれも0.0秒差。
勝ち方に派手さはなくとも並べば負けない勝負強さを発揮しています。

スウェプトオーヴァーボード産駒としては初GⅠ制覇。
同じ父を持つパドトロワの走りからも、産駒は
どちらかといえば天性のスピードに任せたレースを得意とする印象ですが、
ファルクスに宿るこの切れは母系に依るところも大きいのでしょう。
抜群の切れ味は、母ベルモットのひとつ上の姉である
切れ者スティンガーとイメージがだぶります。
この牝系からはスティンガーだけでなく、サイレントハピネス、
フォーエバーマーク、アーバニティといった活躍馬が多数出ていますが、
意外にも古馬GⅠを制したのはこのファルクスが初めて。
条件戦からコツコツと段階を踏み、ついには頂点にまで到達した偉業の裏には
こうした初ものづくしの記録が他にもあるかもしれません。

気になる今後の予定は未定ながら、
新聞紙上を賑わせた〔二刀流〕のニックネームからも
芝もダートも問わないのはなんとも心強い限り。
思えば〔ファルクス〕の名の由来は、鎌の意味を持つ〔両手剣〕からきたもので、
まさに〔名は体を表す〕を地でいく存在となっていました。
次はどちらの剣を繰り出すのか興味はつきません。

引き続きレッドファルクス号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドディオーサ、確かな末脚で2勝目をゲット!

レッドディオーサが人気に応えて快勝!
昇級2戦目にして早くもクラス突破を果たしました。
復帰初戦の前走は惜しくも2着に屈しますが、
休み明けや小回りコースの影響もあったのでしょう。
叩かれた今回は持続力のある末脚に磨きが掛かり、
余裕綽々に逃げ込みを図る2着馬を捉えました。

決して器用さのあるタイプではありません。
スタートが遅くその分位置取りも必然、後方寄り。
本来ならその時点で大きなビハインドを被るはずですが、
ディオーサは勝負どころから自ら動ける機動力を備えています。
直線を向くまでにそれなりに脚を使いながら、
直線でさらに加速するレース振りが魅力的に映ります。

クラスが上がるほどにこの戦法の難しさ増すでしょうが、
ダートに変わって全く底を見せていないディオーサなら
次走以降もしっかり適応してくれるはずです。
父キングカメハメハ、母系は名牝系バラードの血を継ぐ
世界的名血、血統的にもまだまだ上を目指せる素材です。
引き続きレッドディオーサ号へのご声援お願いいたします。

レッドシルヴィ、成長の証を見せつける2勝目!

レッドシルヴィが新馬勝ち以来の嬉しい勝利を挙げました。
鮮やかにメイクデビューを決めて以後の一年、成績こそひと息ながら、
実は道中で不利を受けるなど武運に恵まれない面も多々あったのです。
今回はこの戦歴が決して力負けではないことを証明するかのように、
有無を言わせぬ正攻法の競馬で勝負に挑みます。

3度目の騎乗となる吉田豊騎手との息もピッタリに
良い雰囲気で外目を追走しますが、
4コーナー付近では外から早めに捲ってくる馬などもいて、
多少なりとも早めの仕掛けを余儀なくされる格好。
シルヴィにもまだ手応えは残っていましたが、
シルヴィを目標とした後続の末脚はさらに強烈なものでした。

競馬の一般的な傾向として目標とされる方が分は悪いもの。
その定石通り、目標となったシルヴィも
一旦は完全に後続に飲み込まれる態勢、
見ているこちらも残念2着か…と落胆したほどでした。
しかしこの日のシルヴィのすごみは、
追われる者の弱みを抜かさせない根性に転化したところ。
本当にわずかなハナ差の勝利でありながら、
この先どこまで走っても埋まらない差にも映りました。

重賞馬の半妹として早くから期待された馬としては
遅まきながらの2勝目といった感もありますが、
その内容はこの一年での成長を示す素晴らしいものでした。
引き続きレッドシルヴィ号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドダニエル、2年半ぶりの勝利!

クラブの新たな試みとして地方競馬に籍を移したダニエル。
移籍初戦のレースを僅差2着とまとめたときには
すぐにでも勝ち上がれるものと新天地での躍進に期待しましたが、
そこから3戦連続の2着を経て勝ち切れない競馬が続きます。

移籍以後5着を外さない堅実な走りは見せるものの、
地方競馬に移籍した以上、5着で満足することはできません。
中央在籍時以上に強く勝利が求められることは、
会員様はもちろんのこと、クラブも陣営も同じ認識でしたので、
もどかしい思いがあったことも事実でした。

そろそろ結果を出さなければ…
そんな思いで迎えた今回のレースは
あいにくの天気で馬場はどろんこの不良馬場。
しかし鞍上はそれを見越して敢然とハナに立つ積極策を選択。
ダニエル自身も馬場を苦にすることなくスイスイと逃げ込みを図ります。

直線は2番手の馬とのマッチレースの様相。
最後は差し返す根性も見せての嬉しい移籍後初勝利となりました。
この勝利は中央から換算しても実に2年半ぶりの美酒。
舞台は異なれど勝利はどんな形であれ嬉しいものです。
そしてこの勝利をきっかけに更なる飛躍に期待しています。
引き続きレッドダニエル号へのご声援をお願いいたします。

レッドゲルニカ、短距離シフトで余裕の2勝目!

レッドゲルニカが2ヶ月ぶりの一戦を白星で飾りました。
2月の未勝利戦で同日のOP特別にもヒケをとらない時計で
圧勝した内容を思えば、少し時間を要しましたが、
初の1200m戦を一発でクリアしたあたり、
やはりポテンシャルの高さは相当なものがあります。

出遅れ気味のスタートということもあってか、
スピードに任せて先行策を取っていたこれまでとは一転、
先団を見る形で徐々に外目を上昇していく形。
それでも速い流れにスピード負けするどころか
勝負どころでは早くも前を射程圏に捉え、
直線では先に抜け出した馬を交わせばいいだけという状況。
これまで手応えほど伸びきれない競馬を続けてきましたが、
1200mへの短縮が奏功したか、追ってしっかり伸びる
新生ゲルニカを見ることができたことも大きな収穫でした。

その抜群のスピード能力を終いの脚に転化できたとあれば、
未勝利勝ちの時計からも上の舞台でもヒケはとらないはず。
ますますの活躍に期待しています。
引き続きレッドゲルニカ号へのご声援お願いいたします。

レッドカルディア、嬉しい初勝利!

サバイバルレースとも称されるこの時期の未勝利戦。
今週からは前走5着以内もしくはキャリア5戦以下という
条件をクリアしなければ出走の権利すら得ることができません。
どの陣営も喉から手が出るほどに欲しい1着の座を目指し、
その争いはこれまで以上に熾烈を極めることになります。

その過酷ともいえるスーパー未勝利戦を前に、
レッドカルディアが見事に勝ち上がってくれました。
初芝のレースで3着と好走して手繰り寄せたチャンス、
それを連闘ですぐさま活かしてみせたのです。
そのきっかけとなった初芝のレースにしても、
除外続きの中、なんとかもぐりこむことができた一戦。
運も実力のうちと言いますが、カルディアが“持っている馬”
でなければこの一連の流れはなかったように思います。

連闘をかけている以上、ここで2着でも意味がない、
そんな思いが陣営から「GⅠを迎える時と同じぐらいの
緊張感で臨む」といった表現になったのでしょうが、
その心意気に感謝すると共に、それに応えて
後続の末脚を封じたカルディアも立派でした。

さすがはディープインパクト産駒。
芝に変わって真価を発揮し、その走りはまだ底を見せていません。
しばし疲れを癒した後は再び元気な走りを見せて欲しいものです。
引き続きレッドカルディア号へのご声援よろしくお願いします。

レッドラウダ、格上挑戦を制しオープン入り!

レッドラウダが一足飛びで1600万特別をクリア、
晴れてオープン入りを果たしました。

前走で千直競馬に手応えを掴み、
小倉の自己条件と天秤にかけた上で参戦したこの格上相手の舞台。
陣営のレース選択が光ったと同時に、
ラウダの2勝目をエスコートした石川騎手の手綱捌きもお見事!

2着に敗れた驀進特別はいささか抜け出すのが早く、
最後は勝ち馬の標的となっての惜敗。
今回は同じ轍は踏まぬとばかりにじんわり加速。
行き脚のつきにくい内枠ということもあっての戦略でしたが、
そうしたことも含め、敗戦を糧にしたリベンジは見事なものでした。

辛勝ながらも、格上馬を相手に不利と言われる
最内枠からの勝利は文句のない堂々とした勝利。
今後の当面の目標は10月末に施行される直千競馬、
ルミエールオータムダッシュでしょうか。
限られた条件だけにスペシャリストが揃う戦いとなりそうですが、
来年以降の飛躍のためにも好勝負を期待したいものです。

引き続きレッドラウダ号へのご声援お願いいたします。

レッドラヴィータ、久々の美酒は逃げ切り勝ち!

レッドラヴィータが1年10ヶ月ぶりの嬉しい勝利を飾りました。
降級後も苦しい戦いが続き、一時は限界かとも思われましたが、
見事な逃走劇でそうした思いを一掃してくれました。

結果の出ない時期は馬自身もどこか苦しいところがあったのでしょう。
この中間は稽古の動きも溌剌として体調の良さが伺えましたし、
何より前走時ですでに復調の兆しは見せていました。

その前走は今夏に降級した強豪牡馬らを相手にあわやの6着。
それ以前のレースでは先行すらできなくなっていたのですから、
人生初となる逃げ戦法で大きく崩れなかったことが収穫でした。

名手が仕掛けたこの新たな戦法により再び走る気を取り戻し、
そのバトンを受け取った松若騎手も前走同様の積極的な騎乗でアシスト。
それに見事に応えたラヴィータ、まさに人馬一体の勝利でした。

重賞ウイナーの兄レッドデイヴィスを筆頭に、
多くの勝ち馬を輩出する血筋から、繁殖としても期待のかかるラヴィータ。
第二の馬生に向け、残された競走生活はそう長くはないかもしれません。
その中でもうひと花もふた花も咲かせ、自らのはなむけとして欲しいものです。
引き続きレッドラヴィータ号へのご声援よろしくお願いします。

レッドアンシェル、4馬身差で新馬戦を完勝!

レースが近づくにつれて雨足が強くなる空模様、
若馬には酷とも思える状況下で行われたメイクデビュー。
断然人気に支持されているレッドアンシェルにとっては、
これが他馬に足下をすくわれる要因になってしまうのでは…
と一抹の不安もよぎりますが、いざスタートを切ってみれば、
その思いが全くの杞憂であることが分かりました。

悪い馬場や降りしきる雨を気にする素振りもなく、
スッと好位を取ってからは道中の手応えは終始楽。
いつでも前を交わせる態勢を保ちつつ、
4コーナーで先を行く2頭に外から並びかけると、
直線を向いた時には早くも先頭に踊り出ます。

追われてからの反応の鋭さも抜群で一気に後続との差を広げると、
最後は流す余裕を持って2着馬に4馬身差をつけての圧勝です。
まさに、テンよし・中よし・終いよしといった横綱競馬で
完璧なメイクデビューを飾ることが出来ました。

本馬の姉レッドジゼル、兄レッドアルティスタが
すでに特別戦での勝利を飾る活躍を見せていますが、
欧州重賞戦線で多数のGウイナーを輩出した母系の優秀さを思えば、
もうひとつ上のレベルで活躍を期待したくなる思いがあります。
姉兄に続き、いずれは重賞戦線での活躍を期待しています。
引き続きレッドアンシェル号へのご声援よろしくお願いします。

レッドソロモン、準オープンでは力が違う、再びオープン入り!

唯一の降級馬として1.8倍の支持を集めたソロモンが、
期待に応えてきっちり勝ち切りました。
クビという着差に物足りなさを感じる向きもあるでしょうが、
今回はひと息入った後の一戦、決して万全な態勢とは言えず、
何とか間に合ったところを地力の高さで押し切った形。
その状況で勝ち切ったことが今のソロモンの強さであり、
若葉S勝ちはやはりダテではありません。

これで晴れて再びオープン入りを果たしました。
神戸新聞杯、菊花賞といった格の高いレースにも参戦していますが、
当時はまだ準オープンにも出走できる身で胸を借りる立場。
次走に予定している札幌記念でも
挑戦者という位置づけに変わりはありませんが、
今のソロモンはれっきとしたオープン馬。
そう臆することはありません。
ひと叩きしたことの上積みも大きいでしょう。

劣悪馬場の小倉や阪神で勝ち、上がりの速い京都でも勝ち、
どんな馬場状態でも2000mという距離なら崩れず走っていますが、
血統的にこの北海道の洋芝という舞台ならさらに持ち味が生きそうです。
G1級のメンバーが集う夏の大一番に向け、更なる上昇に期待しましょう。
引き続きレッドソロモンへのご声援を宜しくお願いします。

レッドサバス、末脚爆発!降級戦を完勝

3ヶ月ぶりに競馬場に戻ってきたサバス。
前走大敗の影響など微塵も感じさせず、
降級馬としての実力を見せつけました。

未勝利を脱出するまでに9戦を要したように、
本来のサバスのキャラは堅実だけども切れないタイプ。
今回勝利に導いてくれた福永騎手も、
未勝利戦時代に4度騎乗しながら2、3、4、4着と
もどかしい競馬を続けたものでした。

しかし、立て直されたサバスはひと味違いました。
道中は後方。レース後のコメントを聞けば、
鞍上の意図的な判断とも取れるのですが、
見ている側としては、切れないサバスがこの位置で大丈夫…?

結果、その失礼な思いは良い方に裏切られ、
サバス史上、かつて見たことのないような末脚で
勝ちパターンに入った2着馬を計ったように差し切ったのでした。
いくらペースが流れていたとはいえ、サバスの上がり3Fは
他馬に1秒もの差をつける圧倒的なものでした。

中間の障害練習が功を奏したのか、
はたまた年を重ねてサバス自身が覚醒したのか、
いずれにせよ堅実さに加えこの豪脚も身につけたとあれば、
上のクラスでも十分通用するでしょう。
まずは2走前のリベンジに期待しましょう。
引き続きレッドサバスへのご声援を宜しくお願いします。

レッドファルクス、CBC賞(GⅢ)で豪脚炸裂!

レッドファルクスの7勝目は嬉しい初重賞制覇となりました。
当日の中京は逃げ先行馬に圧倒的有利の馬場で、
このメーンレースですら2着と3着は逃げた馬と2番手の馬でした。
それを9番手から直線だけで差し切ったファルクスは
もはや芝馬なのかダート馬なのか判断ができないほど。
駆使した32秒台の上がりはそれほどに際立っていました。

これで7勝のうちわけは芝3勝、ダート4勝と見事な二刀流。
ダートのオープンを勝った直後に芝の重賞に挑むというのも、
陣営の熟考の末のファインプレーなら、それに戸惑うことなく
素晴らしい末脚で連勝を重ねたファルクスのセンスにも脱帽。

レースの路線が確立された近年、このようなキャラクターも珍しく、
今後も芝・ダートを問わず益々存在感を高めていくことでしょう。
まだ次走については未定ながら、最大目標はスプリンターズS?
それともJBCスプリント? もしかするといずれもかもしれません。
一戦ごとに奥の深さを見せてくれるファルクスに楽しみが広がります。
引き続きご声援をお願いします。

レッドレイヴン、新馬を勝った舞台でオープン完勝!

3年連続で出走した巴賞、
一昨年、昨年は共に苦杯を嘗めましたが、
今年は成長の証を見せつける走りで完勝しました。

3年とも一番人気の支持を集めたことは、
早い時期から素質を期待されてきたことの現れですが、
古馬になって尚残る気性の脆さ、体質面の弱さといった弱点が、
もうひとつ弾け切れない成績に繋がっていました。

しかし、6歳を迎えた今年のレイヴンはひと味違います。
着順こそひと息に映りますが、G1級のメンバーを相手に
差のない走りを見せた中山記念と大阪杯は立派なものでした。
そして、それだけ走っても以前ほどトモに疲労も残さず、
体質面でも着実に進歩がうかがえます。

満を持して出走した2016年の巴賞は、
初コンビとなる池添騎手との息もピッタリに、
早めに先団に取りつく横綱競馬で後続を完封しました。
次走は昨年も出走して5着と敗れた函館記念を予定。
当時以上の充実ぶりを示している今年なら
去年以上のみならず、重賞初制覇への期待が高まります。
引き続き次走もご声援よろしくお願いします。

レッドディオーサ、余裕綽々に未勝利脱出!

レッドディオーサが2戦目となるダート戦で、
次位に1秒以上もの差をつける上がりを駆使して圧勝!
逃げた馬が2着、3着馬も4角2番手という前有利の流れ、
それを道中7番手から、直線ではムチも使わず
悠々と差し切った強さには恐れ入ったというしかありません。

休み明けの前走ほどではないにせよ、道中はいくらか
ずぶい印象も見受けられますが、その程良く力の抜けた走りが、
直線での爆発力に繋がっているのかもしれません。
2戦目の芝では少し行きたがるようなところもありましたから、
この休養期間で心身の成長も図ることができたのでしょう。
そしてやはり父キングカメハメハはダートでも走れるところが強みです。

母ブレンダはキャリア1戦の身で引退したものの、
そのデビュー戦では後の2頭のオープン馬を相手に3着。
2着馬ジョーカプチーノはG1馬にまで登りつめたのですから、
ブレンダも無事であれば未勝利で終わることはなかったでしょう。
とはいえ、そこで余力を残して繁殖入りできたことも奏功したのか、
2番仔のレッドルグランがいきなり3勝を挙げるなど現在も活躍、
その次の3番仔ディオーサもあっさり勝ち上がるとなると、
いよいよ母の潜在能力の高さと繁殖としての資質が証明されつつあります。
尤も母系に流れるバラッドの血は世界に誇れる名血ですから、
この産駒の活躍も当然といえば当然のことなのですが。

そんなディオーサ自身もサンデーの血を持たないため、
4年も5年も先の話しかもしれませんが、
母親になった時はさぞやいいお母さんとなってくれるのではと
大きな期待が掛かりますが、それはあまりにも気の早い話でしたか。
ひとまず成績の面ではすでに母超えを果たしました。
今後は今後のキャリアで名血の力を証明してほしいものです。
引き続きレッドディオーサ号へのご声援お願いします。

レッドラシーマ、2歳一番乗り!

クロフネ産駒のレッドラシーマが、
中央競馬2歳馬の一番星に輝きました!
稽古時計が思ったほど詰まってこない現状に、
期待と不安が交錯する中で迎えたレースでしたが、
ラシーマは本番に強いタイプだったようです。

スタートをしっかり決めると、道中も鞍上の意のままに、
折り合いを欠くような素振りも見せず、
勝負どころからのゴーサインにも即座に反応。
4コーナーでは早くも先頭に並び掛け、
直線では2着馬とのマッチレースの様相。
それでも本気で追えばいつでも交わせる格好で
終始余裕を感じさせる走りのまま先頭ゴールイン。
まさにテンよし・中よし・終いよし、
おまけに気性もよしといったセンス溢れる走りで、
初戦としては文句のない内容でした。

母アドマイヤリッチの子はこれまでにも
レッドオリヴィア、レッドソロモンといった
活躍馬が出ていますが、新馬勝ちはラシーマが初めて。
兄姉いずれも重賞を狙える位置にまで出世していますが、
当然ながらラシーマにもその期待がかかります。

この後はひと息入れる予定ですが、
それが出来るのもここで勝つことができたため。
先々を見据えながらしっかり英気を養ってほしいものです。
引き続きレッドラシーマ号へのご声援、よろしくお願いします。

レッドファルクス、オープン特別を快勝!!

レッドファルクスが通算6勝目を飾りました!
2歳晩秋のデビュー以来、大きな怪我や頓挫もなく、
理想的な使われ方をしながら一戦ごとに力を蓄え、
遂にはオープン勝ち。派手さはなくとも確かな地力で
芝ダートを問わず、常に我々を楽しませてくれる孝行馬。

戦績が地味に映るのか今回も人気は控えめでしたが、
前走が苦手とされる右回りながら進境の伺えるレース振り。
1着馬が直後に重賞を勝ち、3着馬もオープン特別を制したとあれば、
得意の舞台に戻ったファルクスだってやれないはずはありません。
そんな想いに応えるかのような期待通りの走りを見せてくれました。

今後は再び重賞への出走を視野に入れるのか、
もしくはオープン特別で賞金加算を目指すのか、
はたまた芝への参戦があるのか?
芝でもオープン特別で差のない競馬を演じており、
どんな路線を行くにせよ楽しみが広がります。

本馬と直接の関係はありませんが、
去年の欅Sを制したのもクラブ所属のレッドアルヴィスでした。
飛躍が期待されていた同馬が病に倒れたことは誠に遺憾ですが、
今年の欅Sを同期のクラブ所属馬が制したことに何か縁を感じます。
アルヴィスの意思を継いでというのはこちらの勝手な思惑になりますが、
志半ばで逝ってしまった彼の分までファルクスには頑張って欲しいと切に願います。
引き続きレッドファルクス号へのご声援をお願いいたします。

レッドイグニス、類まれな勝負根性で接戦を制す!

レッドイグニスが3戦目にして嬉しい初勝利を飾りました!
まだレースが何かも分からぬままに終わってしまった初戦から
一戦ごとにレース振りに良化が見られ、人気にも支持された今回は
先団4番手付近から堂々と横綱相撲を試みます。

3戦目となる蛯名騎手との息もピッタリで、
道中は余裕の追走でしたが、勝負どころから
早めに仕掛けてきた馬などの追い上げもあり、
イグニスにとっては決して楽な展開ではありません。
それでも直線を向いて追い出しを待つ余裕はありましたが、
ライバル視されていた2番人気馬は終始内でイグニスをマーク、
虎視眈眈とじっと脚を溜めている様がいかにも不気味に映りました。

直線はやはりその馬とのマッチレースの様相、
早めに先頭に立ったイグニスは追われる立場、完全なる目標、
本来ならば差されてもおかしくはない苦しい立場です。
さらには2頭のつばぜり合いを利して大外から強襲をかける馬まで加わり、
ゴール前は3頭が馬体を並べて大接戦のままゴールイン。
しかし、肉眼でも僅かながらにイグニスの鼻が出ていることは分かりました。
長い直線を、目標となりながら堂々と押し切った内容は着差以上に強いものでした。

思えば昨年1月に大病が発覚し、その後の調整も
遅々として進まなかった辛い時代を経てきた馬です。
こうした不屈の魂がレースにも表れたような見事な勝利でした。
牧場・厩舎・ジョッキーなど関係者の努力あっての勝利なのは言うまでもありません。
今後ともレッドイグニス号へのご声援、よろしくお願いします。

レッドジェイド、新潟で嬉しい初勝利!


レッドジェイドが新潟の地で嬉しい初勝利を飾りました。
芝のデビュー戦で3着しているようにダート一辺倒ではありませんが、
ダートに変わってからはより安定した取り口で一戦ごとに内容が良化、
今回は人気にも支持されていたように初勝利に王手の掛かった一戦でした。

スタート後はいつも通り先団に取りつき、いつでも抜け出せる構え。
直線に入って先頭に立つと、一時は2着馬に詰め寄られるシーンもありますが、
相手が来れば再び伸びるという持続力のある末脚で最後まで抜かさず、
堂々と先頭でゴールを駆け抜けました。

半兄のアサクサポイントは8歳にして現役、
平地で4勝を挙げた後は障害入りしてさらに1勝を積み上げています。
全兄のファーストグロースは芝の長距離を舞台に3勝、
こちらも息長く活躍した馬でした。
レッドジェイドの名は、不老長寿の力を持つといわれる宝石、
翡翠の名から来ていますが、家系を見れば
タフに長く走るイメージにぴったり。
名は体を表すそのものの存在として、
ここから息長く我々を楽しませて欲しいものです。
引き続きレッドジェイド号へのご声援、よろしくお願いします。

レッドソロモン、センス抜群の走りで再びオープン入り!

レッドソロモンが下鴨Sを制し、
若葉S以来となる嬉しい3勝目を挙げました。
前走、但馬Sでは出遅れがたたり
終いの脚は光ったものの僅差4着。
今回は練習の甲斐もあって好スタートを切ると、
道中も好位の内目を虎視眈眈、
直線で前が開くと、手応えそのままにしっかり伸びて
2着争いを尻目に悠々と先頭ゴールインを果たしました。

過去の勝ち鞍が重い馬場に寄っていたこともあり、
京都コースのスピード決着に対応できるかが焦点でしたが
全く問題はなく、一皮むけたソロモンを印象付けました。
確かに先行しながら3位タイの上がりを繰り出されては
後続も為す術なしといったところです。
今回のセンス抜群の走りを見るにつけ、
メイショウサムソンと母の父サンデーサイレンスの
双方の良い面を受け継いでいるように思います。

次走は少し間をあけて準オープンで連勝を狙う構え。
そこで結果を出せれば、再び重賞戦線挑戦のプランもあるようです。
父母の頑強さと成長力を考えればソロモンの伸びしろもまだこれから。
今年を充実・飛翔の4歳としたいところです。
引き続きレッドソロモン号へのご声援をお願いします。

レッドウィズダム、驚異の末脚を披露!

これまで大崩れはないものの、先行して
伸び切れない競馬を続けてきたウィズダム。
戦ってきたメンバーは強く、決して悲観する
内容ではないのですが、期待の大きな馬だけに
物足りなさが残ることも確かでした。
そこで陣営が選択したのが距離の短縮。
これで詰めの甘さを払拭できれば…
そんな期待が込められていました。

しかし、スタート後に流れに乗れず、
ポツンと最後方を追走する姿からは、
距離短縮が裏目に出たかと不安しかありません。
3コーナーを過ぎてもその位置取りに変化はなく、
ようやく動きがあったのが4コーナーを回る付近。
本来ならほぼ絶望的な位置取りながら、
そこから岩田騎手のゴーサインに反応した
ウィズダムの動きは他馬とは一線を画していました。

エンジンの点火したロケットのように
勢いよく放たれた末脚はとどまるところをしりません。
直線だけであっという間に10数頭を交わし去り、
結局、余裕を持って2馬身差をつけての完勝です。
後方から進んだとはいえ、その上がりは
次位馬に1秒以上をつける鋭さでした。
これまでのジリ脚のイメージを完全に払拭し、
新生ウィズダムの誕生と相成りました。
それでも馬はまだ未完成。今後の成長も楽しみです。
引き続きレッドウィズダム号へのご声援をお願いいたします。

レッドカノーヴァ、芝で嬉しい2勝目ゲット!

昇級後、苦戦が続いていたレッドカノーヴァが
デビュー以来の芝を使って一変しました。
もともとデビュー戦の芝の走りも悪くはありませんでした。
自身も伸びていながら終いは切れ負けの格好だったのです。
そういうタイプだからとダートを使ってすぐに結果が出たので、
その後もダートを使っていましたが、まだ心身ともに完成途上の現状では、
タフなダートコースが馬にはきつく感じられていたのかもしれません。

その打開策として陣営が選択したのが福島の芝2000m。
適度に上がりを要する舞台、切れ味よりもじわじわと
伸びる末脚が生きてくるカノーヴァ向きのコースです。
この陣営のレース選択は見事に的中。
カノーヴァ自身も久々の芝レースに、
いつになく軽い脚取りだったのかもしれません。
精神面での幼さを指摘されることの多かった本馬が、
最内枠でも他馬を気にせず、最後まで気持ちを切らさずに
走り続けたことが大きな収穫となりました。

父は同週に初勝利勝利を挙げた
レッドアマビリスと同じキングカメハメハ。
芝もダートもこなす産駒の多才ぶりには驚かされます。
これでカノーヴァの今後の選択肢も大きく広がりました。
まだキャリアも浅く伸びしろは十分にあることでしょう。
引き続きレッドカノーヴァ号へのご声援をよろしくお願いします。

レッドアマビリス、ダートに変わって初勝利!

当初は地元のダート1400m戦への出走を予定していましたが、
除外濃厚のため、急遽矛先を関東の1800m戦に転じたアマビリス。
関東初見参にも関わらず、2番人気の支持を得ての出走です。

馬柱だけ見れば、着順はデビュー戦の5着が最高、
しかし常に牡馬との混合戦を選択しながら着実に力を蓄え、
稽古内容ひとつ取っても成長のあとが伺えることは
ファンも承知していたのでしょう。

実際、レースでも好スタートから器用な立ち回りを見せ、
直線は前をゆく一頭を交わし去るのみという鮮やかな競馬。
岩田騎手のハードなアクションに応え、
追えば追うほど伸びる末脚はかつて見られないものでした。
もちろん相手関係もあるのでしょうが、
アマビリスが一戦ごとに進化していることも確かです。

騎手からは「順当勝ち」という嬉しい褒め言葉をいただきました。
続いて「芝の方が適性がありそう」とのお話も。
ダートでこの内容なら、いずれ再び参戦することもあろう
芝での走りも改めて期待したくなります。

とはいえ、同日、同条件の古馬500万下6着に相当する時計を
余裕を持って叩きだした以上、ダートが苦手ということはないでしょう。
今後は適性を探りつつ、様々な可能性を模索していくのでしょうね。
引き続き、レッドアマビリス号へのご声援をよろしくお願いします。

レッドアルカナ、人気に応えて快勝!

新馬戦こそ人気を裏切る6着と敗れますが、
2戦目のダートで惜しい2着とすぐに変わり身を見せ、
必勝を期した今回は、先行策から難なく押し切る
横綱競馬で嬉しい初勝利を飾りました。

初ダートとなった前走では牡馬を相手に真っ向勝負、
他の人気馬との捲り合いを制し勇躍先頭に立ちながらも、
最後の最後に差し切りを許す無念の2着でした。

今回は牝馬同士の戦い。
新馬から常に一番人気の支持を集めていますが、
今回は一倍台半ばのダントツの人気です。
負けられない戦いこそプレッシャーが掛かるものですが、
アルカナと蛯名騎手は落ち着いてレースを運び、
他馬に付け入るすきを与えませんでした。

決して体質の強い馬ではないため、
デビューも明け3歳となってからですし、
調整面において攻め切れない面もあったでしょう。
その状況でしっかり勝ち切ったことに大きな価値があります。

母シークレットジプシーにディープインパクトを迎えた配合は、
今や好ニックスの代表ともいえるディープ×ストームキャットに
近い組み合わせとなり、さらに牝系に流れるグローリアスソングは、
ヴィルシーナ、ダノンバラードらも保持する名牝の血脈であり、
これもディープ産駒との相性の良さを示しています。

これから更なる高みを目指すレッドアルカナへ、
引き続きのご声援よろしくお願いします。

レッドエルディスト、出世レースを豪快に差し切る!

レッドエルディストが
豪快な差し脚で大寒桜賞を制しました。
これで芝2200mの距離を連勝、
ダービー出走へ望みをつなぎました。

父ゼンノロブロイのイメージ以上に
スタミナを有する根源となっているのは、
欧州の血流が色濃く流れる
母ショウダウンの血統背景によるものでしょうか。

未勝利戦ではそのスタミナを武器に、
上がりの掛かる消耗戦を後方13番手から一気の差し切り。
それにより例年タフな中京の馬場で施行されるこの大寒桜賞も、
エルディストにとってはこれ以上ない舞台と思われたものです。

ところが、当週からのコース代わりで中京の馬場は
前週までと打って変って見たこともない高速馬場に早変わり。
当日、条件戦でもレコードが出るような馬場状態を見て、
このレースを選択した思惑がいささか外れてしまったのでは…
そんな懸念も生じるほどの変貌ぶりでした。

しかし、エルディストは
単にスタミナだけの馬ではありませんでした。
速い馬場になったことで有利な状況を得た先行馬が
ゴール目指して逃げ込みを図る中、
ルメール騎手に操られたエルディストは
直線で追えば追うだけ伸びるかのような末脚を繰り出し、
最終的には余裕すら感じさせるフィニッシュで
先頭ゴールインを果たしたのでした。

未勝利戦と大寒桜賞、距離は同じでも適性の異なる舞台で
いずれも強い勝ち方を披露したエルディスト、
陣営によれば、それでもまだ馬は完成していないとのことです。
この後は、ダービー出走をかけての戦いが始まりますが、
それだけにとどまらず、古馬になっての活躍も期待したい駿馬です。
引き続きレッドエルディスト号へのご声援をお願いします。

レッドアライヴ、人気に応えて完勝!

断然の支持を集めたレッドアライヴが、
人気に応えて嬉しい2勝目を挙げました。
近走の競馬内容からも順当勝ちといったところですが、
意外にもこのクラスを卒業するまでに苦節10戦、
500万下での5度の4着という成績が物語るように
良く言えば堅実、悪く言ってしまうとパンチ不足、
そんな一面も持ち合わせていました。
ただ、どんな時でも大崩れしない走りは、
アライヴの走ることへのひたむきさと
とらえても良いのかもしれません。

思えば唯一の芝を走ったデビュー戦。
この時、1着馬と2着馬以下は9馬身も離され、
アライヴはそこからも少し置かれた6着という成績。
当時はクラシック候補生とも呼ばれたその2頭との差は、
正直、いつまでも埋まらないのではとも思えたものです。

しかし、あれから2年以上の歳月が経ち、
同じレースに出走していた同期生の戦績を顧みれば、
最も順調にキャリアを重ねているのはアライヴなのです。
派手さはなくともコツコツと走り続けることも競走馬の大事な能力、
アライヴはそれを自身の走りで証明してくれているようです。

上のクラスに上がっても変わらぬひたむきな走りで、
一歩一歩階段を登るように着実に力を蓄えて欲しいものです。
引き続きレッドアライヴ号へのご声援よろしくお願いします。

レッドサバス、名手を背に嬉しい2勝目

レースを使われながら
着実に力をつけてきたレッドサバス、
鞍上のデムーロ騎手との息もぴったりに
嬉しい2勝目を挙げました。

未勝利戦を勝ち上がるのに9戦、
2勝目を勝ち上がるまでに5戦を要しましたが、
その14戦中、着外はわずかに2回だけ、
そしてその2回にしても着差はわずかです。
どんな条件でも自身の力を発揮する堅実さは
地味なようで称賛に値するサバスの個性ではないでしょうか。

無駄に数多く使われているわけではありません。
今走を見ても一戦ごとに着実に力を付けていることは確かです。
序盤は馬任せに進めながらも、人気馬らしく早めに前方を射程圏に捉え、
直線できっちりと逃げ馬を競り落とす様は、
これまでの差して届かずのイメージを払拭するものでした。

デムーロ騎手からは「上のクラスでも通用する」
とのお墨付きコメントをいただきました。
馬自身、今回の勝利で更に自信をつけて更に飛躍してくれそうな予感がします。
引き続きレッドサバス号へのご声援よろしくお願いいたします。

レッドゲルニカ、7馬身差の圧勝V!

デビューから3戦続けて3着、
これはこれで立派な戦績なのですが、
未勝利戦では勝ち上がることがまず至上命令、
惜しい競馬を続けながら結局未勝利に
終わった馬が過去にどれほどいたことか。

そういう意味では昨年12月から
コンスタントに競馬を使っているゲルニカも、
そろそろ安定味だけでなく勝利という結果が欲しいところ。
そういう状況ですから、戦前は勝てるなら
ハナでもクビでも何でも良しという思いだったのですが、
終わってみれば後続に7馬身差の圧勝。
勝って嬉しいのはもちろんのことですが、
何ともお見それいたしましたという驚きにも包まれています。

何しろ馬場の差はあれど、強豪メンバーの集った
同日のヒヤシンスSに換算すれば2着馬に相当する好タイム。
ゲルニカのレースの上がりは12.1-11.6-12.0、
これはほぼゲルニカ自身が計時したものとして良いでしょう。
一方、ヒヤシンスのそれは12.1-11.7-12.0、
いくら脚抜きのよい馬場とはいえいずれも稀に見る上がりですし、
未勝利戦がOP戦に引けを取っていないことにも驚かされます。

善臣騎手がデビューから競馬を覚えさせながら走らせてきたこと、
外枠で自分のペースで走ることができたことなどを含め、
様々な要因が良い方に作用しての結果といえるでしょうから、
次走以降同じように走れるかは今後真価を問われるところです。
ですが何にせよこれだけのタイムは能力なくして繰り出せません。

今回のレースで見せた軽快なスピードと持久力は、
まさに父カジノドライブを彷彿とさせるものでした。
父が惜しくも涙を飲んだフェブラリーS当日に勝ち上がったのも
何か因縁を感じさせます。気は早いのですが、
来年のフェブラリーSの舞台にゲルニカが立ってくれれば、
これほど嬉しいことはありません。
引き続きレッドゲルニカ号へのご声援をお願いいたします。

レッドアヴァンセ、名馬への登竜門レースを制覇!

過去にウオッカ、レッドディザイア、マルセリーナ
といったG1馬を生み出しているエルフィンSの覇者、
今年はレッドアヴァンセがその名を連ねることとなりました。

初戦、2戦目と落としてしまったアヴァンセにとって、
桜花賞に進むためにはもう一戦も落とせない戦いが続く中、
陣営が選択したのはオープン特別のエルフィンS。
未勝利を勝ったばかりの身とはいえ、
OP特別ですら通過点でしかないという陣営の気概を受け、
デビューから4戦連続一番人気に支持されての出陣です。

レースは想定通りのスローペースながら、
武豊騎手は持ち味の終いの脚を生かす形を選択し、
後方2番手を追走、慌てず騒がずジワリと前を見据え、
勝負どころでは大外を回しながら先団を射程圏内へ。
直線向いての伸び脚は鋭く、半ばで勝負を決めると、
余力を残して軽やかに先頭ゴールイン!
ペースの恩恵はあれどその上がりはダントツの33.3。
前走に続いて抜群の瞬発力を見せつけました。

父の背を知る鞍上も「父に似ている」と評したその末脚で、
偉大な兄らも為し得なかったクラシック制覇の夢を
掴めるよう更なる進化を遂げて欲しいものです。
引き続きレッドアヴァンセ号へのご声援をお願いいたします。

レッドルモンド、控える競馬で3勝目!

けれんみのない逃げ脚を武器に、
3歳夏には早くも2勝目を挙げたレッドルモンドですが、
陣営としては素質だけで走っているとの思いも強く、
先を見据えてあえて長距離戦で楽に走ることを覚えさせたり、
マイルに距離を短縮して追い込む競馬を試みるなど、
様々な試行錯誤を続けてきました。

今回は初の1400m戦にも関わらず、
相変わらず行きたがる素振りは見せていましたが、
このスピードがルモンドの持ち味でもあります。
その持ち味を生かしつつ前に馬を置いてしっかり我慢、
直線では進路が塞がるようなシーンも見られますが、
それにひるむことなく馬群を割って鋭く伸びると
その末脚は最後まで鈍ることはありませんでした。

スピードに任せて逃げることしかできなかった馬が、
控える競馬を試み、馬と馬との間隙を突くという、
かつてない勝負根性を発揮しての勝利。
陣営が試してきたことが結実したこの1勝は、
単なる通算3勝目にとどまらない価値の大きなものでした。

今後さらにクラスが上がり相手も強くなりますが、
気性的には上のクラスの方が合っている向きもありますし、
何より心身のバランスが整ってきた今なら、
準オープンでも十分に太刀打ちできるように思います。
引き続きレッドルモンド号へのご声援をお願いいたします。

エルディスト、2戦目で鮮やかに勝ち上がり!

ゼンノロブロイ産駒レッドエルディストが
2戦目で嬉しい初勝利を飾りました!
スタート後にゴチャつき道中は後方2番手を追走。
この時点では流れに乗り損ねた感もありましたが、
そこはルメール騎手、この距離にしては流れる展開を味方に、
終いに脚を溜める作戦に切り替えたようです。
とはいえ直線を向いてもまだ13番手、
ロスなく内をつく構えながら前後左右に馬が密集し、
勝ち負けに加わるには絶望的な位置取りにも映りました。

しかし、まさに人馬一体、名手を背にしたエルディストは、
少しもためらう様子を見せず、馬と馬の間をすり抜けながら
脚を伸ばし、一頭抜け出して勝利を決めた感のあった2着馬を
きっちり捉えると、最後は1馬身半も突き放したのでした。
当然のように上がりはメンバー中ダントツで次位に0.6秒差。
しかしエルディストの上がり3F自体は35.8ですから、
昨今多く見られる切れ味勝負の瞬発力比べとは異なります。
良とはいえいくらか重い馬場、2200mというスタミナの
いる条件に締まったペースが重なり底力が試されました。

どちらかといえば中距離までの活躍馬が多い
父の産駒ですが、リアファルやステラウインドのように、
母系に重厚なスタミナの血を有する産駒は
長い距離で真価を発揮するようです。
思えば確かにエルディストの母の父はダルシャーン。
ヨーロッパのタフな馬場を主戦としていた名馬です。
ダルシャーンの代表産駒ともいえるコタシャーンや
ダラカニも終いまでバテずに伸びる力強い末脚が武器でした。

そして未勝利戦ではありますが、
今回のエルディストの走りを見るにつけ、
彼にも確かにダルシャーンの血が流れているなと、
そんな想いを馳せてしまったのも競馬のロマンでしょうか。
この特性は現代日本の競馬とは逆のベクトルに位置しますが、
しかし条件さえ整えば他馬にない大きな武器にもなりえます。
ダルシャーンの貴重な血を有する数少ない国内産駒として、
いずれは自身の武器を最大限に発揮できる大きな舞台で
真価を発揮する日がくることを願っています。

レッドヴェルサス、待望の初勝利!

昨年6月の新馬戦、評判馬ポルトフォイユには
屈したものの、3着以下には4馬身差をつけ
上々のスタートを切ったレッドヴェルサス。
しかし、すぐにでも未勝利は卒業できると思われながら、
それから半年余り、まるでリプレイでも見るような
もどかしいレースを繰り返していました。
そういう巡り合わせなのか、馬の性格によるものなのか、
デビュー戦で大きく引き離したはずの4、5、6、8着馬は
すでに未勝利戦を卒業しているというのが何とももどかしく、
しかしこれが競馬の一筋縄ではいかないところでもあります。

とはいえ冷静に戦歴を振り返ると、
確かに多少の詰めの甘さはあったのでしょうが、
戦ってきた相手はディープ産駒ら切れ者を筆頭に
かなり手強かったことも事実で、ヴェルサス自身は
いつも自身の力は発揮していたようにも思えます。

初ダートとなる前走では、またしても3着という
落胆はありましたが、不利な位置取りから終いに脚を使い、
最も勝利を意識できる競馬ができました。
名手の2度目の騎乗となる今回は相手を一頭に絞った大名マーク。
直線ではこの馬らしいシブとさを発揮して着差以上の完勝でした。

新馬戦から3連勝でG1を制した姉とは、
対照的な初勝利までの道程となりましたが、
休み休みでないとレースに使えなかった姉にはない
連戦にも耐えうる頑強な身体能力とタフなメンタルを
保持しているのがヴェルサスではないでしょうか。
そして勝ち味に遅いというやや後ろ向きなレッテルは、
ひとつ勝つことで、相手なりに走ることができる
という前向きな評価に変わります。

さすがにこの後は小休止の可能性が高いでしょうが、
引退した兄弟たちの成績を見ても高齢まで豊富に
キャリアを重ねた馬が多く、ヴェルサスも
息長く我々を楽しませてもらいたいですね。

レッドラウダ、脚質転換に成功!

2戦目以降、抜群のスタートセンスを生かし、
スピードに任せた競馬を続けてきたレッドラウダが、
初の中山コースで、控えて差すという味な内容で
嬉しい2勝目を飾りました。

もともと重厚に見える馬体がさらに12キロ増、
レース前はいささか太め残りの心配もしましたが、
終わってみれば脚質転換を試みた末脚は最後まで鈍らず完勝。
太め分は成長分だったのか、それとも重賞で上位を
賑わせてきた実績は今回のメンバーなら一枚上だったのか、
いずれにせよ、先々に繋がる好内容でOP入りを果たしてくれました。

世代好調ダイワメジャーの一手を担い、
勝ち鞍だけなら既に兄たちの2勝に並びました。
母ヘヴンリーソングの子は、持ち込みのズンダモチ以降、
ヘヴンリーヴォイスを除けば全て2勝以上の堅実派。
ヘヴンリーヴォイスも中央で2着、3着を2度ずつとあと一歩、
最後は地方競馬で圧勝を飾り繁殖入りしましたが、
さっそくスーパーライナーという期待馬を生み出しています。

堅実で馬主孝行なタイプの多い一族なのでしょうが、
そんな中でもラウダの崩れのない走りは目を引きます。
芝もダートもこなせる点も今後の強みとなりそうです。

差す競馬を身につけたことで次走に予定しているクロッカスSでは、
京王杯2歳Sの頃とはまた違った競馬を見せてくれることでしょう。
もう一段ステップアップを図るためにも、再び良い競馬を見せて欲しいものですね。

レッドアヴァンセ、3度目の正直で血の威力を見せつける

リディル、クラレント、レッドアリオン、
サトノルパンら重賞ウイナーの妹という宿命を背負い、
デビュー前から高いハードルが課せられていた本馬。
血筋の良さに加え、稽古で見せる動きの良さも
その人気に拍車をかけていたようです。

しかし、その予想と期待に反して、
デビューからの2戦は勝ち馬に水を開けられる2着。
そのいずれも最後まで脚を伸ばし負けて強しの印象は残しつつも、
果たしてその2戦を経て再び1倍台の人気を背負うほどの馬なのか、
それが今回ではっきりするであろう大事な一戦といえました。

今回もスタートが悪く後方追走を余儀なくされますが、
勝負どころから外目を回って徐々に進出を開始。
4コーナーでは何頭分も外を回しつつ前を射程圏に捕えました。
直線でもその勢いは衰えず、直線半ばで勝負あり。

先行・内枠が断然有利の京都内回りのマイル戦、
その定説通りに逃げた馬と2番手の馬が2、3着に残る流れ、
終いのラップは11.9-11.7-11.5と尻上がりですから、
決して前を行く馬がバテたわけではありません。
それだけアヴァンセの末脚が驚異的だったということでしょう。
これが父譲りの瞬発力と牝系の秘める爆発力の威力。

数ヶ月後に迫った桜花賞ですが、力があれば間に合います。
まずは無事にと願いつつ、兄たちが阻まれているG1の壁、
ぜひともアヴァンセに打破してもらいたいものです。

レッドルグラン、嬉しい年間3勝目!

ちょうど一年前にデビューしたレッドルグランが、
この一年で3つの勲章を重ね、準オープンまで登りつめました。

雄大な馬格に恵まれ、それでいて脚元も健康。
大崩れなく年間9走を駆け抜けた姿には、
出資者の皆様もご満足いただけたものと思います。
上を見上げれば、オープン・重賞クラスでの
活躍をということになるのでしょうが、
こうしてコンスタントに走る姿を見せてくれることも、
能力の一端といえばそうなのかもしれません。

クラブ縁の牝系とも言える祖母フェアリーバラードからは、
ルグランの母ブレンダの他に、スーパームーン、グラッツィア
といったところが息長くオープンクラスで活躍しており、
非常に確実性の高い牝系です。
いずれも重賞で3着しており、次の期待は重賞タイトルの獲得。

来年は妹のレッドディオーサ、ルグランの叔父に当たる
レッドアルソードらがターフに登場予定ですから、
さらにこの牝系がにぎやかになることでしょう。
おのずと重賞制覇の可能性も広がってくるでしょうし、
ルグランにはその牽引者として本年以上の活躍を期待しています。

レッドルーラー 久々の美酒!

若葉Sから2年半余り、
レッドルーラーが久々の勝利を飾りました。
皐月賞後に1年以上もの休養さらには転厩と
ルーラー自身の環境がめまぐるしく変わる中で、
どこか本来の走りを取り戻せていない様子。
皐月賞時に負った故障がいまだ根深く尾を引いているのか、
果たして強かったルーラーは再び戻ってきてくれるのか、
そんな不安も感じさせる近走の内容ではありました。

しかし冷静に振り返るとダートの前走を除けば、
勝ち切れないまでもずっと堅実な走りは見せていたのです。
あの若葉Sの豪脚を再び…との思いが強すぎる故の
物足りなさはありましたが、切れる脚というよりは
じわじわとバテずに脚を伸ばす本馬の特性からして、
ここ一連の上がりの速い展開は少々酷でした。

そして今回の舞台は阪神競馬場。
意外なことに若葉ステークス以来の出走です。
馬場が荒れ切れよりもスタミナを要する
この舞台はまさにルーラーにぴったり。
大いに真骨頂が発揮された勝利となりました。

明けには6歳となりますがそのキャリアは浅く、
体質面の強化が図れれば更なる上積みも見込めます。
底力やスタミナに富む血統で地力勝負に強いタイプ。
健康に息長く走って欲しいと願いつつ、
いつかまた大舞台に上がる日も夢見たくなります。

レッドフォルツァ、2年半ぶりの勝利!

これまで2着1回、3着4回という
惜しい着順を繰り返していましたから、
入障12戦目での初勝利というのは
思いのほか時間が掛かってしまった印象ですが、
タフで長い距離を、コンスタントに大きなトラブルもなく
ひたむきに走り続けた頑張りは十分称賛に値しますし、
その頑張りが遂に報われた嬉しい障害初勝利の瞬間でした。

平地では新馬勝ちを収めたほどの馬ですから、
地力は確かなはずなのですが、
性格的なものなのかレースに集中しきれない面もあり、
当時から堅実なのだけど突き抜けられない、
そんな側面があったことは確かです。

そうしたところを改善すべく去勢を施し、
施術後は気の抜けたようなレースを続けていましたが、
2走前辺りからようやくその効果が出てきたのか、
体に締まりが出て集中力も増してきた印象です。

次走以降はオープン挑戦となりさらにハードルは上がりますが、
フォルツァ自身にもまだ上昇の余地は残されています。
これからもタフで堅実でひたむきなフォルツァらしい走りで
息長く元気な走りを見せて欲しいと思います。

レッドセシリア、待望のオープン入り!

牝馬限定戦ながら、オープン勝ち馬や
重賞戦線で上位に名を連ねたことのある馬たちが集い、
かなりのハイレベルな一戦となったユートピアS。
とはいえ3番人気に支持されたレッドセシリアも、
キャリア一戦の身で阪神JFを3着したほどの馬。
近走の成績に波はあっても格的には引けを取りません。

セシリアの背を最もよく知る鞍上は、
いつも通り終いにかける形で中団に待機。
勝手知ったセシリアも、息の合ったスムーズな追走から、
直線で進路が開かれると長く良い脚を持続させ、
同じ父を持つ人気馬の追撃を最後まで封じ、先頭ゴールイン!
3着には桜花賞3着馬、5着にはローズS3着馬と、
この相手だけ見ても今回の勝利の価値の高さが分かります。

阪神JFで3着してから3年の月日が経っていました。
それを思えば少々遠回りをした印象もありますが、
セシリアには、この段階を踏みながらの
着実な歩みがあったからこそ、無事にここまで
登頂してこられたような気がしてなりません。
決して強いとはいえない体質を考慮しながら
大切に育ててくれた関係者に感謝申し上げます。

とはいえ、この一戦が終幕戦というわけではありません。
マーメイドSで久々に重賞にチャレンジしたものの、
当時は無欲の格上挑戦といった立場でしたが、
次走は勝利の勢いを駆り、堂々オープン馬として
重賞(ターコイズS)に挑戦するプランも明かされました。
キャリア2戦目で見せたあの輝きを再び!
期待をこめて声援を送りたいものです。

驚異の末脚、レッドライジェル!

勝利時には毎回度肝を抜く競馬を見せてくれる
レッドライジェルが今回もやってくれました!
鞍上からは、今回はいつもより前目につける
競馬の可能性も示唆されていましたが、
出がもうひとつだったこともあり
今まで通りのライジェルの形。

それでもこの馬の背を知る鞍上は、
慌てず府中の長い直線に全てを懸けている様子。
とはいえ長い直線だからといって
差しが決まるわけでもないのが競馬の難しいところ。
4コーナーを14頭立ての14番手で回った時には
さすがに厳しい印象を受けたことも確かです。

それでも重賞やマイル戦での経験を積みながら
状態を上げてきたライジェルの勢いは、
ここ数戦とはまるで異なるもの、
直線半ばで何とかなると思えるほどに
前を行く馬を捕える気概に溢れているようでした。
結果、クビ差の辛勝に見えて、レース内容や
繰り出した上がりの32.5という驚愕の数字を見せられては
このクラスでは一枚役者が違った感も。

課題がないわけではありません。
この派手な競馬は諸刃の刃でもあります。
先行抜け出しの形で勝てるのであれば
それが一番の理想の形。
ただ、この競馬ですでに3勝を挙げたところに
この馬のポテンシャルの高さがうかがえます。
事実、成長途上の段階でも、後の菊花賞馬と
重賞で0.3秒差の勝負を演じているのですから。
であればこのまま無事に成長を遂げれば、
再び重賞の舞台に立てる日もそう遠くないかもしれません。

レッドヴィーヴォ、惜敗続きに終止符!

障害転入8戦目と時間は掛かりましたが、
ようやくジャンパーとしての一歩をスタートさせました。
思えば入障2戦目では勝ち馬から
9秒差というほろ苦い結果もありましたが、
そうした経験を糧にしてコツコツと力をつけ、
最終的には断然人気に応えて10馬身差の快勝ですから、
障害戦とはいえこれほど喜ばしいことはありません。
これはヴィーヴォ自身の頑張りはもちろんのこと、
辛抱強く鍛錬を重ねてくださった厩舎スタッフや、
上野騎手のアシストによるところも大きいでしょう。

クラブ所属馬レッドキングダムの例を見るまでもなく、
平地とはまた違った巧拙が要求されるこの舞台では
いつ大きく化けるかなど誰にも分かりません。
一戦ごとに上昇し、飛越もスタミナも向上しているヴィーヴォなら、
オープンクラスでも頑張ってくれるのではと予感させる勝利でしたし、
ジャンパーとして5歳はまだ若手も若手、更なる躍進に期待しましょう。

レッドエトワール、鮮やかに新馬V!

母フレンチノワールの主戦騎手でもあった
田辺騎手を背に、娘のレッドエトワールが
鮮やかな末脚で新馬戦を白星で飾りました。
逃げた馬が2着に残る緩やかな展開は、
エトワールに恵みをもたらすような流れではなく、
走破時計や着差以上に中身の濃い内容でした。
母は主にダートを主戦としていましたので、
ワークフォースとの間に生まれたエトワールが、
いきなり芝で好結果を残せたことも大きな収穫でした。

タフに4勝を挙げた母の兄弟には
同じくクラブ所属馬だったレッドヴァンクールがいて、
こちらも頑強に長く走って4勝の勝ち鞍を挙げています。
堅実かつ丈夫でタフなこの牝系は早いうちから能力を発揮し、
その力を持続しながら長らく我々を楽しませてくれますが、
意外なことに新馬戦から結果を出した馬は少ないようです。
そういう意味においては、エトワールには、
母や叔父を超える活躍を期待しても良いのかもしれません。
母から娘へと紡がれる競馬のロマンを堪能しながら
今後もエトワールに声援を送っていただければと思います。

レッドウィズダム、ダートに変わって完勝!

レッドウィズダムがデビュー3戦目、
初ダート戦で “ようやく” 開眼しました。
ようやくといっても2歳時の勝ち上がりですから
本来なら十分に立派な初勝利なのですが、
デビュー前から期待の大きかった本馬だけに
そんな想いを抱いてしまうのかもしれません。

初戦と2戦目は少し歯車のかみ合わない面もあり、
芝がまったく合わないとは言い切れませんが、
さすがはダートもござれのキングカメハメハ産駒。
スタートからゴールまで手応えには終始余裕があり、
一枚上の力を見せつける形となりました。
唯一ヒヤッとしたのは直線で前が壁となり、
このまま抜け出せないのではというシーンですが、
そんな状況下でも冷静に進路を待つ余力を残していましたから、
前が空きさえすれば、後はもう独壇場といった様相でした。

それでもまだ心身ともに幼い面を残しており、
素質だけで駆けている印象もありますが、
それだけにこの時期の勝利には価値があり、
今後の伸びしろも十分でしょう。

異父兄のナリタクリスタルもジワジワと力を蓄え、
4歳時に素質を開花させて重賞ウイナーの仲間入り、
5歳時にも2つの重賞タイトルを上積みし、
都合3つのタイトルホルダーとなりました。
キンカメ産駒のウィズダムもスケールなら負けていません。
来春の活躍はもとより、兄に倣って息の長い活躍に期待しています。

休み明けも何のその、ファルクス再びオープン入り!

重賞挑戦を目前に控えながら、目先にとらわれず
将来を見据えて休養に充てた半年余りは
決して無駄ではありませんでした。

一度勝っている条件とはいえ、
休み明け、かつ他にも降級馬が複数等いる
メンバー構成は決して楽な条件ではなかったはずですが、
いつもひたむきに己の能力を最大限に発揮する
ファルクスの真骨頂は、休みを経ても変わらぬばかりか、
充電によりパワーアップしている感すら見受けられました。

ロスのない競馬のできる最内枠も
砂をかぶるダート競馬では脆歯の刃。
しかし、初騎乗となる吉田豊騎手との
息もぴったりに理想的な位置取りで競馬を進め、
直線は押し切りを図る逃げ馬を
計算通りのタイミングで交わしたところが
嬉しい5度目の先頭ゴールインとなりました。

兄でクラブ所属馬でもあったレッドシュナイトの
4勝を上回り、堂々と母の代表産駒まで登りつめました。
芝2勝、ダート3勝、これ自体は珍しい成績ではないものの、
一般的には年を経るごとに適性が固まり、
いずれはどちらかが主戦場となるものですが、
ファルクスの場合は、芝とダートを適材適所で使いわけ、
それで結果を残しているのだから見事な万能アスリート振りです。

次走は一転して芝のオープン特別への挑戦が決まりました。
ここで好勝負すれば、再び重賞挑戦が視野に入ってくるでしょうし、
冬の厳寒期には、ダート短距離重賞を挟むプランなども
浮かんでくるかもしれません。
次はどこを使ってくるのかと、それすらも楽しみに感じる
ファルクスの未来は益々輝かしいものとなりそうです。

レッドルグラン、久々のレースを快勝!

レッドルグランが久々の競馬を勝ち上がり、
この夏の充電の成果を見せてくれました。
もともとダートは初勝利時が3馬身半の圧勝、
昇級後も強敵相手に手堅い競馬を見せていました。
ただ、いくらかずぶい面があり
勝負どころで置かれるなどの課題も残していました。

夏場を充電して復帰戦となる今回は、
その辺りを念頭に戦前から早めの競馬を示唆していましたが、
終始逃げ馬をマークする形で2番手を追走できたことは
意外な収穫でしたし、夏場の成長を物語っていました。

母ブレンダは名門バラードの牝系にサドラーズウェルズ、
デインヒルと世界の超一流種牡馬が付けられてきた
世界に誇れる血統馬。
成長力に富むこの牝系に、同様に使われながらに力を付け、
最後は圧倒的王者に君臨したシンボリクリスエスを配され
誕生したのが本馬レッドルグラン。
まだ若い3歳、先々が本当に楽しみです。

レッドシルヴィ、新馬戦を快勝!

兄に重賞勝馬を持つ良血レッドシルヴィ。
良家のお嬢様特有の精神面の課題なのか、
戦前は周囲を気にするなど精神面での指摘がありました。
しかしいざふたを開けてみれば、そんな心配は御無用、
競馬センスと勝負根性が大いに光った一戦となりました。

直線で自分より30キロ以上も体の大きな馬に挟まれそうになり、
並みの馬ならそこで万事休すのシーンもあったのですが、
そのプレッシャーをはねのけ、戦前の課題をあっさりクリア。
抜け出してからは鞍上が手綱を抑える余裕さえ見せつけました。

先に挙げた重賞勝馬の兄はルルーシュ。
彼もシルヴィ同様に2歳9月の新馬戦を快勝して、
途中長い休養を挟みながらもG2勝馬まで登りつめました。
父がゼンノロブロイからヴィクトワールピサに変わりましたが、
それがまた未知の魅力となって未来への夢が膨らみます。
来春の大きな舞台に向かって舞い踊れシルヴィ!

レッドディザーブ、背水の陣を制す!

デビュー戦の2着からはじまり
これまで2着なら3度あるディザーブでしたが、
未勝利戦は勝たねば意味をなさない厳しい世界。
いつでも勝てるだろうの今年一月から
またたく間に半年以上が経過して、
ついに背水の陣で挑むことになった今回の一戦。

舞台はダート1400m。
血統的にはドンとこいのイメージも、
過去2戦して3着、7着という微妙な着順に、
またかつて揉まれて大敗という
脆さを露呈したレースもあるだけに、
砂をかぶった時にどうだろう…の懸念はありました。

しかし、使われながらに力を蓄え、
自信を増したディザーブは、
ひと皮向けた雄姿を披露してくれました。
砂をかぶっても、直線で進路を断たれそうになっても
今回こそ勝たねばという強い意思を示すかのように、
名手に操られ力強い走りで
念願の先頭ゴールインを果たしたのでした。

スーパー未勝利戦での苦しい勝ち上がりとなりましたが、
その分初勝利の喜びも倍増といった感があります。
力があっても運に見放された馬は勝つことができません。
そういう意味ではディザーブは、“持っている馬”なのかもしれません。
自ら未来を切り開いたディザーブの未来は明るいものとなりそうです。

レッドオーラム、人気に応えて3勝目!

レッドオーラムが嬉しい3勝目を挙げ、
堅実な兄弟たちの中でも2番目の勝ち頭となりました。
一番の勝ち頭は5勝を挙げたタッチミーノット。
こちらは金杯も制していますから文句なしの賢兄といえますが、
オーラムもコンスタントに使われながら末脚に磨きがかかり、
まだまだ上を目指せそうな勢いを感じさせています。

着順に波があるようにも見えますが、実は1秒以上負けたのは、
距離の長かった忘れな草賞だけで、他はすべて1秒未満の差。
これは過去に挑んだ1000万条件での4戦にも該当しますから、
力をつけた今なら、再度挑むことになる次走以降の昇級戦でも
期待が持てますし、一度は跳ね返された条件打破の可能性も十分です。

先に名を挙げたタッチミーノットは未勝利戦を勝つことができず、
地方回りからの中央復帰、その後じわじわと力を付けながら
ついには重賞ウイナーの座を射止めた奥手の馬でした。
母の父はMr.Prospectorですが、血統の印象とは裏腹に
成長力も備えている牝系といえそうです。

オーラムが未勝利を圧勝した時、鞍上の小牧騎手は、
この馬で大きな舞台をと期待を寄せたそうです。
その夢は3歳時には叶わなかったものの、まだ若き4歳。
7歳で重賞を制した兄のように、更なる飛躍に期待しています。

レッドリュンヌ、兄に続く新馬勝ち!

ゼンノロブロイ産駒のレッドリュンヌが
中山2000のメイクデビューを鮮やかに制しました。
牡馬混合のタフな中距離戦は小柄なリュンヌにとって
決して楽な舞台とはいえないはずですが、
道中は鞍上の指示通りに内目を立ちまわり、
直線は極上の切れ味で馬の間を抜けてくる味な競馬。
抜群の競馬センスと根性を感じさせる内容でした。

ディープインパクトを父に持つ兄レッドソレイユも
新馬戦を快勝していますが、牡馬にしてはひ弱い面があり、
師によれば、「新馬は素質だけで勝ったようなもの」とのこと。
実際、そのデビューは3歳の2月と遅れましたし、
その後も思うようにキャリアを重ねることができていません。
もちろん兄のこの秋の復帰も楽しみなところですが、
妹のリュンヌはさらに小柄ながらも体質面に不安はなく、
この時期に新馬を勝てたことにも大きな価値があります。

母リーチフォーザムーンは、
兄にアグネスデジタルを持つ良血馬。
日本で出産した2頭がいずれも新馬勝ちを収め、
徐々にその血の優秀さを証明しつつあります。
その牝系の更なる発展のため、そしてリュンヌ自身の栄冠のため、
次走以降もスケールの大きな走りで私たちを魅了して欲しいものです。

レッドマジュール、昇級もあっさりクリア!

夏場を充電に充てたレッドマジュールが、
復帰初戦を鮮やかに逃げ切りました。
未勝利を勝ち上がるまでに7戦を要しますが、
不利のあった2戦目以後はすべて5着以内、
毎回ひたむきに一生懸命走る姿が印象的です。
そして初勝利後の今回はあっさり連勝を決めるなど
いよいよ軌道に乗ってきた感があります。

中距離戦ではもうワンパンチ足りない面もありましたが、
距離を短縮してからはそのスピード能力を如何なく発揮、
牡馬陣を向こうに回して強い競馬で2連勝です。
ポンポンと勝ち上がった分、
ここからは更に厳しい戦いが待っていますし、
鞍上からは、戦術にもっと幅が欲しいとの要望もあるようです。

それでも世界に誇る良血が開花してきたとあれば、
不安よりも期待の方が大きくなるのは当然のこと。
新馬から2戦連続2着した長女レッドベルフィーユ、
マジュール同様に2連勝で500万を勝った次女レッドシェリールらは、
高い資質を秘めながら志半ばでターフを去ることとなりました。

レースを使うごとに逞しさを増すマジュールは、
小柄な馬体に似合わず、姉たち以上の頑強さを備えているようです。
ここから無事にキャリアアップを図ることができれば、
姉たちが為し得なかった大舞台への出走も夢物語ではありません。
この秋のさらなる躍進に期待しています。

シャンクス、短距離で新境地を開拓!

昨年の函館で勝利してから一年余、
長く試行錯誤を繰り返してきたシャンクスが、
名手ルメールを背に快心の復活走を見せてくれました。

欧州の名馬ガリレオの産駒らしくデビューは芝の2000m。
そこで3着して次の1800m戦を余裕たっぷりに勝ち上がった後は、
ホープフルS、京成杯といったクラシックの王道を歩みますが、
いつの頃からかその前向きな気性が災いして、
思うような結果を残すことが難しくなってきました。
その気性を考慮して去勢後は短い距離を試みるも、
元来が長距離志向の血統馬、気性面とのアンバランスさが
レース選択を難しいものにさせるという側面もありました。

そんなシャンクスにとっての転機がこの夏。
程良く時計の掛かる北海道の馬場なら短距離でも通用するのではと、
函館開催より初の短距離走にチャレンジしたのです。
そこでシャンクスは思惑通り悪くないレースを見せました。
3走前は5着ながら自身最速の上がり34.1を駆使、
2走前は最後にスムーズさを欠き着外に終わったものの、
道中は速いペースにも順応し距離への適応も見せていました。

そして今回は稍重の馬場に差しの利く最終週、
さらにその背にはルメール騎手ですから舞台は整いました。
7番人気という評価以上に新聞紙上では印が目立っていたのも納得、
事実、外を回して人気馬両頭を従えてゴールする様は強いの一語でした。

短距離を使うことで刺激を与えてから再び適距離に戻す、
これは藤沢師が時に使ってみせるショック療法ではありますが、
シャンクスの場合、短距離でそのまま結果を出すという嬉しい誤算。
その分今後の路線が気掛かりですが、選択肢や楽しみが増えたことも事実です。
6歳でも馬はまだまだ若い。ここから更に頑張ってもらいましょう。

レッドファーレン、接戦を制す!

スーパー未勝利戦を前に
もう後がないこの時期の3歳未勝利戦。
前走着順の良い馬が優先的に出走できるため、
この時期だからといってレベルが低いとは限らず、
むしろ運悪く勝ち運に見放されてきた素質馬たちの
生き残りをかけたサバイバルレースの様相をなしています。
そんな悲壮感すら漂うこの厳しい戦いを、
我らがレッドファーレンが僅差ながらも制してくれました。

本馬の母は、関東牝馬ながら新馬戦で京都にまで遠征し、
牡馬をなで切ったクラブ所属のヘヴンリークルーズ。
当時の3着馬はあのシルポートでした。
その後の成績から地味な印象を受ける母ですが、
これはなかなか見られない偉業ですし、
その後3勝を積み重ねた成績も立派なものでした。

初仔のファーレンはデビューから3戦見どころがなく、
タックスヘイヴンに遡る牝系の特色である
堅実な走りの片鱗すら見せることもなかったのですが、
舞台を北海道の短距離戦に移してからは一変、
崩れることなく勝利まであと一歩のところまできていました。

しかし、前述の通り、そうしたあと一歩の
馬たちばかりが集うこの時期の未勝利戦ですから、
そう簡単に抜け出せるものではありません。
使い詰めによる体調管理にも苦労はあったことでしょう。
この勝利は馬の頑張りはもちろんのこと、
厩舎関係者の尽力によるところも大きく、
母でも勝ち鞍を挙げている丸田騎手のナイスアシストも
多分にあったように思います。

これでようやくファーレン(航海)のスタートです。
命名時に名づけられた願いの通り、
ここから順風満帆に大海原を突き進んでもらいたいものです。

レッドファルダ、初芝で待望の初勝利!

レッドファルダが5戦目にして待望の初勝利を挙げました!
デビュー戦で経験馬を相手に2着した時は
すぐにでも勝ち上がれると思ったものですが、
まだ心身ともに幼さを残すせいか、レースにいって器用さがなく、
終いに脚は使えても善戦止まりというレースが続きました。
そのうちにソエが悪化して6月には立て直しを余儀なくされます。

未勝利戦も残りわずかとなるこの時期の休養は痛恨でしたが、
陣営のその英断が奏功して2ヶ月ぶりとなる今回は、
ソエも完治して追い切りの動きも上々と
デビュー以来最高の状態に仕上がっていました。

当初予定していたダートから急遽芝に矛先を向けるという
一種の賭けとも取れる路線変更はありましたが、
ダート戦では見せたことのない直線の伸び脚が、
陣営の決断が間違いでなかったことを証明してくれました。

育成時代から奥手と評され、
順調に進む他馬に遅れを取ることもあったファルダ。
その分ここからの上積みは相当でしょう。
今後の躍進に期待しています。

レッドアリオン、昨年の兄に続く関屋記念制覇!

スタートで立ち遅れ、一瞬アッと溜息が洩れますが、
そこから川須騎手の好判断で無理なく先頭へ。
メンバー構成からこうした形も想定内だったようです。
その後はマイペースの逃げ、直線を向いても持ったまま。
誰もがこれなら押し切れる!と思ったのではないでしょうか。

しかし意外にも鞍上が追い出してからもたつく格好で、
ひしめき合って押し寄せる後続に飲み込まれそうになり…。
楽に逃げているように見えたのになぜ?と悲嘆したその刹那、
再び鞍上の叱咤に応えてアリオンのギアが再稼働します。
スパッと切れる印象はないものの、そこからの再加速は、
今度こそ大丈夫、そう安心できる力強い伸び脚でした。

これでオープン2勝、重賞2勝を含めた7勝目。
勝ち鞍では兄クラレントに並ぶこととなりました。
早熟かつ脆弱傾向にあるタキオン産駒としては異例の成長力。
これは奥手だった母エリモピクシーの血のなせる業でしょう。

6歳になって初めてG1で馬券圏内に到達した兄の雄姿からも、
アリオンの本領発揮もまだこれからのように思えます。
この夏を制し、秋には再びG1の舞台で
大きく羽ばたいてほしいものです。

素質開花の兆し、アルティスタ 人気に応えて快勝!

休み明けの前走で成長の証を見せる3着。
その実績が認められ、今回は生涯初の
一番人気での出走となりました。

少頭数の競馬ながら道中は
ハイラップを刻む馬の存在もあり、縦長の様相。
追走に脚を使わされ、最後まで脚が続くのか
といった懸念もありましたが、
4コーナーから直線を向いてからは
追えば追うだけ伸びる勢いで、
終わってみれば人気に相応しい強い勝ち方でした。

思うように結果を出せない時期もありましたが、
父の産駒らしく使われながらに力をつけ、
この夏を境にブレークしてくれそうな気配を漂わせています。
母系も欧州重賞勝馬を多数輩出する名牝系、底力も相当のはず。
真価を問われる次走以降が大いに楽しみになってきました。

断然人気に応えて接戦を制す!

レッドオリヴィアが接戦をものにして
嬉しい4勝目を挙げました。
道中はレース巧者らしいソツのない競馬、
直線は一瞬苦しいシーンもありましたが、
前が空いてからは先に抜け出した2着馬を
きっちり捕らえる着差以上の強さでした。

3走前に3着したパールSは
牝馬限定戦ながらかなりのハイレベル。
1、2着馬が次走以降、重賞でも馬券圏内に、
4着馬が重賞を勝ち、5着馬は1000万特別を快勝、
6着馬も1600万特別で牡馬相手に2着。
今に思えば錚々たるメンバーが揃っていました。
そこで3着だったオリヴィアが降級戦を勝つのは
きわめて妥当な結果ではありますが、
不利を跳ね返して接戦をものにするあたり、
改めて力を示す一戦となりました。

ここからは更に強い相手との戦いとなりますが、
パールSですでに通用の力を見せていますし、
相手なりに走れる堅実さは強みとなってきそうです。
ゆくゆくは重賞への再挑戦を目指し、
さらなる高みを目指して欲しいものです。

レッドラウダ、鮮やかに逃げ切る!

スタートでもたついた初戦から一変、
今回は好スタートから果敢にハナを主張。
その後はマイペースで危なげのない押し切りとなりました。

初戦から4キロ減の馬体重で臨んだ今回でも、
まだその馬体には余裕が感じられましたが、
それでいてレースで見せたこの変わり身こそ、
ラウダの資質、学習能力の高さの証明と言えるでしょう。
多分に粗削りなところは残していますが、
その分単なるスピード馬とは思えない奥深さも感じさせます。

「勝って2歳Sに向かいたい」との師のコメント通り、
次走は小倉2歳ステークスの予定となりました。
ホップ・ステップで大きく変わった走りを、
ジャンプでさらに進化させてくれるものと期待しています。

レッドカチューシャ、2年3ヶ月ぶりの勝利!

近走ひと息の成績が続いていたレッドカチューシャが、
初勝利を挙げた思い出の地で久々の美酒を味わいました。

レースは、初コンビとなる松岡騎手のエスコートで
いつになく好位の内目4番手を追走。
先行した2頭が1000m通過57.9のペースで飛ばす展開は、
バテずに最後まで脚を伸ばしたものが制す持久力勝負となりますが、
血統的にも牝馬らしい切れ味をイメージさせるカチューシャが、
力強く先頭に躍り出る様はこれまでにない新たな一面でした。

思えば兄のレッドシェリフも、
この春の新潟で2年3ヶ月ぶりの勝利を挙げたものでした。
長く不振をかこいながらもコンスタントにレースを使われるタフさ、
そして遂には勝利を飾る嬉しい意外性、これは兄妹共通のものでした。

レースタイムは前日の1000万特別とわずか0.1秒差。
速い展開が生み出した記録ではあるのでしょうが、
その時計で走れるポテンシャルをいまだ保ち、
闘争心にも陰りのないことが分かったことは大きな収穫。
何とか上のクラスでも嬉しい意外性を発揮して欲しいものです。

まくってしのいだ念願の初勝利!

レッドサバスが函館の地で嬉しい初勝利を飾りました。
5着馬までがいずれもクビ差という大接戦ではありましたが、
人気を背負って3コーナー過ぎから長く脚を使い、
直線早め先頭から堂々と押し切った内容は完勝とよべるもの。
2、3着馬もいつ未勝利を卒業しても不思議ではない
レベルの高い馬たちだけに、このクビ差の勝利は
今後に向けても非常に大きなものでした。

これまでは勝負どころでのズブさが目立ち、
終いは伸びてくるものの時すでに遅しといった
レースを繰り返していましたが、ひと息入れて馬も成長。
また、内枠ながら早めに外に出し、馬の力を信じた
鞍上のファインプレーも光りました。

兄弟に活躍馬が多く、ことに同じ祖父を持つ兄アペリティフは、
ダービー6着から菊花賞への出走も果たしています。
サバス自身、距離をこなせるのも今後の強みとなるでしょうし、
思えば去年の菊花賞馬の初勝利も7月のことでしたから、
ひとつ勝っての覚醒に期待して、秋に向けての躍進を願いたいものです。

レッドルモンドが嬉しい2勝目!

近2走は控える競馬を試みていましたが、
今回は普段からルモンドの気質を心得ている杉原騎手を背に
自然にハナに立つと、後はマイペースの逃げの手に。
後続との間合いを図りつつ絶妙なラップを刻み、
ゴール前こそ詰め寄られたものの、
複数の降級馬らを退けての堂々たる逃げ切り勝ちです。

当日の馬場状態やコースの特性もあったのでしょうが、
現状の気質を考えるとより持ち味を生かせるのは
けれんみのない逃げ戦法なのかもしれません。
確かにまだ粗削りなところは残していますが、
自分の型に嵌った時は強い競馬を見せていますし、
型にはまらずとも大崩れはしていないところに
本馬の資質の高さを感じさせます。

クラスが上がればより自在性が求められるところですが、
まだキャリアの浅い若駒ですから伸びしろは十分でしょう。
はじめての2000m戦ですぐに結果を出した点も頼もしく、
今後どんな競走馬に成長してくれるのか大きく期待が膨らみます。

レッドカーラ、復帰戦を快勝!

レッドカーラが3ヶ月ぶりの実戦を勝利で飾りました。
近2走こそ大敗が続いていましたが、
いずれもクラシックをかけての重賞挑戦。
その上、馬場や距離、長距離輸送など酷な条件も重なっていました。

今回も小柄な馬体に中京の重い馬場は酷に思えたのですが、
より酷な条件で走ってきた経験が生きたのでしょうか。
道中の走りも滑らかに、直線では力強く先頭に躍り出ます。
そこへ、満を持して実力馬リーサルウェポンが襲い掛かりますが、
カーラの伸び脚も最後まで止まらず、見事な押し切り勝ち。

今春のクラシック参戦の夢は断たれましたが、
そこで経験したことは無駄ではなかったようです。
センスあふれるレース振りから、まだまだ伸びしろもありそうで、
今後の更なる飛躍を期待したいところです。

レッドマジュール、待望の初勝利!

直線で不利のあったデビュー戦を除けば、
牡馬を相手に長めの距離でも崩れのない走りを見せていましたが、
どうしても最後のワンパンチを欠いてしまう現状を打破するために、
初の1400mという距離を選択、それがズバリ奏功しました!

もっともこの距離で牝馬同士の戦いであれば、
単純に能力が上だったと言えるのかもしれませんが、
それにしてもいつになくスムーズに流れに乗ったレース振りは
この距離への適性を十分に示した格好となりました。

血統的には2000m前後でもドンとこいのはずですが、
前向きな気性も影響しているのでしょうか。
今回の1400mという距離ですら走る気を前面に押し出し、
長い直線の入り口では早々に先頭に立ってしまったほど。

思いがけず早めに先頭に立たされてしまったようにも見受けられ、
府中の気の遠くなるような長い直線を思うと、
抜け出すのが早い!と嘆いた出資者様もいたかもしれません。

ただ、マジュールを知る鞍上からしてみれば、
この形も想定内の戦法だったのかもしれません。
結果的には危なげない勝利となったのですから。

兄のプルミエデマンシュ、
姉のレッドベルフィーユ、レッドシェリールらも
武運さえあれば、まだまだ上を目指せる素質馬たちでしたが、
残念ながら僅かなキャリアでターフを去ることになっています。
いずれも体質面の弱さがネックとなっていたことは否めません。

それだけに小柄な体躯に似合わずタフな走りを見せるマジュールには
頼もしさを感じると共に、兄姉らが為し得なかった
息の長い活躍を期待したくなりますね。

レッドアルヴィス、オープン特別を快勝!

フェブラリーSではほろ苦い敗戦を喫しましたが、
その敗戦を引きずることなく、すぐさま反撃を開始。
オープン特別なら役者が違うとばかりの圧勝劇を演じました。

スタートから激しい先行争いが繰り広げられる中、
アルヴィスは抑えきれないほどの勢いで労せず3番手をキープ。
抜群の手応えで直線に向かうと持ったまま先頭に躍り出て、
残り2ハロンの時点で一気に後続を突き放し、
ほぼその段階で勝負ありといった強い内容でした。

重賞勝馬ながら獲得賞金の関係で、
数日前のさきたま杯(G3)も補欠止まりで出走が叶いませんでした。
それだけに今回は優勝による賞金加算が至上命令となっていましたが、
人気のプレッシャーをものともしない堂々たる勝利で
今後に向けても価値ある一勝となりました。

ご存知の通り、異父兄カレンブラックヒルは
3歳時に重賞3連勝を含む無傷の5連勝を達成したスピード馬。
4歳時はリズムを崩したものの、5歳、6歳と更にタイトルを積み上げています。

アルヴィスも陣営によれば、「本格化はこれから」とのことですから、
今後は重賞戦線の常連として兄に負けじとタイトルを重ねて欲しいものです。
次走に予定している7月のプロキオンSは今回と同じ左回りの1400m。
絶好の舞台で2つ目のタイトル奪取に期待がふくらみます。

レッドルヴァン、ダートに転じて待望の初勝利!

デビュー以来芝でも大崩れはないものの、
もう一押しが利かない現状を打破するためにダートを選択し、
際どい勝負ながら見事に一発回答を示してくれたレッドルヴァン。

父ネオユニヴァースの産駒はダートの成績安定、
母サヤカは芝重賞ウイナーながらその血統は米国ダート色が強く、
姉ママキジャも中央ダートで活躍し準オープンまで登りつめたほど。
戦前からダートに変わった今回こそは…の思いはありましたが、
メンバーを見渡せば1.5倍の圧倒的支持を集める馬の存在も。

序盤は無理せず中団から進め、
勝負どころからその断然人気馬の背後をぴったりマーク。
直線はマッチレースの様相も勢いは完全にルヴァン。
しかし、これはもらった!と思ったところから、
再び盛り返す1番人気馬。やはり1.5倍はダテではない。
その攻防は入線まで続き、後続を5馬身も離す熱く長いマッチレースは、
ルヴァンの抜かさせない根性を見せつける形で終幕。
北村騎手のナイスアシストにも感謝です。

ようやく一勝、されど貴重な一勝。
ダートなら更に上を目指せるでしょうが、
芝がまったくダメというタイプでもありません。
管理する尾関師といえば、芝・ダートを巧みに使い分けながら
レッドファルクスをオープン馬に仕立て上げた鬼才ですから、
ルヴァンの今後も大いに楽しみになってきました。

レッドシェリフ、久々の勝利

レッドシェリフが実に3年4ヶ月ぶりの勝利を飾りました!

最内枠から積極的な先行策。
雁行状態のまま逃げるような形となり、
決して楽な展開とはいえませんでしたが、
直線はもうひと頑張りして必死に脚を伸ばし、
同じ勝負服のレッドソレイユの追撃を鼻だけ封じたところがゴールでした。

デビュー以来、半年以上の休養はわずかに一回という頑強さ。
勝ち負けに加わることはなくとも、毎回全力を出し切って、
“無事是名馬”を地で行く走りを見せてくれています。

そんなシェリフが掴んだ42戦目での3勝目。
勝ち上がればさらに強敵相手の戦いになるとはいえ、
それでもやはり久々の勝利の味は格別です。
この勝利は厩舎スタッフの努力によるところも大きいのでしょうが、
シェリフ自身が頑張ってきたご褒美の鼻差だったのかもしれません。

その派手な風貌やおっとりとした性格とも相まって、
どこかしら愛されキャラのイメージも漂うシェリフ。
クラブでも年長の年代となってきましたがまだまだ老けこまず、
クラブを牽引するムードメーカーとして長く我々を楽しませて欲しいものです。

レッドアリオン、念願の重賞制覇!

重賞挑戦10戦目に遂に重賞マイラーズC(G2)を制しました。
鞍上の川須騎手は、前が有利なバイアスを考慮して、
絶好の位置取りから抜群のタイミングで仕掛けをうながし、
見事にアリオンをエスコートしてくれました。

思えば2年前。
クビの差でNZT(G2)のタイトルは逃したものの、
もっとも重賞制覇に近づいた時の鞍上が川須騎手でした。
その後のNHKマイルC(G1)では痛恨の出遅れから、
猛然と追い込んだものの僅差の4着。
川須騎手は当時の悔しさを未だ忘れず、
再び手綱の戻ってきたアリオンを
見事に重賞ウイナーへと導いてくれたのです。

また、橋口調教師もレース前、
「まともなら3歳で既にG1を勝っている馬。
この相手でも引けはとらない」と強気のコメント。
能力を確信しているからこそ、未勝利を勝って即座に重賞に挑ませ、
その後もレベルの高いレースにチャレンジし続けました。
その想いがついぞかなった今回と言えるでしょう。

ただし、本当の目標は次走に予定している安田記念。
奇しくもNHKマイルCとは同じ舞台となります。
当時のほろ苦い敗戦を糧に、ひと回りもふた回りも
成長したアリオンの背には再び川須騎手。
当時の忘れものを取り戻すには絶好の条件が揃いました。

天馬の名から由来するアリオンという名。
その名のごとく府中の直線を先頭で駆け抜けて欲しいものです。

レッドカノーヴァ、断然人気に応えるV!

それまで1.2倍を示していたカノーヴァのオッズは、
発走時にはついに1.1倍にまで上昇。
いくら力量差のはっきりとした未勝利戦とはいえ、
なかなかお目にかかれる支持率ではありません。
確かに前走内容は未勝利脱出当確レベルではあったものの、
促されないと進んでいかないような面も残すカノーヴァだけに、
ここまでの人気が騎手や馬への重荷にならないかも気掛かりです。

そんな想いの中、スタートを無事に
クリアしてくれたことで第一関門はクリア。
後は普通に回ってくればほぼ勝利は手中のはず。
…と思いきや、ペースが遅いと見るや、
外枠からカノーヴァを交わして巧みなペースでレースを操る
内田騎手とアライドメジャーズの存在が気になります。

三浦騎手も途中から相手を内田騎手だけに絞ったようで、
4コーナーから直線を向くまでは2頭マッチレースの様相。
その手応えに人気ほどの差はなく、
追い出してからのカノーヴァの反応もそこまで俊敏ではありません。
最後は地力に任せて力づくでねじ伏せるといった形で先着を果たしました。

勝利後の三浦騎手のホッとしたような笑顔が印象的な一戦でした。
まだ課題を残しながらも、3戦目でしっかり結果を出したカノーヴァは、
精神面の成長と共に更なる躍進を遂げることでしょう。

レッドライジェル、2連勝でダービーTRへ!

道中は12頭立ての最後方をポツンと追走。
初勝利時と同じ形とはいえ今回は相手も強くなり、
距離も延びてのこの競馬。

果たしてこの位置で大丈夫なのだろうか…?
誰もがそんな不安を抱いたことでしょうが、
ライジェルを知る柴田善臣騎手は決して慌てるそぶりも見せずに
4コーナーでもまだ最後方。
あくまでも馬を気分よく誘導しているかのようです。

しかし、直線を向いてからの脚が桁違いに速かった。
まるで獲物を捕える豹かチーターのような俊足ぶりで
瞬時に前をいく馬たちに並び掛けると、
満を持して抜け出そうとする断然人気馬をもとらえ、
最後は余裕すら感じさせる脚の運びで2連勝のゴールイン。

未勝利戦時は次位に1.2秒差をもつける驚異の末脚を披露、
今回はこちらも評判馬の誉れ高いグレーターロンドンにこそ
0.4秒上回るばかりでしたが、3番手の馬との差は1.0秒と決定的。
かつて武豊騎手がディープインパクトを評した
「走っているというより飛んでいる感じ」という文句を
まさに体現するかのような末脚を繰り出しての2連勝となりました。

デビューからの東京での3戦は一体何だったの…?
という声も一部にささやかれる中、次走はおそらく
その東京でのダービートライアルに挑むことになりそうです。
次走こそが本当に真価を問われる一戦となりますが、
一走ごとに破壊力を増す末脚で何とか大舞台のチケットを。
引き続きのご声援をよろしくお願い致します。

レッドキングダム、盤石の走りで貫録V!

レッドキングダムが三週後に控えた大一番、
中山グランドジャンプ(J・G1)に向けて
最高のスタートを切りました。

今回はあくまでも次走に向けての前哨戦、
ジョッキーの言葉を借りれば「7分程度のデキ」とのことでしたが、
それでいて巧みな飛越と無尽蔵とも思えるスタミナは、
他馬の追随を許しませんでした。

これで障害レースは5勝目。
過去に平地では未勝利戦を勝つことができず、
岩手競馬に籍を移してからも2勝するのにひと苦労、
中央復帰後も結果が出ず、川崎の交流競走にまで遠征、
それでも入着がやっと… であったその馬が、
いまやその名のごとく障害界を統治せんとしているのですから、
競走馬の可能性には人智を超越したものがあります。
その可能性の扉を切り開いたのが、
松永厩舎と西谷騎手らであることは言うまでもありません。

その黄金チームのもとで一戦一戦を無事に駆け、
結果として、昨年次位に甘んじた最優秀ジャンパーの
栄誉に預かることができればこれほどの喜びはありません。
まずは次走、引き続きのご声援をよろしくお願いいたします。

レッドソロモン、若葉S優勝で皐月賞出走へ!

レッドソロモンが若葉Sで金星を挙げました!
8頭中8番人気という低評価に反するかのごとく、
好位から力強く抜け出し、有力馬を振りきる様は
本命馬のそれと見紛うほどの力強さがありました。

デビュー7戦目にして
ようやく勝ち取った初勝利から一ヶ月。
通常であれば自己条件など
他のレースへの選択肢もあったのでしょうが、
庄野調教師はレース後、迷うことなく若葉Sへの参戦を決断。
世間の評価は低くとも、もともと本馬の素質を高く評価し、
さらにはその素質が開花しつつあることを
感じ取った上での見事な英断と言えるでしょう。
それに応えたソロモンもまた見事でした。
良馬場とはいえ時計の掛かる馬場に
ソロモンにとっての好走条件が合致したことは確かでしょう。
しかしながら、似たような条件で行われる皐月賞に向けては
非常に見通しの明るいレースだったように思います。

父メイショウサムソンは
スプリングSを4番人気で制しながら、
皐月賞は6番人気という低評価での勝利。
叩き上げタイプらしく、本来の実力に
なかなか評価が伴ってこない印象もありましたが、
そこにはエリートタイプとはまた違った魅力がありました。
ソロモンのここにきての急上昇ぶりも
どこか父に通ずるものがあります。
本番での評価は急上昇とはいかないかもしれません。
しかし、着順では再びアッと言わせてくれるかも。
楽しみにその日を待ちたいと思います。
ご声援よろしくお願いします。

レッドファルクス、オープン入り!

昨秋から躍進を続けるレッドファルクスが、
近走の勢いそのままにオープン入りを決めました。
これで10戦4勝ですから立派なものです。

その勝ち鞍は芝とダートがそれぞれ2勝。
初勝利を芝で挙げたものの壁に当たって
ダートへ転向というケースはまま見られることですが、
本馬の場合はダートで2勝を挙げ底を見せないままに、
あえて芝に再チャレンジ。
それでいて走りに陰りが見られるどころか、
切れを生かしたレース振りは
ダート以上に適性を感じさせるものでした。
陣営のチャレンジ精神に馬もきっちり応えた格好です。

この勝利により兄レッドシュナイトの勝ち鞍に並び掛け、
さらには先も見据えています。
登録している高松宮記念は残念ながら除外対象ですが、
いずれは重賞のタイトルをも期待したくなる鮮やかな快勝劇でした。

レッドセイリング、2年ぶりの勝利!

ちょうど2年前のこの時期、少し遅めの新馬戦を
5馬身差の圧勝で飾ったレッドセイリング。
その走りから将来は約束されたものと期待されますが、
2戦目以降、自分の競馬ができないと脆さを露呈するようになり、
思わぬ苦杯を嘗め続けることとなりました。

抜群の稽古でレースに挑んでも結果が出ない状況に、
陣営のみならず会員様も悶々とした日々を
過ごしたことと思いますが、
2年ぶりの阪神競馬場でレースに挑んだこの日、
浜中騎手を背に果敢に逃げたセイリングは、
あの新馬戦の時のように、
最後まで後続に影をも踏ませぬ逃走Vを決めました。

長く不振をかこっていたように思えても、
5歳にしてそのキャリアはまだ8戦。
型に嵌った時の強い内容から資質は確かですし、
伸びしろも十分に残されているはずです。

兄カレンブラックヒルはデビューから5連勝後、
一時スランプに陥りますが、
5歳時、6歳時と強い内容で重賞を制覇。
決して早熟の一族ではありません。
オープン戦々で活躍するその兄や
クラブ所属の弟レッドアルヴィスらに負けぬよう、
本馬にとっても充実の一年となるよう願っています。

遂に覚醒 レッドライジェル!

レッドライジェルが嬉しい初勝利を飾りました。
そのレース振りはまさに規格外。
道中はポツンと最後方を追走。
馬込みが苦手という弱点を補うための
ベテランジョッキーならではの戦術だったのでしょうが、
見ている側はハラハラドキドキのし通しです。

逃げ先行馬に圧倒的有利な舞台でこの位置取り、
後方から脚を使うも差し届かずの近走が脳裏をよぎります。
3コーナーを回って徐々に進出を開始しますが、
先行馬群ははるか遠く、その差はなかなか詰まりません。
その一方では持ったままの手応えで直線に向かう人気馬の姿。
ライジェルも外を回って懸命に脚を伸ばしますが、
直線に至るまで5~6頭分程も外を回らされながらの進軍です。
ここから更に脚を使えるのかどうか…

…とそんな不安も一瞬のこと、
決して止まってはいない先行馬たちを一瞬の切れ味で交わし去り、
最後は手綱を押さえる余裕すら見せながら先頭ゴールイン!
幼少時から父ディープインパクトに似ていると評されてきた本馬が、
まさに父が見せてきた規格外のレース振りをここで披露してくれたのです。
確かに父の遺伝子を受け継いだライジェルの次走以降の走りにもご注目ください。

レッドグランザ、昇級初戦も難なくクリア

外枠もなんの、好スタートからリズムよく番手に取りつき、
道中は気分良さそうに軽快なラップを刻みます。
手応え良く直線に向かうと、期待通りの伸び脚で
後続を寄せ付けず、前走に続いて3馬身差の圧勝。
初の中山遠征、昇級初戦も杞憂に終わりました。

デビューは今から3年半前、当時から陣営の期待は高く、
当初は芝デビューからクラシックを目指したほどの逸材でした。
ダート路線に転じてからは、その素質を更に開花させ、
充実の4歳を迎えますが、いよいよここからという矢先に無念の故障、
長期の戦線離脱を余儀なくされました。

不屈の闘志で復帰を果たした後は、
これまで休んでいた分を取り戻すべく、
休んでいたことが無駄でなかったと証明すべく、
かつてないほどの輝きを放ち始めています。

グランザの名は、独語で「輝き」を意味する「Glanz」から由来。
次走には予定された重賞(マーチS)では、
さらに輝きを増す活躍を見せて欲しいものです。

レッドアルティスタ、待望の初勝利!

使われながら力をつけたレッドアルティスタが
4戦目にして待望の初勝利を飾りました。

初騎乗となる丸山騎手を背に道中は好位をキープ。
勝負どころからは追っ付けながらの追走となりますが、
先行馬群からは離されず、直線では3番手まで浮上。
先行する内の2頭、外から馬体を合わせにきた1頭に
挟まれる格好となりながらも、父譲りの闘争心をむき出しに
ひるむことなく一気に先頭に立ち、そのまま押し切りました。

デビュー前から素質は認められながらも、
どちらかといえば叩きつつの見解を示されていたアルティスタ。
その見立て通り、多少の遠回りはしましたが、
ここにきての地力の強化と、小回りコースでスタミナを問われる
父譲りの適性の高さを遺憾なく発揮しての勝利となりました。

堅実な走りで活躍を見せる姉レッドジゼルだけでなく、
叔父叔母には欧州の重賞戦線で活躍した名馬の揃う名門の血筋。
この一勝を序章として更なる活躍に期待しています。

レッドアリオン、オープン特別を快勝!

レッドアリオンが洛陽Sを制し嬉しい5勝目を挙げました。
昨年暮れのリゲルSでは堂々一番人気に推されながら、
極悪の馬場に切れを削がれ本来の競馬ができずにいましたが、
立て直された今回、良馬場のオープン特別ならやはり力が上。

レースは、課題のスタートをクリアすると後は番手で我慢。
直線追い出されるとしっかりと反応し、
逃げた馬を交わした後は後続を寄せ付けない完勝です。

これでオープン特別は2勝目。
次に期待が掛かるのは重賞タイトルの獲得ですが、
すでに重賞でも2着1回、3着2回、4着1回、5着1回と、
もう少しで手の届くところまで来ています。

精神面の不安定さにより成績には波がありますが、
型にはまった時の強さは誰の目からも重賞級。
その精神面も今回の競馬を見る限りだいぶ安定してきた印象ですし、
次走に予定しているマイラーズCでは、昨年4着の雪辱を晴らして欲しいものです。

レッドソロモン、小倉で5馬身差の圧勝!

少し遠回りして7戦目での初勝利。
その初戦、既にオープン入りしている評判馬2頭の
3着だったことを思えば遅すぎた勝利ではありますが、
使われながらに力を付けた、父メイショウサムソン譲りの
特徴をしっかりと受け継いだ証なのかもしれません。

母アドマイヤリッチも使われながら一戦ごとに地力を強化して、
引退年の7歳時には重賞に出走するまで出世しました。
キャリア31戦6勝の女丈夫で、兄弟にも5勝以上挙げた馬が
他に4頭もいる走る血筋のはずが、繁殖入りしてからの成績は芳しくなく、
現役時代に頑張りすぎてしまった影響かな…?との思いも。

しかし、ここにきてソロモンの半姉レッドオリヴィアが3勝目、
その翌週にはソロモンも嬉しい初勝利を飾り、
いよいよ母のポテンシャルが繁殖としても生かされてきたようです。

上述の通り、父母ともにタフに息長く走りました。
ソロモンにもその遺伝子は受け継がれていることでしょう。
息長く順風満帆な競走生活を願っています。

レッドリーガル、嬉しい初勝利!

レッドリーガルがデビュー3戦目で初勝利を飾りました。
師の期待も高く、まずはクラシックを目指して
芝から下ろしましたが、上がりの速い競馬に切れ負けする面もあり、
期待ほどの結果を残せませんでした。
それでも大きく負けたわけではなく、使いながらの側面もあったのでしょう。
稽古での抜群の動きからも、元来、未勝利クラスにとどまる馬でありません。

今回は勝利にこだわり、鞍上のアドバイスを受ける形でダートの1400mへ。
距離短縮に戸惑うこともなく、先団からの競馬で直線もしっかり脚を伸ばし、
前後に位置した2着(同着)馬をきっちり封じる着差以上の完勝でした。

本馬の父は昨シーズンで種牡馬を引退したファルブラヴ。
今やリーガルも貴重な産駒の一頭となりました。
その父は使われながらにぐんぐんと力をつけ、
ご存知の通り中山で行われたジャパンカップでは、
シンボリクリスエスらの強豪を撃破して優勝。

その翌年、同馬のピークともいえる5歳時には、
ロンシャン、アスコットからサンタアニタのブリーダーズCまで、
世界に股をかけてGⅠばかりを年間10走も。
おまけに最終戦となった香港Cでは優秀の美も飾り、
年間GⅠ5勝の偉業も達成しています。

タフでクラシックディスタンスに優れていた父。
母のショウダウンも血統表だけ眺めれば重厚で力強さを感じさせる配合馬。
今回、ダートの短距離で結果を出したリーガルですが、
ゆくゆくは父母譲りに芝の長丁場での走りも見たくなりますね。

レッドグランザ、復活の逃走劇

2年前の大津特別を快勝した後、屈腱炎により
長期戦列離脱を余儀なくされたレッドグランザが、
ちょうど2年後の大津特別で鮮やかに復活しました。
マイペースの展開だったとはいえ当時を上回る着差での楽勝。
逃げて上がりも最速とあれば後続に付け入る隙はありません。

長期の休養による能力の減退が懸念されましたが、
今回の快走はそうした不安を払拭してくれるものでした。
休養前の陣営や牧場のスタッフの評価では、
ダートならオープン級の器と称されていたグランザ。
脚元の不安が完全に消失したわけではありませんが、
一戦一戦を大切に、これまで休んだ分を
取り戻す活躍を見せて欲しいものです。

レッドオリヴィア、6戦3勝目!

レッドオリヴィアが初の関東遠征を見事勝利で飾りました。
デビューが昨年5月と遅くキャリアはまだ6戦ながら早くも3勝目。
敗れたレースはデビュー戦(ダート)、ローズS(重賞)と休み明け。
いずれも理由のつく敗戦であり、まだまだ上昇が見込めそうな素質馬です。

脚元の不安によりデビューさえおぼつかなかった当時のひ弱さも失せました。
輸送による馬体減が懸念された今回もその影響を感じさせませんでした。
一戦ごとにレース振りに幅も出て、今年に入ってからは
積極的に好位を取る戦術を披露しています。
今回も決してスローではない締まった流れを好位で進め、
直線は自ら前を捉える形で堂々と押し切りました。

デビュー2戦目から2連勝してローズSに挑み、その後のレースを3着。
ここまでの流れはクラブの先輩イタリアンレッドとまったく同じもの。
彼女もデビュー前は脚元の不安に悩まされた馬ですが、
その後の活躍は周知の通りです。

そのイタリアンがややてこずった1000万条件を
オリヴィアは2戦目にしてクリアしました。
偉大なサマーチャンプと同列に並べることは早計と分かっているものの、
オリヴィアの底を見せていない未知の魅力も十分。
このまま無事に、秋は大舞台を狙えるぐらいまで大きな飛躍を期待しています。

レッドアルヴィス、重賞ウイナーの貫録V!

先週の根岸Sを除外となったレッドアルヴィス。
仕切り直しの一戦は久々の参戦となる京都競馬場(すばるS)。
京都コースといえば、3歳初戦で1番人気に応えられず、
以来左回りを優先して使ってきたという因縁の場所でもあります。

しかし、その後重賞ウイナーとなり、
今後はG1制覇を目指すアルヴィスにとって、
オープン特別はG1出走への足がかりといった位置づけ。
楽観はできないものの、負けられない一戦でもありました。

レースは終始2番手を追走し逃げ馬を大名マーク。
早めに外から進出する重賞馬ブライトラインのプレッシャーを退け、
直線ではしぶとく粘るグレイスフルリープをきっちり交わし、
3着以下には3馬身以上の差をつける完勝でした。

これで晴れてフェブラリーS出走への権利を勝ち取りました。
東京マイルはこれまで最も強い競馬を披露したユニコーンSと同舞台。
相手は格段に強くなりますが、若さと勢いを武器に頂点を目指します。
ご声援よろしくお願いします。

レッドジョーカー、3年半ぶりの美酒!

昨年夏に戦列復帰後、
当初は長期のブランクの影響からか、
かつての走りがなりを潜めていましたが
使われるごとに内容は良化。
新たにバトンを受け取った
杉原騎手とのコンビも板についてきました。

コンビを組んで4戦目の今回は、
好スタートから慌てず先団を見る形。
息もぴったりに4コーナーを迎えての手応えも十分。
直線に向いてからは四方を他馬に囲まれ、
一瞬ヒヤリとするシーンもありましたが、
そこはこの3戦で相棒のことをよく知った鞍上。
冷静な手綱さばきにより、
ロスなく一瞬の間隙をついて内から鋭く抜け出すと、
最後は2着馬を押さえこむ根性も引き出してくれました。

休みが長く7歳にしてキャリアはまだ17戦。
ここ数戦の競馬の進歩を見ても、
まだ伸びしろは見込めます。
今後は故障以前にも跳ね返された
昇級の壁に挑むことになりますが、
今回の時計は同日の1000万と遜色がなかったことから、
不安よりも期待を胸に声援を送りたいと思います。

レッドグルーヴァー、障害オープン戦を快勝!

平地でも障害でもスピードを生かす競馬を得意としていた
レッドグルーヴァーが新境地となる差す競馬で障害オープン戦を快勝!

序盤は何と最後方(14番手)の追走。
終わってみれば馬を信じた鞍上のファインプレーだったのですが、
見ている側とすればいつもと違うレース振りに多少なりともヒヤヒヤ…

それでも飛越の巧さには定評のあるグルーヴァー。
リズムのよい飛越ごとにじわじわ前を射程圏に捉えると、
最後の直線では勝利を予感させる脚色。
無事に最終障害をクリアした後、彼の勢いを遮るものはなく、
余裕を残してオープン初勝利を決めました。

繊細な気性が災いして能力を発揮しきれない時期もありましたが、
厩舎と馬が一丸となって、文字通り立ちはだかる障害を乗り越え、
今回のレースでは成長した姿も披露してくれました。
いずれはレッドキングダムと大舞台での共演を。
そんな夢への期待も高まってきました。

レッドルグラン、2戦目で一変!

レッドルグランが嬉しい初勝利を飾ると共に、
東京サラブレッドクラブとしても2015年の初勝利となりました。

終い伸び切れずに終わった初戦から一変、
ダートに替わったことも功を奏したのでしょうが、
追い切りからして坂路で終い12.1の切れ味でしたから、
具合も一段と上昇していたのでしょう。

道中は中団で脚を溜め、徐々に先団を射程圏に捉え、
直線は馬の間を割って調教通りの末脚を発揮。
余裕を残しながら後続を3馬身引き離す快勝でした。

母ブレンダは2歳夏の札幌でデビューし3着。
その時の2着馬は後のG1馬ジョーカプチーノ、
そのジョーカプチーノの3馬身前にはナムラカイシュウ、
こちらもオープンまで出世したツワモノでした。

これら強敵とまみえたブレンダも前途は洋々と思われましたが、
残念ながら故障によりこの一戦を最後に現役を退くことに。
兄弟には活躍馬が多く、ブレンダも無事であれば…と、
惜しまれつつターフを去ったのです。

しかし、こうして仔のルグランがその能力を受け継ぎ、
前途洋々な勝ち方を示してくれたことで、
再び夢の続きを見ることができます。
ぜひ次走以降もご注目、ご声援ください。

復活の狼煙、レッドレイヴン!

夏のオープン戦でよもやの敗戦を続けたレッドレイヴンが、
しっかり立て直されて本来の姿を見せつけました。
当舞台はちょうど一年前にも強い勝ち方を見せたゲンの良い場所。

それだけに今回も慌てず騒がず自分のペースを守り、
4コーナーでは余裕を持って前を射程圏内に捉え、
あとは直線どこまで弾けるかといったところ。
この馬の素質を常日頃から評価している鞍上の指示に応え、
しっかり脚を伸ばして2馬身差の快勝でした。

体質面や気性面に課題を残していたこともあり、
今秋は重賞に挑戦することすら叶いませんでした。
しかしすでに重賞でも2着1回、3着1回と
いつタイトルを獲得してもおかしくないレベルまで来ています。
来年こそはその勲章を手にするために、
ぜひともこのまま無事に歩んで欲しいと願っています。

ムーア騎手とのタッグで新境地を開拓!

レッドサクセサーが4ヶ月ぶりの一戦を鮮やかな白星で飾りました。
今回のパートナーはその腕前が世界一とも称されるムーア騎手。
いくらかずぶい印象のあるサクセサーには心強いパートナーです。

しかし、レースでは不利もあって徐々に後方に下がってしまい、
不良馬場ということを考えると4コーナーでは絶望的な位置取り。
ただ、直線で大外に進路を取ったサクセサーは懸命に脚を伸ばします。
ここからムーア騎手の手腕に応えてどこまで伸びるのか!?

そう切れる印象のない馬ながらさすがの鞍上、
ひと追いごとに前との差を詰め、これなら掲示板は確保か、
いやこれなら馬券圏内も…などと思っている間に、
最後は先行各馬を一気に飲み込む豪脚を繰り出させたのでした。

2着から4着までの馬は4コーナーでもほぼ同位置取りの馬。
その時10番手にいたサクセサーの脚がいかに強烈であったことか。
まさにムーアマジック。そしてそれに応えたサクセサーも立派。

兄ビービーガルダンとそのカテゴリーは異なれど、
一歩一歩その背中を追い掛けて成長を続けるサクセサー。
これからクラスが上がれば楽な戦いは望めませんが、
この成長力は奥手だった兄似なのでは。
だとすれば、まだまだ上を期待したくなります。

レッドロンメル、復帰戦を快勝!

レッドロンメル(牡3歳・石坂厩舎)が、
8ヶ月ぶりの復帰戦を鮮やかな勝利で飾りました!

昨年暮れに未勝利戦を勝ち上がった時は、
その後に大きな期待がかけられますが、
まだ線が細くどこか頼りない印象でした。
事実、その後の2戦では思うように力を発揮できず、
さらには体調を崩してしまったこともあり、
完全なるオーバーホールで立て直しを図ります。

そうして迎えた復帰戦は、
16キロ増での参戦ながら太め感はなく、
これでもまだ成長の余地は十分とも思えるほど。
ただ、レースでは休養中に培った成果をしっかり見せてくれました。
初距離にも戸惑うことなくしっかり好位をキープ、
直線は内から抜け出すセンスの良さも披露して、
復帰戦としては文句のない内容でした。

伸びシロを十分に感じさせるキャリアの浅い若駒だけに、
来年以降の飛躍が大いに楽しみになってきました。

レッドキングダム、鮮やかな末脚で中山大障害を制す!

レッドキングダムが障害界の最高峰である中山大障害を制し、
ハードル界の頂点まで登りつめました!

障害転向後は順風満帆すぎるほどの過程を歩んでいるキングダム。
しかし過去には中央の平地で都合17戦、ついぞ先頭でゴールを
駆け抜けることのできなかったほろ苦い歴史もあります。

今回にしても2週前に始めて中山コースを経験したばかり。
まして今年は中一週というタフなローテでの参戦でしたから、
期待とは裏腹に不安がなかったわけではありません。

しかし、二度の輸送による疲労もどこ吹く風、
もちろん陣営の懸命な努力もあったのでしょう。
馬自身も手慣れた様子で次々とハードルを飛越し、
大岳柵や大生垣といった難関も悠々とクリアしてみせました。

最後の直線で見せた末脚は障害レースとは思えないほどの鋭さ。
母系に宿る重厚なスタミナと父ディープインパクトの軽さが
ぴったりとマッチして、この大舞台で大きく開花しました。

キングダムのその名は“世代の統治を期待して”名づけられたもの。
今後は障害界の王者として、息長く我々を楽しませて欲しいものです。

レッドカーラ、夢舞台へつむぐ初勝利!

レッドカーラが鮮やかに阪神のターフを駆け抜けました。
初戦4着から迎えた2戦目。もちろん期待はしていましたが、
そのレース振りは期待以上の内容でした。

道中は素直に鞍上の意に従い、直線を向いても確かな手応え。
そこで他馬に挟まれるような格好となりますが、怯むことなく
間を割って、最後は余裕すら感じさせる走りで先頭ゴールイン。
センスの良さと勝負根性を見せつけました。

カーラは母シンデレラロマンスの初仔。
母の兄弟にはツクバコガネオー、モンシュシュ、レッドメイヴといった
ダートで好成績を上げた馬が目立っています。
母の父もイルーシヴクオリティですから、
カーラもダートの適性は十分なのでしょうが、
それだけに芝で今回の競馬ができたことは非常に大きな収穫でした。

桜花賞出走に向けてほんの第一歩を踏み出したばかりですが、
その舞台と同じ場所での快勝に夢を託したくなります。

レッドファルクス3勝目!

レッドファルクスが初勝利を挙げた中京で
嬉しい3勝目を飾りました。
当時は芝での勝利でしたが今回はダート。
もちろん芝でも問題はないのでしょうが、
冬場でダートの番組が多くなるこの時期、
芝・ダート兼用ホースは頼りになります。

昨年11月のデビューから一年あまりで、
とんとん拍子に準オープンまでのぼり詰めました。
兄レッドシュナイトの4勝までもあとひとつ。
これまでの軌跡を顧みれば兄超えも時間の問題でしょうか。

今回負かした2着馬は準オープンでも2着した実力馬。
ファルクス自身も全く底を見せておらず、今後が益々楽しみです。
来年の更なる躍進に期待しましょう!

レッドキングダム、巧みな飛越でオープン2勝目!

レッドキングダムが中山大障害の前哨戦ともいえる
イルミネーションS(障害オープン)を制しました。

平地時代を含めても初の中山コースとなりましたが、
前日のスクーリングから好感触を得ていたジョッキーの判断通り、
いつもながらの安定した飛越を披露して、直線では逃げ込みを図る
2着馬をきっちり交わし、2つ目のオープン勝ちとなりました。
きわどい鼻差の勝利となりましたが、3着以下には5馬身差。
さらにジョッキー曰く、「次走を見据えてステッキは2回だけ」
とのことですから、着差以上に完勝だったと言えるでしょう。

これで近4戦中3勝という充実ぶり。
障害馬としては若年といえる5歳馬だけに、
これからさらに円熟味を増していけば、重賞タイトルも
夢物語ではないレベルにまで上昇してきています。
とはいえ、ここに辿りつくまでの道のりは
決して平坦なものではありませんでした。
未勝利戦を勝ちあぐね、岩手競馬を経ての中央復帰。
その後もなかなか思うような戦績は残せませんでした。
しかし、厩舎の試行錯誤、諦めない努力、
障害転向後はジョッキーとの二人三脚により、
こうして障害馬として花ひらくことができたのです。

次走は夢の大舞台(中山大障害)が予定されています。
障害界の有馬記念ともいえるほどの舞台ですから
出走できるだけでも喜ばしいことですが、
今の充実ぶりであれば当然ノーチャンスではありません。
障害界のキングを目指して華麗に翔べ、キングダム!

レッドエンブレム、競り合いを制し3勝目!

未勝利を勝つまでに10戦、2勝目がそこから5戦、
そして今回の3勝目がさらにそこから5戦。
叩かれながら調子を上げる本馬らしい臨戦となっています。

とはいえ夏に復帰後は、一度勝っているクラスながら
らしくない敗戦が続き、少しばかりヤキモキしたことも事実です。
以前の堅実さがなりを潜めてしまい、もう少し時間が掛かるのかな…とも。

しかし今回のレースは、直線で見事な勝負根性を発揮して、
ようやく“らしい”競馬での勝利となりました。
こうなれば後は上昇一途のはず。

クラスは上がりますが、もともとは相手なりに走れる
堅実さを備えていますし、母のキャスケードブーケは、
スペシャルウィーク×スカーレットブーケという
成長力に富んだ血筋でもあります。
一歩一歩段階を踏みながら更なる高見を目指して欲しいものです。

レッドジゼルが西郷特別を快勝!

今回の舞台は初のみちのく福島。
過去13戦中11戦を地元京都で走るジゼルにとって、
輸送がネックとなる舞台ではありましたが、
芝の適鞍を求めての遠征となりました。

馬体重こそ14キロ減ってはいても、
3走前の復帰戦で20キロ近く増えた馬体が
ようやく好調時に戻ったものとの見方もでき、
パドックでの状態も良さそうに映りました。

その好調さを示すように、レースでも
いつにない積極策で勝ちにこだわる競馬を披露。
直線では逃げ粘る2着馬をきっちり競り落とし、
3着以下には3馬身をつける快勝となりました。

1000万でも牡馬相手に僅差の2着を演じたこともあり、
再び昇級しても何ら臆するところはありません。
大切に使われているだけにまだ伸びしろも十分でしょう。
残り僅かとなってきた父の産駒として、更なる活躍に期待しましょう。

福島で嬉しい2勝目! レッドラヴィータ

10月25日、初参戦となった福島競馬で
レッドラヴィータが待望の2勝目を挙げました。

前走は格上挑戦となった紫苑S。
不良馬場で苦しい競馬になりましたが、
馬場を気にしながらも脚を伸ばした内容に
「良馬場なら違った。自己条件ならすぐにチャンスを掴める」
という手綱を取ったエスポジート騎手の言葉の通り
ここでは力が違うとばかりに一発回答で応えてくれました。

はじめての福島コースにも戸惑うことなく
終いの伸びを活かす競馬にも安定感が増してきたように
ひと夏を越して、どこか大人びた雰囲気すら漂います。

兄は重賞3勝のレッドデイヴィス。
その背中はまだ遠いものの
また一歩、デイヴィスとは違う歩みで
着実に前進を示すラヴィータの今後は
非常に楽しみなものとなりそうです。
大舞台で兄と真剣勝負。
いつかくるその日を夢見て、
ラヴィータはさらに頑張りを見せてくれるはずです。

レッドファルクス、前走の鬱憤を晴らす快勝!

連闘で勝負をかけたレッドファルクスが
見事人気に応えて快勝しました!
初ダートとなる2走前も父の産駒らしい
砂適性を感じさせる走りを見せていましたが、
立ち遅れた上に直線の不利も重なり、
不完全燃焼な結果に終わっていました。

同じ鞍上を迎えた今回は前走の轍は踏むまいと、
積極策から勝ちに行く競馬で余裕を持って2馬身差の快勝。
3着以下には更に4馬身とクラス上位の力を見せつけました。

クラブ所属馬でもあった兄レッドシュナイトも、
芝ダート共に勝ち鞍を挙げオールマイティな活躍を見せました。
父がフレンチデピュティからスウェプトオーヴァーボードに変わった分、
兄ほど距離の融通は利かない印象ですが、よりスピードが特化され、
スティンガーを生んだ牝系の特徴に合致するのは本馬の方といえそうです。
この先も芝ダートを問わずマルチな才能を披露してくれることでしょう。

レッドブラッサム、スピードの違いで3馬身差の圧勝!

レッドブラッサムが人気に応えて見事に逃げ切りました!
デビュー戦ではゴール寸前上位馬の切れに屈した形ですが、
今回は逃げていながら上がりの脚も衰えず、
逆に後続馬を突き放して3馬身差の圧勝です。

父はスタミナ色の濃いチチカステナンゴながら、
兄には短距離で8勝を挙げたマルカフリートを持つスピード豊かな牝系。
距離の一ハロン短縮も功を奏したのかもしれません。

今後はいかに距離をこなすかが課題となるところですが、
1600mのデビュー戦でナヴィオン(OP特別勝)相手に示した粘力からも、
兄姉以上に潜在的なスタミナの資質は備えているといえそうです。

「春の大舞台で満開の花が咲き乱れるように」
との思いから名づけられたレッド“ブラッサム”の名。
まだその第一歩を歩み始めたばかりですが、
溢れんばかりのスピードを武器に
仁川の大舞台へ続くチケットを掴んで欲しいものです。

新星レッドオルバースが人気に応え鮮烈デビュー!

1番人気に推されたレッドオルバースが、
力強く突き抜けてデビュー戦を勝利で飾りました!

スタートはもうひとつでしたが、ダッシュをつけて好位に取りつくと
インでじっくりと脚を溜め直線勝負。
楽な手応えで直線へ進入すると、持ったままで追い出しを我慢。
鞍上からゴーサインがでると
狭いスペースを抉じ開けてグイグイと加速し、一気に前を捕らえます。
後続の追撃をグイッともうひと伸びで振り切る
内容十分な味のあるレースを見せてくれました。

7歳まで28戦を駆け抜けた母アグネスラズベリが
函館スプリントSのタイトルを手にしたのは6歳の夏。
キャリアを重ねながら頭角を現してきた母だけに
このオルバースの鮮やかな初戦勝ち、
それもマイル戦で挙げたこの勝利は、大きな夢へと繋がる予感がします。

両親から受け継ぐスピードと瞬発力を十分に示した初戦。
母が魅せた路線へ進むのか
父が示したクラシックからはじまる偉大な足跡をたどるのか。
楽しみにオルバースが進む道を見守りたいところです。

レッドオーラム、得意の距離で切れ味発揮!

ひと叩きされたレッドオーラムが
鮮やかな変わり身を見せ、牡馬混合戦を勝利!
10番人気という低評価ではありましたが、
春先にはチューリップ賞、忘れな草賞という
クラシック路線を歩み、鞍上からも、
「この馬でオークスを目指したい」と言わしめた器です。

その小牧騎手に再び手綱が戻り、
過去に最も強い競馬を披露したマイル戦に舞台が変われば、
今回の勝利もあながち大駆けといった意外性は感じられず、
ようやく真の力を発揮してくれた結果という思いです。

内目の追走から直線は最内をついての好騎乗が光ったとはいえ、
馬群に怯まず33.2秒の上がりを駆使したレース振りには
はっきりと進化の跡が見て取れました。

7歳にして中山金杯を制覇したタッチミーノット、
クラブ出身で未完の大器のままターフを去った
レッドブレイゾンらを兄に有する血筋。
小牧騎手が背中から感じた素質を開花させ、
偉大な兄らの遺志を継ぐ存在として更なる活躍が期待されます。

レッドマニッシュ、極上の切れで久々のV!

レッドマニッシュが、初勝利を挙げた思い出の地で
約2年ぶりに勝ち名乗りを挙げました。

今年に入ってからは自慢の末脚を生かすべく
直線の長い左回りコースを選択されてきたマニッシュ。
陣営のそんな思惑は正しかったようです。
というのも、12着という着順だけ見れば
大敗とも思える2月の長休養明けの一戦でさえ、
勝ち馬からの着差は0.4秒という僅かの差。
どこかひとつ歯車がかみ合えば、何かきっかけさえ掴めれば、
このクラスでも十分チャンスありという状況だったのです。

きっかけの一つとなったのが近4走でコンビを組んでいる
田辺騎手を鞍上に迎えたことでしょうか。
不良馬場と距離不足が重なった3走前こそ崩れていますが、
それ以外のレースでは繊細かつ大胆な騎乗で、
見事にマニッシュの末脚を引き出してくれています。

近2走で披露した上がり32秒台の末脚は、
まさに母スティンガー譲りの極上の切れでした。
母の血はマニッシュだけでなく、兄サトノギャラントへ、
そして弟キングズオブザサンといった兄弟たちにも
確実に受け継がれているようです。

早くから活躍した母ですが、
その能力は古馬になっても衰えを見せませんでした。
そして父シンボリクリスエスの成長力に関しては言うまでもありません。
となれば、まだまだ進化したマニッシュが見られそうで
さらなる楽しみが広がります。

レッドルモンド、逃走V

レッドルモンドが人気に応えて
新潟の長い直線を逃げ切りました。
着差はクビながら、3着以下には3馬身、
2歳未勝利戦にしては締まったペースを
自ら刻んでの勝利だけに着差以上の評価ができそうです。

気性的にも幼さが残り粗削りな面は残していますが、
現状でもスピード能力は一級品というところを見せています。
今後、緩急の利いた走りができるようになれば、
さらに上のクラスでも楽しみが広がります。

レース後も疲れは感じられず、
連闘でオープン特別に挑戦するプランも浮上。
未勝利戦が際どい着差だっただけに試金石となりますが、
自らレースを作れる強みを生かし再び華麗な逃走劇を見せてくれるのか、
もしくは近2走とは異なる一面を披露してくれるのか。
どんな形であれ、先に繋がる素質の高さを示して欲しいところです。

レッドアリオン、再びオープン入り

すでにオープン戦を圧勝しているアリオンにとって
降級となる準オープン戦は本来通過点のはずですが、
休養前の不可解な敗戦が一末の不安となって表れたのか、
人気はバッドボーイに次ぐ2番手。
そのバッドボーイは順調に使われながら抜群の安定感を示し、
現級勝ちに加え既に重賞連対の実績も持つ実力馬。
アリオンが人気を譲ったのも無理はないかもしれません。

この西宮ステークス、
8頭立ての手頃な一戦に見えて、
実は相当にハイレベルな準オープンでした。
3番人気のアクションスターも現級を一度勝ち、
過去には重賞での連対経験がありました。
4番人気のダローネガにいたっては、
オープン勝ちに加え、重賞で2着、3着の実績を誇っています。

しかし、そんな濃密なメンバーの中、
ひときわ強い競馬を見せてくれたのが我らがアリオンでした。
道中は我慢できるだけ我慢して直線にかける競馬。
逃げたバッドボーイが2着に残っているのですから
決して展開利があったわけでもありません。
力と力がせめぎ合い、圧倒的な切れ味で抜け切った
アリオンの力が一枚上といった内容でした。

直線持ったままで前を射程圏に入れた時の脚は
思わずゾクリとさせられるほどの俊敏さ。
これでもまだレース内容に課題がないわけではありませんが、
重賞級の潜在能力を見せつけるには十分な内容でした。
次走以降、重賞タイトルの獲得に期待が掛かります。

レッドキングダム、障害レースを連勝!

レッドキングダムが障害オープンを快勝しました。
序盤は様子を見る形で後方の位置取りとなりますが、
鞍上も舌を巻く巧みな飛越でじわじわ上昇開始。

4コーナーで前を射程圏に捉えると
直線は先に抜け出した2着馬を一完歩ごとに追い詰め、
ゴール前では更に突き放す勢いで先頭ゴールイン。
舌を越しながら入線した様は余力たっぷりで、
まだまだ走り足りないようにも見受けられました。

つい先日、同じ松永幹夫厩舎に所属する
レッドアーヴィングも障害オープン戦を快勝しています。
ともにデビュー当初から大きな期待を集め、平地では
その期待ほどの結果を残すことはできなかったかもしれませんが、
ここにきてまた違った形で大きく羽ばたこうとしています。

いずれもまだ5歳。障害馬としてはまだ若馬の部類でしょう。
文字通り、今後もひとつひとつハードルをクリアして、
ゆくゆくはハードル界の大舞台で共に走る姿を夢見たくなります。

レッドカイザー、夢ふくらむ2勝目

使われながら一戦ごとに力を蓄えてきたレッドカイザー。
昨夏、初勝利を挙げた思い出地で鮮やかに2勝目を挙げました。

クラブ縁のサセッティの仔として、
デビュー戦では2番人気の支持を集めました。
それもそのはず、兄レッドセインツは新馬勝ち直後に新潟2歳Sを3着、
姉レッドセシリアも同じくデビュー戦快勝直後に
阪神JF3着という仕上がり早の実績があったからです。

しかし本馬の場合は兄姉とは少し違いました。
競馬がどういうものかをまだ理解していないような
ほろ苦いレース内容でデビュー戦を8着で終えたのです。
2戦目で変わり身を見せ、派手な差し切りを決めたあたりは、
さすがサセッティの息子!といったところですが、
それでもやはりこの時はまだ素質だけで駆けていたのでしょう。
その後、少しもどかしいレースを続けることになってしまいます。

今年7月、充電空けの中京戦から浜中騎手とコンビを結成。
まくる競馬、逃げる競馬とこれまでにない戦法を駆使しながら
一戦ごとにコンタクトを強め、それが実ったのが今走でした。

道中はロスなく好位を追走。直線外に持ち出すと、
手応え通りにしっかり伸びる優等生な勝ち方で、
デビューから一年を経ての成長ぶりを見せつけました。
まだ兄姉ほどの実績はなくとも、彼らにはない頑強さを備え、
伸びしろも十分に感じさせてくれる楽しみな弟の今後にご期待ください。

レッドオリヴィア、2連勝で秋をにらむ

レッドオリヴィアが鮮やかに連勝を飾りました。
初勝利を挙げた前走時ほどではなかったにせよ、
今回も立ち遅れ気味のスタートから道中は後方を追走。
4コーナーでも他馬に挟まれる格好となりますが、
ひるむ素振りも見せず、むしろ闘争心をむき出しにして
直線ぐいぐいと伸びる様は、とてもメンバー最軽量の
馬体とは思えない迫力でした。

限定戦とはいえ現級勝ち馬や重賞での上位入線馬を相手に完勝。
まだ500万下を勝ったばかりとはいえ、底を見せないレース内容に
秋の大舞台出走への期待が膨らみます。

脚部不安によりデビューが遅れ、2戦目以降を連勝。
父も厩舎も異なりますが、どこかクラブの偉大な先輩
イタリアンレッドの姿がだぶります。
彼女が2勝目を挙げたのも小倉。そこからローズSに挑み、
その際は壁に跳ね返れたものの、その後、古馬になって重賞を3連勝、
サマーチャンプに輝くほどの成長を遂げたのは記憶に新しい限りです。

レッドオリヴィアの母アドマイヤリッチは6勝を挙げた活躍馬。
これまで活躍する産駒を残せていなかったのが不思議なくらいの
良血馬でしたが、ここにきてようやく本領発揮といったところです。
弟のレッドソロモンも復帰後は早々に勝利を計算できる好素材。
この秋以降は姉弟そろっての活躍が楽しみです。

レッドアーヴィング、障害オープン圧勝!

先週3勝を挙げた東京サラブレッドクラブ。
その口火を切ったのが、障害オープンクラスを
鮮やかに逃げ切ったレッドアーヴィングでした。

札幌で初陣勝利を飾った2歳夏から3年。
気の悪さもあって思うように能力を発揮できず、
3歳にして去勢、さらに芝の短距離からダート戦まで、
さまざまな条件を試行錯誤することとなりました。

障害戦に矛先を向けたのは4歳の夏。
初戦はスピード任せのレースで見せ場はつくったものの、
最後は息が上がりほろ苦い第二のデビュー。
しかし、西谷騎手とのコンビで一戦ごとに障害センスを磨き、
今年の正月競馬で初勝利、さらには今回のオープン戦で圧勝。
紆余曲折を経てようやく能力発揮の舞台を見つけ出しました。

とはいえ、2走前の平地競走でも着順ほどは負けておらず、
レース内容には見どころがありました。
障害レースを使いながら気性のコントロールを学び、
再び平地に向かうことがないともいえないでしょう。
5歳にしては15戦とキャリアも浅くまだ可能性は十分です。
デビュー時の輝きを取り戻す今後の走りに期待したいものです。

レッドサクセサー、4馬身差の圧勝!

レッドサクセサーが夏の小倉で圧勝を演じました。
降級3戦目。終わってみれば順当勝ちなのですが、
前二走で“らしくない”レースを見せていたこと、
昨夏に大敗している小倉の小回りコースに変わることが、
一抹の不安材料となっていたことも事実です。

しかし、レース後間もなく、そうした不安も一蹴。
内枠が仇となった前走から一転、外目を気分良く上昇し、
4角では既に勝負を決めた強い内容を見せてくれました。

昨夏、今回と同条件で8着、7着と苦杯をなめた際には、
鞍上から「このコースは忙しい」との声も聞かれましたが、
その苦手とも思える条件を圧勝したわけですから、
単に降級戦を勝ったというだけにとどまらず、
一年での大きな成長ぶりを示したレースでもありました。

いまでもトモの強化など課題は残っています。
それけにこれからの伸びしろも十分でしょう。
奥手だった兄ビービーガルダンの後を追い、
さらなる飛翔を遂げるきっかけの夏としたいものです。

レッドオーヴァル、快心の勝利!

レッドオーヴァルが札幌日刊スポーツ杯を
強い内容で制し、再びオープン入りを決めました。
準オープンとはいえ重賞上位実績を持つ馬もおり、
桜花賞2着の実績を持つオーヴァルとて、
楽観はできない相手関係と思われましたが、
終わってみればさすがの末脚。有無を言わせぬ快勝です。

しかし過去を振り返れば、
桜花賞2着後は決して平坦な道のりではありませんでした。
オークス、ローズSでは距離の壁に泣き、
秋以降は適距離ながらも強豪古馬の壁が立ちはだかります。

それでもスワンS4着、阪急杯3着と実績を積み重ね、
泥んこ馬場の高松宮記念を除けば大崩れはしていません。
短距離戦線であれば、タイトル獲得まで
あと一歩のところまできています。

次走予定のキーンランドCは距離も臨戦過程も最適と思える条件。
少し気の早い話になりますが、その先には秋の大舞台も待っています。
カレンチャン、ロードカナロアのバトンを継承する存在へ
この夏を境にさらに大きく羽ばたいてほしいものです。

レッドキングダム、念願の中央初勝利!

8月2日の小倉競馬において、
レッドキングダムが嬉しい中央初勝利を飾りました!

思えば3歳時、新馬から5戦して勝つことができず、
現役続行かターフを去るかその瀬戸際の最中、
未勝利馬の身で500万条件に格上挑戦したことが
ひとつのターニングポイントとなりました。

そのレースでキングダムは古馬を相手に
後方14番手から最速の上がりを駆使して3着に激走。
勝ち運に恵まれずも力は上でも通用することを証明しました。
それにより地方からの再出発を決断し、
再び中央へ復帰と相成ったのです。

しかしながら、格上挑戦で見せたあの末脚は
以後なりを潜め、500万条件での2着はあったものの、
戦いの舞台をジャンパーの世界へ移すことになりました。
飛越のセンスはコンビを組む西谷騎手も保証するほどで、
入障2戦目であっさり変わり身を見せ連対を果たすと、
4戦目には遂に念願の中央初勝利を掴み取りました。

紆余曲折があり、ちょうど20戦目での初勝利となりましたが、
それだけに喜びもひとしおの思いです。
障害馬としてはまだ若手の5歳。伸びゆく力は十分です。
現役続行を決めたあの末脚をまた違った形で披露して欲しいものです。

レッドセインツ、3年3ヶ月ぶりの優勝!

本年4月、2年3ヶ月ぶりにターフに戻ってきたレッドセインツ。
初戦から力のあるところを見せ、いきなり勝ち馬とタイム差なしの2着。
復帰2戦目はその反動か、道悪馬場の影響もあったのか5着と敗れますが、
叩き3戦目となる今回は、着差(半馬身)以上に強い内容で、
実に3年3ヶ月ぶりとなる勝利を飾りました。

久々に跨った四位騎手も「ここでは明らかに力が上」とのコメント。
思えば新馬直後に挑んだ新潟2歳Sでは、
マイネイサベル、マイネルラクリマといった実力馬に迫る3着。
その後に凌ぎを削った馬たちの中にも、
後にオープンクラスで活躍している馬は少なくはありません。
力通りであれば、ここが通過点であったことに異存はないでしょう。
ただし病による2年以上ものブランクが競走能力にどう影響するか、
以前の走りを披露してくれるのか、その不安がなかったわけではありません。

こうして再び勝利の美酒を味わえるのも、
馬自身の頑張りもさることながら、忍耐強く馬を仕上げてくれた牧場や厩舎スタッフ、
同じく辛く長い道のりを耐えてお待ちいただいた会員様の応援があってのことでしょう。
今回の勝利は、すべての想いがひとつとなって得た貴重な一勝。
これが新たなステージへの再出発の扉となることを願ってやみません。

レッドオリヴィア、鮮やかに変身!

本年5月が初陣となったレッドオリヴィア。
既走馬相手に8着に敗れましたが、それから二ヶ月。
体質面の強化著しく、稽古の反応も上々。
ダートから芝に変わっての変わり身も期待される中、
思惑以上の走りで見事に先頭ゴールインを果たしました。

スタートで立ち遅れながら
慌てず中団に押し上げ、内枠を生かした好騎乗、
ルーキー岩崎騎手の手綱も光りました。

母アドマイヤリッチは31戦6勝、
タフに7歳まで現役を続けた女丈夫。
その父は言わずと知れた名血サンデーサイレンス。
走る資質は十分の血筋です。

しかしながら、産駒はこれまで中央未勝利。
母の成績を思えばもどかしい思いが募るところですが、
今夏、メイショウサムソンを父に持つレッドソロモンが
2歳新馬で3着と幸先の良いスタートを切ったかと思えば、
その姉である本馬が翌週には鮮やかな勝利です。

2戦目でのこの変わり身は能力なくして為し得ないところ。
いよいよ繁殖として脂が乗ってきた母と牝系の勢いに乗じて
姉弟の更なる活躍に期待したいところです。

レッドシャンクスが2年ぶりに勝利!

レッドシャンクスが臥牛山特別で
強い勝ち方を見せたのはいまから2年も前のことでした。
当時3歳のシャンクスが古馬を圧倒したレース内容から
秋が大いに楽しみになったものですが、好事魔多し…。
その後、脚部不安を発症し、3歳半から5歳半までの間を
丸々休養に充てることになってしまいました。

地道な治療とトレーニングを経て迎えた東京の復帰戦。
不良馬場の中、さすがに息が保ちませんでしたが、
まだ終わってはいない活力を感じさせる走りではありました。

復帰2戦目の恵山特別は2年前に圧勝したゲンのいい函館。
すると前走から一転、先手を取ってのマイペースの逃げ、
4コーナーでも手綱の動く他馬を尻目に余裕の手応えです。
直線追いづらそうなシーンもありましたが、
それでいて最後まで危なげのない逃走劇となりました。

叩いて一変とはまさにこのこと。
一度勝っている条件とはいえ、2年も休んでいた馬が
こうも鮮やかに変わることは稀なことです。
この勝利は本馬の持つ能力もさるものながら、
辛抱強く復帰に向けて尽力した牧場や厩舎の努力、
そして出資者様の熱い想いに応えてのものに思えてなりません。
長く休んでいた分をこれから一戦一戦取り戻して
いつかまた大きな舞台に辿りついてほしいものです。

レッドアルヴィス、ユニコーンS(G3)優勝!

レッドアルヴィスがユニコーンSで重賞初制覇を飾りました。
前走から中一週、再度の輸送と厳しい条件ではありましたが、
馬は叩いて上昇一途、前走で積極的な競馬をしたことも功を奏し、
抜群の手応えからあっさり抜け出す横綱競馬を披露しました。

近4走すべて府中のマイルを経験、
またデビュー戦も初勝利も左回りの中京だったように、
結果として右回りよりも左回りのパフォーマンスが優れています。
そこを見越した陣営のレース選択とそれに応えたアルヴィス、
いずれも素晴らしく人馬一体で掴み取った重賞タイトルとなりました。

今後はひと息いれて8月のレパードS(G3・新潟D1800)、
そこから暮れのチャンピオンズC(G1・中京D1800)を
目標としたローテが組まれる予定です。

チャンピオンズCの前身は去年までのジャパンカップダート。
今年から場所を中京に移し名称を変えて施行されることになりました。
決して右回りが全くというわけではありませんが、
これまでの走りを見ると、この改変はアルヴィスにとって追い風でしょう。

一戦ごとにこちらの想像以上の進化を見せるレッドアルヴィス、
果たして暮れにはどんな逞しい姿を見せてくれるのでしょうか。
まずはレパードSで重賞V2を狙います。

レッドクラリス、初勝利!

レッドクラリスが嬉しい初勝利を飾りました。
デビュー当初は後方から末脚を伸ばすスタイルでしたが、
今回は堂々3番手から余裕を持って抜け出す横綱競馬。
前走で積極策に出たことが今回につながりました。

姉マニエリスムは南関東7勝の活躍馬。
母の父フォーティーナイナーからも、
ダートの適性は高いのでしょう。
しかし本馬の父ハーツクライは、
芝でこそ能力を最大限に発揮します。
そしてその成長力も魅力のひとつです。
本馬の今回の勝利もダートに替わったことが半分、
使いながら力を付けてきたことが半分、
それぞれの要因があったように思います。

まだ成長途上で伸びしろも十分。
デビュー当初は芝もこなしており、
ダート一辺とは思えない可能性が広がります。
まずは試金石となる次走に注目です。

レッドセシリア、HTB杯を優勝!

レッドセシリアがHTB杯を制し通算4勝目を挙げました。
結果だけを見れば人気に応えての順当勝ちのようにも映りますが、
降級とはいえ55.5キロの実質トップハンデ、
同じく降級の牡馬にまみえての一戦はそう楽なものではありません。

しかも道中はスムーズに流れに乗れず、
前有利な開幕週の函館で後方からの位置取り。
直線を向いても馬群に揉まれ苦しい位置でしたが、
キャリア一戦で阪神JFを3着した実績はダテではありません。
類まれな勝負根性を発揮して、ほんのわずかな隙間を
こじ開けるように抜け出し、鮮やかに先頭ゴールイン。
出走全馬中最軽量428キロの馬体が大きく映えた瞬間でした。

2走前は不利もあって初めて馬券圏内を外す大敗を喫しますが、
その後遺症もなくすぐさま軌道修正できるのは能力のなせるわざ。
父の成長力を加味すれば、秋には大きい舞台を目指せる器です。
この夏を飛躍の時としたいものです。

レッドアライヴ、函館の地で初勝利!

およそ2ヶ月ぶりの実戦となりましたが、
当初から予定していたレースでもあり、
陣営の仕上げに抜かりはありません。
減っていた馬体を戻して必勝を期しての出走です。

実際、レースでは終始外目を回りながら、
2着馬をねじ伏せる形で先頭ゴールイン。
不利さえなければ負けることはない、
鞍上のそんな気概も感じ取れる内容でした。

母マチカネハヤテは5歳にして
2度目の準OP勝ちを収めたように成長力もあった馬。
さらにその兄には天皇賞(秋)2着で名を馳せたアグネスアーク。

本馬も、まだ競馬が分からず、
後方から脚を伸ばしただけの新馬戦から
この半年で大きな成長を遂げました。
唯一着外となったその新馬でも上がりはメンバー中第4位。
芝の経験はその時だけですが、血統的にはむしろ歓迎のはず。
当時からの成長と今後の伸びしろを考えれば、
芝・ダートを問わず、様々な可能性に期待したくなります。

レッドルーファス 3連勝!

レッドルーファスがむらさき賞を制し3連勝を決めました!
準OPとはいえダービーデーに手ごわいメンバーが揃いましたが、
伸びゆく大器の前にここはオープン入りの通過点となりました。
これで今年に入って無傷の3連勝です。

その中身も不良・ダート・良馬場とバラエティに富んだもの。
スパッと切れる印象はないものの、どんな条件でも
最後までしっかりと末を伸ばし、着差以上の強さを感じさせます。

アクシデントによりデビューが遅れ、
その後も大事に素質を育まれてきたため、
4歳でありながらそのキャリアはまだ8戦。
まだまだ大きな可能性を秘めています。

同厩の先輩レッドスパーダにも言えることですが、
馬に合わせた育成方針が後に必ずや実を結ぶはずです。
降級により再び準オープンへの出走が叶うため、
真のオープン馬への仲間入りは一時お預けとなった格好ですが、
秋には堂々とオープン、重賞戦線へ参戦できるよう
さらに大きく飛躍していって欲しいものです。

レッドスパーダ、京王杯SCを快勝!

古豪レッドスパーダ(牡8歳・藤沢厩舎)が、
京王杯SC(G2)で3つ目の重賞タイトルを獲得しました。

3歳時にNHKマイルC(G1)で2着、
その勢いを駆って4歳時に制した東京新聞杯から4年、
8歳にして当時よりもグレードの高いレースを制したことで、
能力に陰りを見せないどころか、老いて益々盛んの勢いです。

その東京新聞杯以降、足掛け4年で17戦。
充実の5歳期(2012年)を脚部不安で棒に振ったこともありますが、
それにしても決して多くはないレース数でしょう。
それだけ馬に合わせて辛抱強く育てていただいたことが、
8歳にしてのG2制覇に繋がったといえるのではないでしょうか。

成績に波のあるタイプと思われがちですが、
その17戦のうち、5着を外したのはわずかに6戦。
その内訳も、[ダート・休み明け・稍重・2000m・重・不良]
と敗因がはっきりしているわけですから、
実は自分のカテゴリーではまず崩れていない堅実派。
毎回能力を出し切る真面目な競走馬なのでしょう。

ということは、次走に予定している安田記念が良馬場であれば…
さすがにG1ともなると楽な競馬は望めないでしょうが、
府中のマイルを滑走するスパーダの雄姿が今から楽しみでなりません。

レッドメイヴ、惜敗続きに終止符!

レッドメイヴが嬉しい初勝利を飾りました。
6戦目での初勝利。…と文字だけ追えば、
経験を積んで辛くも掴み取った勝利のようにも映りますが、
これまで5戦中4戦で1番人気、そのいずれもが1倍台という
断然の支持を集めていたメイヴにとっては遅すぎた春、
ようやく順当に勝ち上がったと言えるでしょう。

初のダートに矛先を向けた今回、軽快なピッチで2番手を追走すると、
次位に0.5秒もの速い上がりを駆使して3馬身半の楽勝。
兄姉にダートを得意とする馬が多く、この舞台もお手の物だったのでしょう。
しかし父はディープインパクト。芝でもやれる資質は備えています。
次走は未定ながら、先々までオールマイティーな走りを見せてくれそうです。
今回の勝利をきっかけにポンポンと勢いに乗って欲しいものです。

レッドシェリール、鮮やかに連勝!

2週前に初勝利を挙げたばかりのレッドシェリールが、
その勢いを駆って同じ舞台で連勝を飾りました。

今回の手綱は初騎乗の田辺騎手。
大外枠だったこともあり道中は無理せず最後方から。
直線を向いてもほぼ同じ位置取りでしたが、
そこから外に出されると、みるみる前との差を詰め、
最後は計ったようにきっちりと差し切りました。
今春のG1戦線で数々の穴馬券を演出している
田辺騎手らしい大胆な騎乗に馬も応えました。
終いの上がり33.5秒はメンバー最速はもちろんのこと、
本馬自身においても過去最高の切れ味。
いよいよ姉にマンデシャ(欧州3歳女王)を持つ
世界に誇る良血が騒ぎ始めたようです。

来週に迫った樫の舞台こそ間に合いませんでしたが、
代わりに7月のベルモントオークス(米G1)出走案が浮上。
もちろん馬の状態や諸々の条件次第ではありますが、
いずれにしても今回の勝利が大きな夢を運んでくれそうです。

レッドクラウディア、移籍後初タイトル獲得!

レッドクラウディアが
南関東移籍後の初勝利を重賞(S3)制覇で飾りました。
思えば10着に敗れたTCK女王杯時は疲れも溜まっていたのでしょう。
それが証拠に17キロ増で初の大台500キロを越した馬体は、
パドック時から決して太くは見えず、むしろ充電の証のように映りました。

TCK女王杯後、当初は出走も検討されていた
エンプレス杯、マリーンCといった牝馬重賞をあえて自重、
立て直しに向け牧場と厩舎が密に連絡を取り合いながら
懸命に調整してきた結果、馬が見事にそれに応える形となりました。
まさに人馬一体の勝利です。

先行有利の軽い馬場、軽快に飛ばす52キロの計量馬を、
58キロの酷量を背負ったクラウディアがきっちりとらえたのですから
着差以上に強い内容でした。
次走は7月のスパーキングレディーCで再び中央馬と相見える予定。
復活を果たしたクラウディアの次走にも、ご注目ご声援ください。

レッドシェリール、母に捧げる初勝利

レッドシェリールが5戦目にして嬉しい初勝利を挙げました。
デビュー戦の2着から思ったよりも時間を要しましたが、
2戦目以降も東京・中山という異なる舞台で常に上位争いを演じ、
レースごとに力を蓄えてきました。

殊にブリンカーを着用しはじめた2走前からは、
先行して自分で競馬をつくるという型も見出し、
今回も府中の長い直線を早め早めに押し切る形ながら、
上がりは0.1秒差の2位タイをマーク。
これでは後続は追いつけません。

母マンダララの仔、すなわち本馬の姉には、
全欧3歳チャンピオンに輝いたマンデシャがいます。
しかしながらこの世界に誇れる名血も、
国内ではまだ期待ほどの成果を残せてはいません。
兄姉も素質を認められながら惜しいところで勝利を逃してきました。

シェリールにより、ようやく花開いた母の血。
まだまだこれからです。さらなる活躍に期待しましょう。

レッドレイヴン、オープン特別を快勝!

レッドレイヴンが福島民報杯を快勝しました。
AJCC、中日新聞杯と重賞でも僅差の勝負を演じた能力は
オープン特別では一枚上のものがありました。

重賞ではまだ結果が出ていませんが、鞍上曰く、
「今もまだ素質だけで駆けている。これから更に良くなる」とのこと。
素質の芽を摘まないように馬に合わせて間隔を空けながら使われてきましたが、
ここにきてコンスタントに使えるようになってきましたのも進化の表れです。

目指すは秋、府中の大舞台。
そのためには賞金加算にタイトル奪取が必須となってきます。
ひとつひとつ目標をクリアしながら今年を飛翔の年としたいものです。

レッドグラサージュ、差す競馬で新境地を開拓!

レッドグラサージュが5歳にして嬉しい中央初勝利を飾りました。
これまで走った中で最も短い距離(1150m)ということもあり
いつもより後方の位置取りとなりますが、その分うまく脚が溜まり、
直線ではかつて見せたことのない末脚を爆発させました。
もとより3歳時には未勝利の身で上のクラスに挑み
あわやの勝負を演じていたほどの馬ですから
少し勝つのが遅すぎたくらいです。

残念ながらレース後に骨折が判明しましたが、
稽古の動きや乗り役の感触からも
上でも十分やれる力を秘めているはずの馬。
復帰の時までしばしお待ちください。

レッドジャクソン、得意の舞台で3勝目!

道中は慌てず騒がず後方から。
外目を通って徐々に進出を図ると直線は手応え通りの伸び脚。
近走、板についてきた差し脚を生かす競馬できっちり結果を出しました。
勝ち味の遅さはありますが、逆をいえば堅実に自分の力を出し切るタイプ。
過去に1000万下でも3着の実績があり、上のクラスでも差はないはず。
まだ5歳で上昇の余地もあり、今後も楽しませてくれそうです。

レッドグルック、きっちり差し切る!

デビューは2歳夏の福島。
メイショウサムソンの子にしては早めの初陣となりますが、
まだ勝ち負けするまでの力は付き切っておらず、
3戦で切り上げ、今年の2月まで充電に充てました。

その2月の復帰戦が24キロ増での出走。
成長分を加味してもここを叩いて次で…といった雰囲気の中、
府中の直線でかつて見せたことのない
34秒0の末脚を繰り出し、いきなり3着と好走。
力のあるところを見せつけました。

次走も4着と好走して迎えた今回、初の2000m戦となりますが、
父の子であれば1ハロンの延長はむしろ歓迎のはず。
実際、レースではいつになくスムーズに好位を追走し、
直線も鞍上の叱咤に応え、2着馬をきっちりと差し切りました。

使われながら力を付けていく様はまさに父譲り。
それでいて府中で見せた切れ味は母の父サンデーサイレンスのもの。
兄に3連勝でファルコンSを制したインパルスヒーローがおり、
今ちょうど勢いに乗り始めた牝系でもあります。
勝ちはしたものの完成はこれからという陣営の評価もあり、
今後の成長ぶりが楽しみな一頭です。

レッドダニエル、2戦目できっちり勝利!

トワイニング産駒のレッドダニエルが、
未勝利戦を人気に応えて快勝しました。
デビュー戦はクビ差2着に敗れたものの、
3着以下には4馬身とほぼ勝ちに等しい内容。
一度使われた今回は心身ともに上積みが見込め、
それはレース運びにも反映されていました。

好スタートから3番手を進めると、
あとは直線どこでギアをチェンジすればいいか、
そのタイミングを図るだけの優等生然としたレース振り。
直線他馬に並び掛けられそうなシーンはありましたが、
鞍上がゴーサインを出してからは並ばせるところまではいかず、
後方から差しこんできた馬の末脚も封じる着差以上の完勝です。

東京TC出身のトワイニング産駒といえば、
ロールオブザダイスが思い起こされます。
ダート1400といういかにも父の得意なカテゴリーで新馬勝ちを収めながら、
年を経るごとに長い距離で持ち味を発揮するようになり、
後年は平安S優勝、東京大賞典3着など重賞戦線でも活躍を見せました。

ダニエルの場合、母父もアグネスワールドのため、
一見すると短距離のスピード馬という印象ですが、
新馬からの2戦を見ても距離の融通は利きそうですし、
母系にはリアルシャダイの名前も見られます。
これからどのようなタイプに育つのかは今後の楽しみとして、
頑強でタフに走ったロールオブザダイスから
代表産駒の座を奪うほどの活躍を見せて欲しいものです。

レッドエンブレム、惜敗続きにピリオド!

レッドエンブレムが、
初の2400m戦を試み見事に結果を出しました。
終始2番手の追走から、余裕を持って直線に向かうと
手応え通りに伸びて快勝。2着馬とは1馬身半の差でしたが、
3着以下に3馬身半、4着以下に6馬身もの差をつける
まったく危なげない勝利となりました。

未勝利を脱出したのが昨年9月のスーパー未勝利戦。
キャリア10戦目にして薄氷を踏む勝利ではありましたが、
その時に蓄えた力を昇級後も存分に発揮しています。
使い詰めてもへこたれないタフさも備えています。

母系に流れるスカーレット一族の血が更なる成長を予感させます。
長距離戦をこなしたことで今後のレース選択の幅も広がってきました。
同厩の先輩シビルウォーを継承するような活躍を見せて欲しいものです。

レッドレイチェル、測ったような差し切り!

レッドレイチェルが3戦目にして嬉しい初勝利を飾りました。
初戦を3着、2戦目も4着と惜しいレースが続いていましたが、
いずれも平坦小回りの小倉コースでやや忙しい印象も受けました。
今回は同じ1200m戦でも広々とした新装中京。
当然、巻き返しの期待がかかります。

好スタートから無理なく好位を確保、
道中もスムーズな走りで上々の手応えのまま直線へ。
追われてからもしっかりとした末脚を繰り出し、
逃げ馬をとらえ、差しこんできた馬をしのぎ、
測ったように抜け出たところでゴール板となりました。
まさにテン良し・中良し・終い良しといったレース振りで、
小倉で後塵を拝した相手にもきっちりリベンジ。
着差は僅かながらセンスの良さを見せつけるレースとなりました。

除外により予定レースに使えないなど
デビュー前の調整は決してスムーズとは言えませんでしたが、
陣営の努力と自身の力できっちり勝利を掴み取りました。
この後は、ひと息いれて更なる高みを目指すことになります。

レッドファルクス、見事な末脚で快勝!

3日間に渡る変則開催の初日、レッドファルクスが名手に操られ、
中京の地で鮮やかに勝ち名乗りをあげました。
澱みのない流れの中、前半はじっくりと中団で脚を溜め、直線は大外へ。
上がりの掛かる力比べの展開となりましたが、
ただ一頭35秒台の末脚を繰り出しての快勝でした。

追って伸びる末脚は兄レッドシュナイトを彷彿とさせますが、
父がフレンチデピュティからスウェプトオーヴァーボードに替わった分、
切れ味は増している印象です。その兄は現役時代4勝。
同じく3戦目での勝ち上がりとなった本馬には、兄超えの期待がかかります。

レッドラヴィータ、嬉しい初勝利

レッドラヴィータ(牝3歳・音無)が、
はじめて挑んだ1400m戦でかつてない末脚を披露し、
昨年6月からの惜敗続きに終止符を打ちました。

デビュー戦で僅差の勝負を演じたピオネロや、
2戦目でわずかだけ差されたピートクラムは、
その後重賞でも上位を賑わせるほどの馬。
それだけに本馬の勝利も間近かと思いきや、
ここぞという時に苦手の道悪にたたられたり、
使うごとに行きたがる面が出てくるなどして、
いつからか勝ち運から見離された形に…。

しかしながら、今回以前の戦歴を振り返れば
3着を外したのはいずれも道悪で、それを除けば【0-2-2-0】という堅実さ。
3着の一戦は牡馬相手の1800m戦、もう一戦は休み明けですから、
待望の良馬場で牝馬戦、1400も自身の気性を考えれば吉と出る可能性が高く、
終わってみれば極めて順当な勝利だったといえそうです。

惜敗続きから一気に重賞ウイナーまで駆けあがったのが、
本馬の兄レッドデイヴィス。妹のラヴィータにも、
初勝利をきっかけに大きく羽ばたいてほしいものです。

レッドルーファス、連闘で連勝!

24日(月)の代替の東京競馬で、
レッドルーファスが連勝を決めました。
今回が昇級戦で初ダートという難しい条件ではありましたが、
苦もなく課題をクリア、これでオープン入りに王手をかけました。

本来は16日に行われるはずだった大島特別(D1600)が
雪による順延により24日に行われることとなり、
17日の競馬で勝ち上がったばかりのルーファスを即座にエントリー。
機を見た陣営の見事な采配に馬も応えた人馬一体の勝利となりました。

ブノワ騎手曰く「芝もダートもマイルも2000でもいける」とのこと。
今後の選択肢が悩ましいところですが、ローテの幅は多いに広がりました。
育成時代から素質を称賛されていたルーファスがいよいよ本格化の兆し。
ぜひ今後の走りにもご注目ください。

レッドソレイユ、新馬戦を快勝!

2度の除外、さらには雪での順延を受け、
ようやくターフに登場したレッドソレイユ。
少なからず調整面での難しさはあったのでしょうが、
レースではその影響は微塵も感じさせず、
まさに“苦もなく”といった表現がぴったりくるような
鮮やかな勝ちっぷりでメイクデビューを飾りました。

テンの1000m通過が1.07.0という
新馬にしてもかなり遅いペースでしたが、
外目に出されてからも折り合いを欠くような面もなく、
その走りはセンスにあふれていました。
そして、この形になれば、
父ディープインパクト譲りの末脚が黙ってはいません。
逃げた馬が33秒台の上がりを駆使するような末比べの中、
33.4秒の末脚を繰り出し悠々と先頭ゴールインを果たしました。

クラシックへの参戦は時期的にもギリギリですが、
新馬を一発でクリアしたことで夢は繋がりました。
これから大舞台へ向けてさらなる飛躍が期待されます。

レッドルーファス、人気に応えて快勝!

雪による開催順延により17日(月)に行われた東京競馬にて、
レッドルーファスが嬉しい2勝目を飾りました。

久々の競馬で体は増えていましたが、ほとんどが成長分。
これでもまだ成長途上では、というシルエットにも映ります。
パドックでも相変わらずチャカつく仕草を見せ、
精神面での成長の余地も残しているようでしたが、
それでもここは地力の高さで決めてもらいたい一戦。
久々の競馬や心身の若さがどう影響するか
期待の中に不安も少々といったところでレースを迎えます。

レースでは序盤に多少行きたがる面を見せたものの、
好位で我慢する競馬を試み、落ち着いてからはスムーズな走り。
直線きっちり末を伸ばすスマートな競馬で勝利を勝ち取りました。
まだ瞬時に反応できず着差は僅差でしたが、
鞍上が「最後の200mしか走っていない」と言うように、
まだこの馬の全てを出し切ったわけでではない、
何か奥に秘めていそうなそんな雰囲気も感じられました。

とはいえ、本来2000mで施行するはずだった条件が1800mとなり、
この条件は昨年5月のデビュー戦とまったく同じ。
当時は良馬場で上がり35.0秒、直線伸び切れずといったレースでしたが、
今回は不良馬場ながら34.5秒の上がりを駆使しての差し切り勝ち。
派手さはなくとも確かな進化を遂げていることが分かります。

まだキャリアはわずかに6戦、
じっくり成長を促されながら育てられてきた成果を
本年一気に爆発させて欲しいものです。

レッドセシリア、3勝目!

レッドセシリア(牝4歳・鹿戸)が嬉しい3勝目を挙げました!
キャリア6戦目にしていまだ3着を外さない堅実ぶりです。

昨年11月以来、やや間隔は空きましたが、
陣営の仕上げに抜かりはなく、
鞍上の三浦騎手もセシリアの力を信じた好騎乗、
見事セシリアもその期待に応えてくれました。

新馬、500万も制したこの府中のマイル。
ノビノビ走れるこの舞台がセシリアにはピッタリ。
ただ、500万を勝った時は不良馬場、今回は一転して開幕の良馬場。
馬場云々よりもこのクラスでは役者が上といったところでしょうか。

次走は再びこの舞台で行われる準オープンの初音Sを予定。
GⅠ3着の実績からも格負けはしないでしょう。
ここをノンストップで通過できるようなら、
春の女王決定戦も視界に入ってきます。

ここまで大事に育てられ、
ひとつずつ階段をクリアしてきたセシリアだけに、
今後も焦らずジックリと、という思いはありますが、
今回の鮮やかな勝利により、大舞台への出走が
より現実味を帯びてきた気もします。

レッドアルヴィス、2勝目!

レッドアルヴィス(牡3歳・安田)が
府中マイルの舞台で嬉しい2勝目を飾りました。
京都の昇級戦は手応えほど伸び切れず3着に敗れましたが、
今回は未勝利戦を勝った時の鞍上と左回りに戻り、
また距離が一ハロン短縮されたことも奏効したのか、
余裕綽々の手応え通りに最後までしっかりと伸び、
後続に一馬身以上つけ快勝しました。

これでダートに変わって3戦2勝。
父(ゴールドアリュール)の産駒らしい強さを見せていますが、
新馬戦では芝でも2着、決して走れないわけではありません。
次走は今回と同舞台のヒヤシンスSが予定されましたが、
先々は父同様にダート制圧後に芝の大舞台へ殴り込みといった
夢のプランが皆無ともいえないでしょう。

そのためにもまずは次走。
今回の走りを見る限り府中のマイルはベスト条件。
気性的にもクラスが上がってペースが上がった方が
競馬がしやすそうな印象も受けます。
一戦ごとに成長の跡を見せる伸びゆく力で連勝に期待したいところです。

レッドアリオン、オープン特別快勝!

昨年3月の3歳500万特別以来、
勝ち鞍から遠ざかっていたレッドアリオンが、
今年の飛躍を予感させるような強い内容で
ニューイヤーS(中山OP・芝1600)を完勝しました。

勝てない時期も幾度となくメンバー最速の差し脚を繰り出し、
オープン・重賞戦線でもやれることは明らかでしたが、
賞金を加算しないことには今後の重賞への出走もままならず、
ここは是が非でも落とせない一戦でした。

そんな想いを知ってか知らずか、
馬は練習の甲斐あって無難にスタートをまとめ、道中も余裕の追走。
そうなれば直線は自慢の末脚が黙っていません。
接戦の2着争いを尻目に悠々と2馬身差をつけての完勝でした。

これまでの鬱憤を晴らすからのような
強い内容で新春(ニューイヤー)の競馬を飾り、
今後は再び重賞戦線へ殴り込みをかけることになります。
長らく絶対王者不在のマイル路線の主役を目指すべく、
さらに末脚に磨きをかけ、まずは次走予定の
ダービー卿CTでタイトル奪取を目指します。

レッドサクセサー、復帰戦を完勝!

昨年4月の未勝利戦を勝ち上がった後は、
期待ほどの走りを見せられなかったレッドサクセサー。
まだ素質に心身が追いついていない印象もありました。

しかし4ヶ月の充電を経て出走した12日の復帰戦では、
たくましくスケールアップした姿を披露してくれました。
雁行態勢の2番手という変則的な逃げの形に戸惑うこともなく、
直線を向いた時には一気に後続を引き離すセーフティリード。
大きなストライドで悠々と先頭ゴールインする様は
一皮むけたサクセサーを印象付けました。

その勢いを駆って連闘で挑んだ五条坂特別は、
スタートで落馬寸前の躓きから態勢を立て直し、
次位の馬より0.5秒も速い上がりを駆使しての6着。
自分の型で競馬ができない中で新境地の走りを見せました。

本馬の兄はスプリント戦線で名を馳せたビービーガルダン。
その彼が一気の3連勝でオープン入りを果たしたのが4歳の夏、
最もG1制覇に近づいたのが5歳夏のスプリンターズSでした。

サクセサーは明けて4歳。
遅生まれということもあり、これからが本領発揮。
兄の背を目指す充実の4歳、伸びゆくサクセサーの成長に期待しています。

レッドルシファー、新馬戦で勝ち名乗り!

レッドルシファー(牡3歳・矢作厩舎)が
名馬への登竜門とも言われる
京都・芝1800mの新馬戦で勝ち名乗りを挙げました。

稽古時計が思うように詰まってこないため
使ってから良くなるタイプとの見立てもありましたが、
レースにいってみれば掛かるほどの行きっぷりで
すんなりと好位をキープ。
最後の直線では、グイッと最後にひと伸び。
クビ・ハナの接戦を制する勝負根性も見せてくれました。

もともと育成先の坂東牧場では高い評価を受けていた馬でもあり、
実戦でより良さの出るタイプでもあったのでしょう。
それでも本来の見立て通りであれば、この先の伸びしろは十分。
素質だけで勝ち取ったメイクデビューがこれからの夢に繋がります。

2014年、初勝利はアーヴィング!

2014年、クラブに初勝利をもたらしたのは、
松永幹夫厩舎のレッドアーヴィング(騙5歳)でした。

振り返れば、
この世代の初勝利を飾ったのもアーヴィングでした。
華々しいデビューは翌年のクラシック参戦を予感させますが、
2戦目以降、気の悪さを露呈したこともあり、
思いもかけず苦戦が続きました。

そしてデビューから二年半余り、
苦しい時期を経てようやく掴んだ二つ目の勝利は、
デビュー戦とは異なる舞台ではありましたが、
試行錯誤しながら勝ち取った勝利だけに喜びもひとしおです。

明けて5歳にはなりましたが、キャリアはまだ12戦。
全力で駆け息切れしてしまった障害初戦から、
4戦目で大きな進歩を見せた今回の走りを見ても
今後の伸びしろは十分です。

西谷騎手とのコンビで更なる高みを目指して欲しいものです。

オーラム、クラシックを睨む1勝!

出走した仔のほとんどが勝ち鞍を挙げている
タッチフォーゴールドの産駒たち。
多分にもれずレッドオーラムも
3戦目での勝ち上がりとなりました。

デビューからの2戦も
しぶとく伸びて上位入線してみせましたが、
より広々としたコースに変わり
自分のペースを守ることができた今回は、
これまでとは末脚の威力が違いました。

その伸び脚はゴールに向けてグイグイと勢いを増し、
結局2着馬に3馬身半をつけての圧勝です。
これには鞍上の小牧騎手も大きな手応えを掴み、
「オークスまで進ませたい馬」と期待を寄せるコメント。

かつて同じく橋口厩舎に所属しながら
未完の大器のままターフを去ることとなった
兄レッドブレイゾンの意思を継ぎ、
さらには兄弟筆頭格の実績を誇るタッチミーノットに
追いつき追い越せの活躍に期待しています。

レッドアルゴ、抜群の勝負根性で勝ち名乗り!

ハナ差で新馬勝ちを逸したレッドアルゴですが、
ダートに変わった3戦目はクビ差の勝利でリベンジです。

辛勝に映ったレースも、鞍上によれば、
「直線抜け出してからフワッとした分」とのこと。
並び掛けられてから類まれな勝負根性を発揮し、
3着馬には5馬身の差。
上のクラスでも十分通用の内容を示してくれました。

兄マジンプロスパーは重賞3勝の韋駄天ですが、
そんな活躍馬でも中央では勝ち上がることができず、
地方から中央に再復帰して素質をブレークさせました。
確かな成長力で6歳になった今尚重賞で上位を賑わせています。

その兄とは若干タイプの異なるアルゴですが、
兄譲りのスピードと成長力に、
芝・ダート・距離(2000m)をもこなす適応力の高さがブレンドされ、
将来どんな競走馬に育ってくれるのか楽しみでなりません。
まずは大きな一勝を挙げ、偉大な兄の背中を追い掛けます。

レッドリヴェール、無傷で3連勝でG1制覇!

本年最初のメイクデビューを勝ち、
休み明けで挑んだ牡馬相手の札幌2歳Sを連勝。
すでに尋常ならぬ能力を見せつけていたにも関わらず、
例年になく強豪の揃った今回は5番人気の評価。
休み明けが…もしくは馬体の細化が嫌われたのか…

しかし、良馬場の阪神マイルを33秒台、
極悪の札幌2歳を41秒台の上がりで勝ち切った
対応力抜群の末脚はG1の舞台でも陰りを見せず、
ゴール前では父譲りの勝負根性をも発揮して、
見事、2歳女王の座を射止めました。
これで無傷の3連勝。父の成長力を加味すれば、
来春の大舞台での活躍にも大きな期待が掛かります。

このまま無事に---。
ひたむきな全力疾走にそんな想いを強めます。
クラシックへの参戦を考えれば、
今後の時間はありそうで実は少ないもの。
ほんのひと時、激戦の疲れを癒やし、
また素晴らしい走りを、感動を見せてもらいたいものです。

レッドレイヴン、完勝でオープン返り咲き

デビューから2連勝、東スポ杯でも2着した時には、
春の大舞台での活躍も期待されたレッドレイヴン。
しかし、まだ素質に体の成長が追いつかない面もあり、
ほろ苦い敗戦と共に春(クラシック)を終えました。

秋---
再び府中の舞台に登場した復帰戦。
クラスを下げて準オープンでの一戦だけに
一発回答を期待しましたが、惜しくも2着。
それでも、勝ち馬は次走の重賞でも善戦した素質馬、
レイヴン自身にも休み明け、不良馬場というハンデもあり、
敗戦の中にも光明を見出すに十分の走りといえました。

じっくり間隔を空け必勝態勢で迎えた今回。
言い訳の利かない状況下のもと、
自ら競馬をつくる強気な取り組みで
期待通りの勝ちっ振りを披露してくれました。

府中で見せる抜群の末脚から不器用な印象も抱かれますが、
じつは右回りの小回りコースでも2戦2勝。
スケールアップした今なら、
なおさらどんな舞台にも対応してくれることでしょう。

次走以降、OP・重賞戦線での戦いとなりますが、
未完成の時期から重賞級の能力を見せていたレイヴン、
なんら臆することなどありません。
来年は今春のリベンジを果たし、
重賞ウイナーとして名を馳せてくれることでしょう。

レッドロンメル、2戦目で完勝!

レッドアルヴィス勝利の10分後、
同じく1.6倍、断然人気の支持に応えて
2戦目で勝ち名乗りを挙げたのがレッドロンメル。

初戦はいくらか流れに乗り切れない面もあり、
デビュー勝ちを飾ることはできなかったものの、
ダートの中距離で見せた3F36.4の断然の上がりに
大器の片鱗を垣間見せていました。

今回は一度使われての上積みも大きく、
終始2番手から横綱相撲で押し切り勝ち。
直線一頭になったところで
フワッとするような幼さを見せますが、
それだけ余裕を残しての勝利と言えそうです。

姉レッドクラウディアは戦いの場を地方に移しましたが、
その継承者として、また新たなスター候補生が
同厩舎から誕生しました。

レッドアルヴィス、余裕綽々V!

クラブ所属馬が4勝を挙げた12月8日、
初陣を飾り、勢いをつけたのはレッドアルヴィスでした。

夏に頓挫があって4ヶ月ぶりの一戦。
本来であれば一抹の不安を感じさせるところですが、
デビュー戦の内容や父の産駒のダート替わり、
さらに追い切りの動きの良さなども評価され、
断然人気に支持されての出走となりました。

スタートこそ立ち遅れますが、
慌てず騒がず悠々と好位の内目を追走。
直線も進路さえ開けば問題なしといった体で楽に抜け出し、
最後まで余裕綽々のまま2着馬を突き放して先頭ゴールイン。

兄にカレンブラックヒルを持つ良血馬。
父がゴールドアリュールに変わったことで、
こちらはダートで底知れない能力を見せつけました。
この勝利を序章に、兄が見せた快進撃を追随したいものです。

レッドグルーヴァー、障害でもV!

G1勝馬エーシンフォワードの弟として、
デビュー当時から期待の高かったレッドグルーヴァーが、
入障3戦目にして嬉しい障害初勝利(通算3勝目)を挙げました。

本馬の初勝利は初めてダートを走った6戦目、
ハナを切る競馬で1.4秒差の圧勝でした。
しかし、それだけの能力を示しながら次走は人気を背負って大敗。
すんなりいければ強さを発揮するも、
気分を損ねると自ら止めてしまうような
気持ちの面での難しさがありました。

そこで取り入れたのは障害練習。
障害馬育成で名高い那須トレーニングFで鍛錬を積み、
牧場長からは、『障害があった方が集中して走るし、
飛越のセンスも上々』と高い評価を得ていました。

その言葉通りに初障害から3着と好走し、
入障3戦目の今回は人気に応えて順当勝ち。
使われながら線の細かった馬体は充実し、
かねてから懸念のあった気性面にも成長の跡。
次走以降は平地か障害か未定ではありますが、
6歳でG1を制覇した兄にならって
ここからの更なる活躍に期待がかかります。

レッドセシリア、人気に応えて快勝!

レッドセシリア(牝3歳・鹿戸雄一)が、
雨中の府中を先頭で駆け抜け、
嬉しい2勝目を挙げました。

ちょうど一年前、
同舞台で鮮やかにメイクデビューを飾りながら、
その後はわずかに3戦。決して順風満帆とはいかず、
陣営の忍耐が生んだ勝利でもありました。

少ないキャリアながら、その中身は濃密です。
キャリア一戦の身で挑んだ阪神JFでは、
馬群をモノともせず内からグイグイと伸び、0.1秒差の3着。
夏の十和田湖特別でも、骨折明け、初古馬との対戦ながら、
僅差の3着に踏ん張ってみせました。
そして不良馬場という悪条件の中、
初めて相まみえた牡馬を完封した今走。
いずれも能力の高さを示しています。

ことに今回は府中の長い直線、早めに先頭に立ち、
追われる苦しい立場ながら最後まで抜かせなかった辺りに、
高い能力の片鱗を見せてくれたように思います。

まだまだ奥は深そうなセシリア。
秋の大舞台には間に合わなかったものの、
再び重賞の舞台に上がる日もそう遠くないかもしれません。

レッドオラシオン、見事な逃走劇!

レッドオラシオン(牡2歳・大久保洋吉)が、
意表を突く逃げの手で府中の長い直線を疾走。
嬉しい初勝利を飾りました。

デビュー当初は後方から
終いを生かす競馬を続けていましたが、
前走で先行策を試み、今回はさらに積極的に押してハナを主張。

遅すぎず速すぎず、絶妙なペースで逃げ、
直線、後続が並び掛けてきたところで再加速。
レースを重ねながら本馬の持ち味を見抜いた鞍上との
人馬一体の見事な勝利となりました。

異父兄ボランタス、インセンティブガイ、レッドサーパスらは、
レースを使われるごとに力を蓄え、高齢までタフに走りました。
本馬の場合、父のチチカステナンゴも奥手の血統だけに、
2歳戦での勝利に大きな価値が見いだせます。

これからの伸びしろは十分。
一戦ごとの進化を楽しみにしています。

レッドルシアン、メイクデビューを快勝!

レッドルシアン(牝2歳・鹿戸厩舎)が、
牡馬混合の新馬戦で見事に初陣を飾りました。

中山マイルの内枠を引き当て、
逃げる人気馬を視界にとらえながら、
好位のインで虎視眈々。

直線では一瞬進路を失うシーンも見られますが、
態勢を立て直し、再加速してからの切れ味は鋭く、
グイッと半馬身抜け出たところがゴールでした。

返し馬では若さをのぞかせていましたが、
レースにいってのセンスある走りと、
直線で見せた根性は相当なもの。

4年前の同時期にデビューした
姉・ギンザボナンザは、初戦3着後、
4戦3勝でG1戦線に名乗りをあげました。

本馬にも、桜花賞はもとより、
祖母アドラーブルが制した樫の舞台まで
夢を紡ぐような走りに期待します。

レッドエンブレム、待望の初勝利!

レッドエンブレム(牡3歳・戸田厩舎)が、
中央残留をかけた最後の未勝利戦で
嬉しい初勝利を挙げました。
今年に入って一戦ごとに力を付け、
殊に函館に舞台を移してからの充実ぶりは顕著でした。
当地でのラスト3戦はいずれも重・不良のため、
脚質的に不利な展開に泣くシーンもありましたが、
毎レースで見せる確実な末脚に確かな成長が伺えました。

そして、最終戦の舞台は中山。
デビュー戦でほろ苦い経験をした地ですが、
もう当時のエンブレムとは違います。
久々に迎えた良馬場で堂々たる一番人気での出走です。

5月から休みなく走って8戦目、
そろそろ疲労の色も…との懸念もありましたが、
そんな心配はレース早々に払拭されました。
いつになく軽快に好位を取り、4コーナーでは
余裕綽々に先団に並び掛け、直線も追い出しにしっかり反応。
陣営・鞍上・エンブレムが一体となって
最高のパフォーマンスを見せてくれました。

使い減りするどころか、
逆境をバネに力を蓄えてきたエンブレム。
母系に流れるスカーレット一族の成長力が
更なる活躍を予感させます。

レッドリヴェール、無傷の重賞制覇!

今年の2歳一番星を飾ったレッドリヴェールが、
今度は札幌2歳Sの覇者に輝きました。
同レースを牝馬が制したのはビワハイジ以来18年ぶりの快挙。
ビワハイジといえば、自身の重賞3勝もさることながら、
ブエナビスタの母としても名を馳せた名牝中の名牝ですが、
彼女の制した「札幌2歳S」は、
まだ表記が「札幌3歳S」の頃のものであり、距離も1200m。
今とは全く条件が異なります。
距離が1800mに延長された1997年以降、
タフな条件に牝馬受難の時代が続き、
勝ち馬はなく2~3着に食い込むのが精一杯。
そうした馬の中には、アヴェンチュラ、
ヤマニンシュクル、アズマサンダースといった、
後のG1で活躍する名牝たちの名前が見られます。
そんなハイレベルの重賞においてレッドリヴェールは、
最内枠での出遅れも、重たいタフな馬場も、
先行有利の展開も全てをはねのけて、
最後は2着馬をねじ伏せる形で栄冠を勝ち取りました。
出走14頭中最も小柄な426キロの馬体が見せた大きな走り、
将来に大きな期待を抱かずにはいられません。

レッドサーガ、逃走V!

初戦、二戦目とも不本意な内容で競馬を終えていたレッドサーガ(牝3歳・石坂)が3戦目で一変、軽快なラップで不良馬場を逃げ切りました。母系にファインモーションやピルサドスキーのいる良血馬で当初から期待の大きかった本馬ですが、気性の脆さが災いし、力を発揮できないでいました。
しかしながら、ひと息入れた今回、中間の稽古の動きは日を追うごと良化し、最終追い切りではスピード能力の高さを垣間見せていました。あとは稽古の良さを実戦で生かせるか、といったところでしたが、初騎乗の中井騎手が見事にエスコート。迷いのない先行策で後続の追撃を封じる好騎乗でした。
同厩舎の先輩イタリアンレッドが初勝利を挙げたのも同じく3歳の8月。自らの手で未来を切り開いたレッドサーガにも後に続く活躍を期待したいものです。

レッドカイザー、鮮やかに差し切る!

新潟2歳S3着レッドセインツ、阪神JF3着レッドセシリアの半弟、レッドカイザー(牡2歳・角居)が2戦目で鮮やかな変わり身を見せました。初戦も人気に支持されていましたが、心身の幼さを露呈する形で8着に敗退。それでも上がりはメンバー中1位と能力の片鱗はうかがわせていました。その片鱗をさらに示したのが2戦目となる今走。
デビュー戦同様、道中は後方に位置しますが、直線を向いてからの末脚は初戦とはケタ違い。
わずか一戦での大きな変わり身に、学習能力・潜在能力の高さを改めて垣間見せました。
それでも鞍上曰く、「まだまだ未完成」とのこと。兄、姉が辿ることのできなかったクラシックの夢に向かい、更なる成長に期待しています。

レッドスパーダ、連勝で重賞制覇!

レッドスパーダ(牡7歳・藤沢)が、前走パラダイスSに続き、関屋記念(G3)を連勝!
前走が3年5ヶ月ぶりの勝利なら、今回は3年6ヶ月ぶり2度目の重賞制覇となりました。レースは得意のスタートダッシュを決めた後、無理せず2番手でマイペースの走り。がっしり手綱を抑えたまま4コーナーを回ると、直線は早めに先頭。長い直線、ドッと後続が押し寄せますが、最後までスパーダの脚色も鈍らず、年少の重賞ウイナーに1馬身半つけての快勝となりました。2012年を丸々一年休養に充てることになった時、はたして復帰は叶うのか、復帰できたとしても以前のような走りが見せられるのか、そんな不安もありました。しかし、牧場スタッフの懸命の立て直しに馬が応え、そのバトンを受け取った厩舎スタッフの細心の仕上げによって、再びこうして重賞タイトルを勝ちとることができました。いまだ衰えることない天性のスピードを、一戦でも多くターフに刻んで欲しいものです。

レッドルーファス、3馬身半差の圧勝!

レッドルーファス(牡3歳・藤沢)が、4日の函館競馬で嬉しい初勝利を飾りました。人気を分けた同枠馬が大外枠から果敢に逃げたため、未勝利戦としては珍しく締まった流れの攻防となりました。しかし、よほどのハイペースでない限り、締まったペースは実力差を明確にあらわすものです。
ルーファスは、四位騎手の自信の手綱に操られ、悠々と好位を追走。4コーナーでは早くも先頭に躍り出る勢いから、直線は手応え通りにきっちりと脚を伸ばし、後続に3馬身半つけての快勝でした。最速上がりが37秒以上という消耗戦を制したことで、スピードだけでなく、スタミナ・持久力をも証明する一戦となりました。ペースの違いこそあれ、2.01.9の勝ち時計は、前日同距離の500万特別とわずか0.1秒差だけに、クラスが上がっても楽しみです。
怪我等のアクシデントもあり遠回りはしましたが、様々な障害を乗り越えての勝利だけに喜びもひとしお。育成時代に大器と謳われた実力を、今後の走りで証明して欲しいものです。

シュナイト、芝長丁場で真価を発揮!

レッドシュナイト(牡5歳・尾関厩舎)が、久々の芝で嬉しい特別勝ちを決めました! これまでの3勝は全てダートとはいえ、過去には芝でも3着2回。走れる下地はあったはずです。道中内目でじっくりと脚を溜め、勝負どころでズブさを見せたものの、直線では持ち味のバテずに伸びるしぶとさを遺憾なく発揮。前走で初勝利を挙げた時のパートナー・北村騎手と久々にコンビを組み味な競馬で4着と復調の兆しは見せていました。そして2戦目で本馬を勝利に導いた鞍上の騎乗も見事なものでした。芝の長距離という新たな天地を見つけたシュナイト。父(フレンチデピュティ)の産駒らしく、芝・ダートを問わずオールマイティーに走れる強みを生かして、さらに上のクラスでの奮闘にも期待しています。

レッドガルシア、短距離で素質開花!

レッドガルシア(牡4歳・大久保洋吉厩舎)が、初の芝1200m戦で嬉しい中央初勝利を飾りました。中央では2着4回とあと一歩のところまで来ていながら未勝利脱出は叶わず、一旦籍を移した園田競馬でも2着が2回。堅実に走る半面、勝ち味の遅さも伴い、中央再復帰にも時間を要しました。しかしながら、函館の地で初めて試した久々の芝、初の短距離戦で素質が開眼。直線1倍台の人気馬を交わし、ゴールに向けてさらに差を広げる見事な競馬を披露しました。4歳馬ながら既にキャリアは28戦。使い減りせず馬体を増やしながらの完勝は頼もしい限り。新たな新天地を見つけたガルシアの今後の活躍に期待しています。

レッドムーヴ、嬉しい初勝利!

ロックオブジブラルタル産駒のレッドムーヴ(牝3歳・藤岡厩舎)が、見事に休み明けの一戦を快勝で飾りました。近2走の末を生かす競馬から一転、今回は好位追走から早め先頭、そのまま押し切る強い内容でした。しかしながら、ここに至るまでの道程は決して平坦なものではありませんでした。出走を予定していた4月の福島競馬が季節外れの積雪により中止。ガサのないムーヴにとって、福島遠征は輸送だけの徒労に終わり、その後熱発を誘発。しばしの戦線離脱を余儀なくされました。
立て直して3ヶ月振りとなった今回、よりパワーアップしたムーヴの走りを見ることがでたのは、馬の能力のみならず、関係者の人力に負うところも大きかったことでしょう。そうした頓挫を経ての快勝だけに、尚のことより一層の躍進が期待されます。本馬の父母のラインはともに世界に誇る名血。その良血が秋に向けどのように開花していくのか楽しみにしています。

レッドフォルツァ、3勝目!

レッドフォルツァ(牡4歳・藤沢厩舎)が、函館の地で嬉しい3勝目を挙げました。休み明けの前走時には見られなかった軽快な先行力で、道中は終始2番手を追走。直線は4頭のデッドヒートとなりますが、逃げている馬さえ交わせば問題なしという自信の騎乗ぶりも光りました。もともと大崩れの少ないタイプでしたが、それでいて勝ち切れないもどかしさがあったことも事実です。しかし、それらレースの経験値が、いまここにきての充実ぶりに繋がっています。真価を問われるのは昇級後の次走以降となりますが、これまでの鞍上によれば、「まだ本気で走っていない面がある。もうひとつスイッチが入っておかしくない」とのこと。更なる高みに向けて、本馬自身の奮起にも期待しています。

レッドスパーダ、久々の美酒!

古豪・レッドスパーダ(牡7歳・藤沢厩舎)が、3年5ヶ月ぶりに先頭ゴールイン!
3歳時のNHKマイルCで2着、明けて4歳、新年からオープン・重賞と連勝した時は、視界の先にG1制覇も見えてきましたが、立派な体躯とは裏腹に芯の弱さが解消せず、その後のシーズンはほぼ休養に充てることとなりました。5歳時もわずか3戦、数少ないレースの中でも、高松宮記念(G1)で入着を果たすなど、順調に使えてさえいれば…の思いは募るばかり。6歳になっても脚部不安は解消せず、ついには年間一走もできない事態に追い込まれてしまいました。長期離脱により一時は再起も危ぶまれますが、関係者の懸命の努力もあって7歳になった今年、見事に復帰。ただ復帰するだけではなく、東京新聞杯では、先行してしぶとい往年の走りを垣間見せていました。そして迎えた今回のパラダイスS。天性のスピードは健在、道中は他馬に惑わされることなく軽快なラップを刻みます。直線、切れ者ハナズゴールが外から襲いかかりますが、スパーダの逃げ脚も衰えない。終わってみれば34秒ジャストの上がり(3F)を駆使しており、止まらないスパーダを後続が差し切るには32秒台の上がりが必要でした。休みが長かった分、7歳とはいえキャリアはまだ19戦。父譲りのセンス溢れる走りとスピードでまだまだ楽しませて欲しいものです。

レッドティムール、久々の美酒

長い休養を経て復帰を果たしたレッドティムール(牝4歳・国枝厩舎)が、叩き3走目となる今走で嬉しい2勝目を飾りました。慢性的な脚元の不安により、一年以上もの休養を余議なくされましたが、もとよりデビュー2戦目で鮮やかに勝ち上がった時は将来を嘱望された期待馬。そのレースで3馬身以上離した2着馬は既に1000万特別も勝利しているほどです。休養を経て40キロ増やした馬体は決して無駄肉ばかりでなく、多分に成長分もあったのでしょう。今回の走りを見ても、競走馬としての闘志が萎えることはなく、鞍上の叱咤に応えて最後まで末を伸ばしたレース振りは、今後の更なる躍進を予感させるものでした。長く休んでいた分、これから一戦一戦、輝きを取り戻していって欲しいものです。(6/19)

レッドリヴェール、一番星!

本年度、中央競馬最初のメイクデビューにて、レッドリヴェール(牝2歳・須貝厩舎)が見事一番星の座を射止めました。わずか5頭立てとはいえ、屈強な牡馬を相手に、最も小柄なリヴェールが最速上がり(33.2秒)を駆使しての差し切り勝ちです。道中は無理せず後方から、勝負どころから徐々に進出し、直線は鞍上の叱咤に応え、一完歩ずつストライドを伸ばす理想的な競馬。新馬と思えぬ大人びたレース振りに先々までの期待も高まります。実は本来予定していた4週目の競馬を前倒ししての出走。それに応えた馬も見事なら、状態を見極め、出走に踏み切った陣営の手腕もさすが。須貝厩舎のステイゴールド産駒といえば、自然とあの馬の姿が思い浮かびますが、「次は牝馬で」という師の言葉が現実となるような活躍に期待しています。

レッドグルーヴァー、進化を見せる2勝目

レッドグルーヴァー(牡4歳・角居厩舎)が断然人気に応え、嬉しい2勝目を挙げました。レースは、好スタートからハナに立ちマイペースの逃げに持ち込みますが、終始後続のマークを受けたこともあり、流れ以上にきつい展開となりました。そのぶん薄氷を踏む勝利でしたが、自身の上がりを顧みれば36秒0と実に優秀なもの。ダート戦で逃げた馬にこの脚を使われては、後続も容易には差せません。着差以上の完勝だったと言えるでしょう。
初勝利までに6戦を要し、昇級後も自分の型に嵌らなければ結果の出せなかったグルーヴァー。休養期間中に新たに取り入れた障害トレーニングを経て着実な進化を見せています。5歳にして初G1を勝った兄エーシンフォワードに追いつけ追い越せ。今後益々の活躍に期待しています。(5/14)

ジゼル、矢車賞で際どく接戦を制す!

レッドジゼル(牝3歳・笹田厩舎)が、矢車賞でハナ・クビの大接戦を制し、嬉しい2勝目を挙げました。道中は馬の気に任せる形で後方の追走。デビュー当初は行きたがる面も見せていましたが、レースを重ねながら初の2000mにも対応できる走りを身につけていました。直線こそ何度か進路を変更するシーンもありましたが、その不利が余計にジゼルの成長ぶりを際立たせることとなりました。鞍上の叱咤に応え、最後の最後、ほんの僅かだけ先着してみせた様は、クラブの先輩レッドディザイアがエルフィンSで見せた走りを彷彿とさせるものでもありました。近親に海外重賞ウイナーがずらりと居並ぶ良血馬がいよいよ本領発揮といったところです。(5/8)

カチューシャ、断然の切れ味で快勝!

レッドカチューシャ(牝3歳・矢作厩舎)が見事な末脚で新潟の長い直線をつき抜けました。本年2月、牡馬混合・府中の2000mというタフな舞台でデビューを果たした際は、勝利を目前にしながら勝ち馬の強襲に遭い惜敗。その後はリズムを崩し、前走では思いもかけない大敗を喫しますが、仕切り直しの一戦となった今回はデビュー戦で見せた末脚を爆発させました。上がりの脚は次位の馬に0.5秒もつける圧倒的なもの。それでも鞍上の川須騎手は、「まだ素質だけで走っている」と本馬の能力の高さに言及。春の大舞台への参戦はならなかったものの、秋の大輪を目指し、これからの躍進に期待が高まる勝利となりました。(5/8)

サクセサー、2着続きに終止符!

レッドサクセサー(牡2歳・角居厩舎)が、見事人気に応えて快勝しました。初戦の芝こそ崩れたものの、ダートに変わって以降、堅実で崩れのない競馬を続けていました。今回も先行馬を見ながらの安定した取り口でゴール前は計ったような差し切り。現状、追ってからシュッと切れる感じはありませんが、鞍上によれば「まだ絞れる体」とのことで、十分な上積みを残しての勝利と言えるでしょう。それでも追えば追うほどに伸びる末脚は魅力で、上のクラスでも相手なりに走ってくれそうです。4歳になってオープン入りした兄・ビービーガルダンは、その後、重賞の常連として名を馳せました。本馬もダートだけでなく、先々は芝も視野に入れ、兄に続く活躍に期待したいところです(4/15)

復活、レッドデイヴィス!

レッドデイヴィス(セン5歳・音無厩舎)が、大阪-ハンブルクC(阪神/芝2400)にて、一昨年の鳴尾記念以来となる勝利を挙げました。久々の六甲Sで気性面に成長が見られたことから初めて挑んだ長丁場でしたが、その思惑通り、直線まで自慢の末脚が溜まり、メンバー中最速の上がりを駆使しての差し切り勝ち。過去に重賞を勝った時は、いずれも速い上がりの切れ味勝負を制してのもの。今回は上がりこそ最速でも、スタミナとパワーを要する舞台で、馬体を併せての競り合いにも負けない勝負強さも見せてくれました。今後の選択肢も広がり、益々の活躍に期待が掛かります。(4/8)

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