コロナ襲来!世界全体がひっくり返るような大変な1年でしたが

今年もなんとかクラシック三冠を見届けることができました。

無垢無傷の牝馬三冠が達成され、この日曜には無敵の三冠馬が

誕生しました。史上初のことだそうですが、新たなるヒロイン

ヒーローの出現で、時代が動き歴史が書き換えられそうです。

コロナ禍で停滞したように見えてもサラブレッドたちは懸命に

走り、牧場や厩舎関係者や馬主の皆さんが、一心にそれを支え

JRAはじめ運営の不断の努力のお陰だろうと感謝で一杯です。

こんなときでも歴史が変わらず動いていることに感動します。

 

血統的見地からはエピファネイアがニューヒーローの一番星?

ロベルト系らしい一発長打型の大物輩出タイプであることには

疑えませんが、菊花賞で三冠コントレイルに冷や汗をかかせた

アリストテレスを彗星のように登場させ、タクト一色だけには

とどまらぬ裾野の広い大物血統として定着していきそうです。

 

ニューヒロイン・デアリングタクト出現で、陽のあたる場所に

一躍踊り出たのがサンデーサイレンス4×3のクロス配合でした。

エピファネイアは母シーザリオを通じてサンデーサイレンスの

4代目にあたり、タクトの祖母デアリングハートもSS娘という

血統構成でSS4x3の「奇跡の血量」を抱えることになります。

アリストテレスも母父ディープインパクトでSS 4×3ですから、

長らく禁忌(タブー)とされてきたサンデーサイレンス同士の

配合は、タクトが堰を切りアリストが押し広げて今や市民権を

堂々と獲得し、今後は配合の王道のひとつに君臨しそうです。

 

当面、そのライバルと目されるディープインパクト直系からは

キズナが芝・ダートの垣根を越えて、2世代で6頭の重賞勝馬を

次々と送り出し質の高い成績をコンスタントに残していますが

そのレースグレードや走りに大物感一息の印象は拭えません。

ディープインパクトは、偉大なる父サンデーサイレンスに並ぶ

6頭のダービー馬を出していますが、これまでは三冠どころか

二冠馬さえ皆無でした。最晩年に遂に出現したコントレイルが

大物後継馬最期の砦となるのか?

 

来年の凱旋門賞では1番人気に推し上げているブックメーカーも

あるようですが、悲願の凱旋門賞初制覇よりコントレイルには

もっと大事な仕事が待っているような気がします。

キズナと同じように非ノーザンファームであるノースヒルズの

オーナーブリーダー馬、名実とも質量豊かな配合相手を望めば

早い段階で結果を出すのが成功の秘訣となりそうです。

似たような動きは海外でも起きています。明日はその話題を。