ちょうど10年前に初年度産駒がデビューして、その後は順調に
勝ち星を積み上げてきたハーツクライが、先週現在でJRA通算
999勝に達しています。名種牡馬の証し・1000勝の金字塔まで
あと1勝!派手さこそないものの、着実に階段を上っています。

これまで、1000勝以上を記録した種牡馬サンデーサイレンスを
筆頭にディープインパクト、キングカメハメハと続き、歴代で
ちょうど20頭います。しかし当然ながらほとんどの名種牡馬が
死没したり、引退したりで、クロフネとシンボリクリスエスの
2頭のみ現役を続けていますが、クロフネは21歳の高齢もあり、
プライベート待遇で種付数を制限される傾向にあるようです。

亡くなった両超巨星ディープインパクト、キングカメハメハの
希少にして高価値な後継候補として期待が高まるばかりですが
ハーツクライとて、ディープより1歳年長であり、キンカメとは
同世代ですから、決して若くはありません。自愛に自愛を重ね
良い仔を出しながら長生きしてくれることを祈るばかりです。

ところで今年のハーツ2歳世代は、相当ハイレベルで粒揃いの
印象があります。新潟で2度続けて恐るべき鬼脚を見せつけた
ゴドルフィンの良血馬ウーマンズハートは、ハーツらしからぬ
この時期の完成度の高さに驚きました。クラシック級ですね。
新馬の勝ちっぷりに、並外れたスケールの大きさを感じさせた
サリオスやワーケアは本当に先々が楽しみな大物でしょうね。
ここまでも十分過ぎるほど素晴らしかったのですが血統的には
むしと、これからが本領発揮の季節になっていくのでしょう。
1000勝を超えて、さらなる名種牡馬へと進化するでしょうね。