現2歳世代が迎えるJRA初重賞、今週のG3函館2歳Sに出走する
レッドヴェイパーの前評判が考えていた以上に高いようです。

思わぬ除外騒動に巻き込まれ、仕切り直しとなった新馬戦では
稍重にしてはハイペースの2番手を抜け出し、ゴドルフィンの
期待馬ケープゴッドにハナ差まで迫られましたが3着馬以下を
5馬身ちぎり捨てるマッチレースでした。このケープゴッドが
次走の未勝利戦で、またも5馬身差の圧勝劇を演じたことから
少なくとも、この2頭が高いレベルにあることは確実でしょう。
持ち時計的に函館2歳S出走馬中ヴェイパーとケープの2頭だけ
1分10秒台を切り、再戦ムードかと思われましたが、ケープは
気の毒に除外、ライバル対決は次の機会に持ち越されました。

興味深いのは、道営から参戦する角川秀樹厩舎の牝馬トリオ。
馬産地だけに牝馬が強いのが道営競馬の特徴です。牧場さんは
牡馬は売っても牝馬は将来の繁殖として手元に残す傾向が強く
牝馬限定レースも多い門別では自然と牝馬の質が高まります。
まず一番槍はデビュー戦から7馬身、8馬身とド派手な圧勝続き
2戦2勝のアザワク。日本の早熟血統の先端ダイワメジャー系の
新種牡馬カレンブラックヒルの娘。父はデビューから5連勝で
G1NHKマイルCを含む重賞3勝を上げたスピード馬でしたから
娘さんの凄まじいほどイキの良い走りっぷりも納得できます。

プリモジョーカーも同じく2戦2勝。父スズカコーズウェイは、
初年度産駒の活躍で大幅に種付けを増やした年の産駒が現2歳。
今季は勝負の年ですが、20頭がデビューし、9頭が勝ち上がり
通算10勝と絶好調!JRA重賞勝ちで花を添えたいところです。
最後になりましたが、バブルガムダンサーは、日本最初に開催
される門別の2歳重賞「王冠賞」を制して乗り込んで来ました。
母オノユウも栄冠賞を勝っており、母子制覇を実現しました。
父パイロは地方リーディングの王者サウスヴィグラスの有力な
後継として好調の波に乗っていますがダート向きなのは確かで
初体験になる芝コースは、多少とも割り引きが必要なのかも?