明日のG3アーリントンCは、96年にNHKマイルCが創設され、
東のニュージーランドトロフィーとともに、ステップレースに
組み込まれたマイル戦です。マル外ダービーの異名で呼ばれる
本番は創設当初は速くてパワフルな外国産馬の独壇場でした。

2000年のアーリントンCを勝ったエイシンプレストンがその後
本格化なった4歳暮れに香港マイルを制覇、5歳時と6歳時には
クイーンエリザベス2世Cを連覇するなど押しも押されぬG1馬に
登り詰めたあたりからレース価値を急騰させはじめ、翌01年に
ダンツフレームが宝塚記念を制覇、02年のタニノギムレットは
ダービーの栄光のゴールに真っ先に飛び込むことになります。

03年はウインクリューガーが遂に本番NHKマイルCを制覇して
トライアルとしての価値をも不動のもへと高めてくれました。
時期的に早熟なスピード馬が活躍する場合も少なくないですが
近年は、レイティング世界No. 1で名を売ったジャスタウェイや
長距離G1天皇賞春に輝いたレインボーラインがいるかと思えば
高松宮記念のコパノリチャードもいて個性もバラエティ豊か!
ミッキーアイルとペルシアンナイトはマイラー資質を全開させ
マイルチャンピオンシップで得意距離で王者に君臨しました。

このレースの前身であるペガサスSに遡れば、わずか5回の間に
国民的ヒーロー・オグリキャップや桜花賞馬シャダイカグラの
名も見受けられます。これだけ華やかな名馬名牝が一堂に集う
レースは、奇跡の為せる業という以外に、言葉がありません。
NHKマイルCの有力馬を発掘するには、欠かせない一番ですが
少し先のクラシック馬、将来のG1馬達に目星をつける意味でも
必見のレースとして推理の楽しみもふんだんに秘めています。