桜花賞のグランアレグリアは強すぎましたね。4コーナーでは
抑え切れない勢いで先頭に立ち、後続を寄せ付けなかったのは
上位人気クロノジェネシスやダノンファンタジーもそれなりに
走っていることを考えると、アレグリアの力が一枚上だったと
言うしかない結果でした。昨年のアーモンドアイのレコードを
コンマ4秒も上回る大レースレコードでした。多少とも荒っぽい
レース運びだったのは減点材料ですが、マイルという条件なら
無双しそうな圧巻の勝利だったと思います。次はNHKマイルC
でしょうか?オークスという選択肢も、あって当然でしょうが
マイルで余りにも強過ぎるのが逆に不安材料になりそうです。

藤沢先生は、ダンスインザムードで桜花賞を完勝していますが
「余りにもパーフェクトな勝利」とオークスへの不安をもらし
名伯楽のその不安は、ダンスが4着に敗れたことで的中します。
そんな苦い経験も含め知見や見識の豊かな先生のことですから
グランアレグリアに最高のレースを準備してくれるはずです。

母タピッツフライが惜しくも早逝しており後継繁殖牝馬という
大切な仕事も待っています。ウオッカのように、競走馬として
功成り名を遂げる生き方も素晴らしいのですが、無事に牧場へ
帰してあげることも、藤沢先生の重要なミッションでしょう。

オークスと言えば、桜花賞当日の忘れな草賞で無傷の3連勝を
飾ったラヴズオンリーユーに急浮上しそうな香りが漂います。
ドバイターフを勝ったリアルスティールの全妹という超良血で
牝馬ながらセレクトセールで1億6000万円と破格の高値で評価
されたのも納得の強さです。3連勝の内容も文句がないもので
まだ奥がありそうです。夢を見させてくれる馬なんでしょう。
「平成最後の」から「令和最初の」へと、クラシックロードが
華やかに続きます。歴史に残る名勝負を期待したいものです。