1着賞金約8億円と世界最高の誇りを奪回したドバイワールドC
同4億円のシーマクラシックとドバイターフ、同1億6500万円の
ドバイゴールデンシャヒーンのG1レース4競走の日本での馬券
発売が正式にアナウンスされ、先週土曜にはメイダン競馬場で
本番と同舞台同距離のトライアルを集めたスーパーサタデーが
華やかに行われました。もう晴れの桧舞台を待つばかりです。

アーモンドアイ、ヴィブロス、ディアドラの“日の丸三人娘”が
出走するドバイターフは、強敵ベンバトルが昨季は年明けから
ドバイで4戦、ドイツ遠征を挟んでイギリスで3戦、秋は遥々と
オーストラリアへ渡りコックスプレート4連覇とこの時点での
29連勝をかけたウィンクスへの挑戦を含む2戦など年間10戦を
転戦した疲れが抜けないのか、ここは出走自重するようです。

これでアーモンドアイを筆頭に、日本勢が断然有利かと思えば
スーパーサタデーのG1ジェベルハッタでドリームキャッスルが
ライバルに急浮上しました。気性の烈しさから秘める好素質を
生かし切れなかったフランケル産駒ですが、去勢手術し臨んだ
今季は馬が変わって素質全開!G3シングスピールSを皮切りに
G2アルラシディヤ、ジェベルハッタと3戦ともドバイターフと
同コース同距離のレースを舞台に、鮮やかな三段跳びを決めて
伏兵以上の存在にグィッとのし上がって来ました。去勢後まだ
底らしい底を見せていない近況は「ベンバトルに遜色ない」と
ゴドルフィン陣営が自信を深める良血馬の覚醒は不気味です。

レイデオロ、スワーヴリチャード、シュヴァルグランが出走の
シーマクラシックの前哨戦ドバイシティオブゴールドはこれも
ゴドルフィン勢の一角オールドパーシアンが2400m巧者ぶりを
発揮して勝っています。格下感はあっても4歳の若さに加えて
ドバイでは特別な力を見せるロイヤルブルー軍は侮れません。

世界の大レースの常連軍団エイダン・オブライエン厩舎からは
BCターフで凱旋門賞連覇のエネイブルを、4分の3馬身差まで
際どく追い詰めたマジカルを、エース格として送り込みます。
メルボルンCを大外一気に差し切った豪脚クロスカウンターは
2400m級でも前出オールドパーシアンらと差のない競馬をした
経験の持ち主で、ブックメーカーオッズでは日本馬レイデオロ
マジカルに次ぐ3番手に評価されています。この馬も相変わらず
絶好調のロイヤルブルー軍団の所属馬です。人気にかかわらず
ドバイのビッグレースでは、この軍団は要注意なのでしょう?