先週の京成杯を快勝したノヴェリスト産駒のラストドラフト、
2着のキングカメハメハ産駒ランフォザローゼス、3着を粘った
ハービンジャーのヒンドゥタイムズは父はそれぞれ違いますが
母の父はディープインパクトで共通して、1-2-3の快挙でした。

これまで母父ディープは、ルーラーシップのキセキが菊花賞を
ロードカナロアのファンタジストが小倉2歳Sと京王杯2歳Sを
制して、それなりに存在感を示してきたものですが、なにしろ
繁殖に上がる牝馬自体がまだ少なく、母父リーディング争いに
加わるには戦力不足は隠せませんでした。この分野においては
昨年までサンデーサイレンスが13年連続でチャンピオンの座を
独占しています。父の足下にも及ばない状態が続いています。

そもそも母父としてデビューするには、最初の種付けで牝馬が
宿り、彼女が競走馬として平均5歳まで走ったとして、彼女の
子供がデビューを迎えるまで、実に10年近い歳月が必要です。
そうした気の遠くなるような積み重ねを経て、母父として世に
出ることができます。ディープも種牡馬になって今年で11年目
母父として花を開かせ活躍するのはこれからという時季です。
3年前はわずか41頭でリーディング100位以内にも入れなかった
母父ディープ馬は順調に陣容を強化しており、昨年は155頭が
出走し通算45勝を上げてリーディング12位に急上昇しました。
今年は恐らく200頭を上回るでしょうから、前進は必至です。

京成杯1-2-3効果も追い風になったのでしょうが、先週現在で
サンデーを追う2位に上がりました。このまま突っ走れるほど
甘くはないでしょうが、増える一方の母父ディープ馬の勢いに
対して、最盛期には1000頭にも迫る出走馬の巨大軍団を擁した
母父サンデー馬も年々減少し昨年は619頭、今年は500頭台へ
落ち込みそう。遂に、逆転の日は近づいているのでしょうか?