世界の様々な競馬シーンを盛り上げようと、真摯な協賛努力を
惜しまないロンジンが国際競馬統括機関連盟とタッグを組んで
取り組んでいるワールドベストジョッキーが発表されました。
世界各国のリーディングジョッキーは勝利回数、獲得賞金額と
基準がバラバラ、競馬レベルの差もあれば、G1と未勝利戦では
同じ1勝でも価値も異なってきます。そこを何とかできないか?
試行錯誤の末、定量的に騎乗技術を測る方法が発明されます。

このランキングは、レースレーティングの高い順に選ばられた
前年の世界G1トップ100を対象に、日本のチャンピオンズCを
皮切りにジャパンCでゴールを迎えるスケジュールで、1着騎手
12、2着6、3着4ポイントで集計し合計を争いますが、今年は
決着がマイルチャンピオンシップ、ジャパンCまで持ち越され
厳しい鍔迫り合いが続きましたが、病み上がりのエネイブルで
凱旋門賞、BCターフを制した名手フランキー・デットーリが、
欧州年度代表馬に輝いて雄叫びを上げるロアリングライオンを
駆って彗星のように現れた新進気鋭のオイシン・マーフィーや
今年はダート競馬界進出のクールモアの野望を背負い米遠征に
精力を傾けた結果、チグハグな成績になりましたが相変わらず
ビッグレースに強いライアン・ムーアの猛烈な追撃を振り切り
世界に君臨するミスタージョッキーの栄光の座に就きました。

4位が今季絶好調ゴドルフィンの主戦ウィリアム・ビュイック、
5位が29連勝中のウィンクスの相棒ヒュー・ボウマンであれば
納得するしかない顔ぶれです。ちなみにジョッキー界の超新星
マーフィー騎手は来月中旬から短期免許で来日する予定です。
この賞は2014年の創設、これまでミスタージョッキーの栄光の
座に就いたのはムーアとデットーリの頂点に立つ両雄が2度ずつ
昨年はウィンクスでのG1を6勝に加えて香港のワーザーで2勝、
シュヴァルグランのジャパンC制覇などワールドワイドな活躍の
ボウマンが1度で、5年間で3人だけ!フロックで獲れません。

日本に活動拠点を置くジョッキーの最高は10位にランクされた
クリストフ・ルメール。今年G1は8勝でもポイント加算対象が
安田記念のモズアスコットとジャパンCのアーモンドアイだけ。
他のJRA在籍騎手もミルコ・デムーロが23位、戸崎圭太が24位
以下は福永祐一、田辺裕信、川田将雅が続き、49位に和田竜二
岩田康誠、武豊が並んでいます。デットーリやムーアと互角に
戦うには世界へ出るか日本G1のレベルアップしかありません。

日本で行われるG1でベスト100にランクインしているレースは
順位が高い順に、ジャパンC、天皇賞春、有馬記念、天皇賞秋、
大阪杯、宝塚記念、日本ダービー、マイルチャンピオンシップ
安田記念、皐月賞、チャンピオンズC、東京大賞典の合計12。
多いか?少ないか?言えば、牝馬限定戦や2歳戦は世界的にも
レーティング評価は低めですから適正なジャッジでしょうね。
欲を言えば、スプリント部門で少し頑張れると良いのですが。
来年は国内レースレベルを向上させ、世界にどんどん出て行き
日本人ジョッキーが上位争いに加わってくれないでしょうか。