ダービー馬を輩出した父とダンチヒ系の共演、夢は再び結実へ
PAY ME CASH 08
- 父
- : ネオユニヴァース
- 母
- : ペイミーキャッシュ
- 母の父
- : ハマス
- TYPE
- : 牡・鹿毛
- BIRTHDAY
- : 2008.02.07
- AGE
- : 2歳
- BREEDER
- : 北海道浦河町・梅田牧場




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- 入厩予定:
- 美浦・河野通文
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- 一口出資額:
- 35,000円(税込)/ 400口 満口終了
近況
10.02.26
(カタオカステーブル)
角馬場または坂路でダク1000~2000m、800m坂路(ハロン18~24秒)1~2本、週1度800m坂路(ハロン15~16秒)。
片岡氏「徐々にペースを上げていますが、手応えは良く、余裕たっぷりの動きで坂路を駆け上がっていますよ。ダイナミックなフォームをしていますが、気性が素直なので、長い距離にも適正がありそうです。大型馬なので、徐々に速いペースを取り入れて、秋競馬のデビューを目標に進めていきたいと思っています」
血統紹介
父 ネオユニヴァース

競走成績
2~4歳時に日で13戦7勝
1着ーG1ダービー(2400m)
G1皐月賞(2000m)
G2スプリングS(1800m)
G2大阪杯(2000m)
G3きさらぎ賞(1800m)
3着ーG1菊花賞(3000m)
代表産駒
ロジユニヴァース(ダービー、弥生賞)
アンライバルド(皐月賞、スプリングS)
アイアムネオ(フェアリーS2着)
ミクロコスモス(阪神JF3着)
マジックシアター(フラワーC3着)
「最強のシルバーコレクター」メイショウドトウを出した名門母系
母ペイミーキャッシュはアイルランド生まれ。競走馬時代は、イタリアで1勝を記録しました。繁殖牝馬となり、父デイラミの仔を宿した状態で日本へ輸入され、以降、このペイミーキャッシュ08まで、計7頭の産駒を得ています。これまでは、500万下特別を制した現役馬ディビデンドが、最大の活躍馬となっていますが、父に新進気鋭ネオユニヴァースを迎えたペイミーキャッシュ08には、さらなる前進が期待されています。
母系は多彩な一流競走馬が輩出されている名門。なかでも、最大の大物となっているのが、G1宝塚記念をはじめ、オールカマー(JPN2)、日経賞(JPN2)、金鯱賞(JPN2)、中京記念(JPN2)と重賞を5勝した、ペイミーキャッシュ08の叔父にあたるメイショウドトウです。G1・7勝の名馬テイエムオペラオーの好敵手としても知られているメイショウドトウは、G1戦の舞台で素晴らしい走りを何度も披露し、ジャパンC、有馬記念、天皇賞・春、秋など、計5回のG1レースで2着し、「最強のシルバーコレクター」という異名を戴くこととなりました。また、同じくペイミーキャッシュ08の叔父にあたるペイミーバックも、G3伊セントレジャー制覇を含む計20勝をあげた丈夫な一流競走馬でした。このほかにも、南米ペルーの年度代表馬フレージスなどが出ているペイミーキャッシュ08の母系は、優れた中距離適性とタフネスを武器としています。
管理調教師のコメント
当歳から惚れこんだ馬
―― この馬のことは当歳の頃から見ているとの事ですが
河野師 はい。産まれて間もない頃から見ています。牧場さんに足を運んだ際に、放牧地で放されている姿を見て、一目で気に入りました。私はどちらかというと、血統表などを見ないで、実馬だけをまず見て判断するんですよ。予備知識を入れてから馬見をすると先入観が邪魔をしてしまいますからね。この馬の場合は一目惚れに近いですね。それ以降も何度も見させていただいていますので成長過程は把握できていますよ。
―― 2年前と今とでは印象が変わりましたか
河野師 イメージ通りの成長曲線を描いていますね。見るたびに良くなっています。欲を言えば首の長さがあと拳ひとつ分だけ長いと理想的なんですけどね、でも顔つきもキリっとしていて賢そうですし、気性の激しさは持っていますが、それは活躍する馬の必須条件ですしね。今まで見てきた馬の中でも上位の部類に入る存在ですよ。
―― 父のネオユニヴァースと比べての印象はいかがですか
河野師 ネオユニヴァース産駒はどちらかというと軽くて柔らかい馬が多いんですよ。しかし、この馬はガッチリとしたタイプですね。おそらく母方のダンジグ×レイズアネイティヴの血が表に出ているんでしょうね。凄く迫力がありますよ。
―― 適性と目標レースについては
河野師 芝、ダートを問わないタイプだと思いますが、芝の中、長距離で使っていきたいですね。先程も言ったように母方の血が出ているように思いますから、過酷なクラシック戦線もタフに駆け抜けることができそうですからね。やはりクラシックの王道を歩ませてあげたいですね。
調教師プロフィール
河野通文(こうの みちふみ)
開業翌年にアサカリジェントがクラシック戦線で大活躍し、その手腕に注目が集まると、その後も関東のトップトレーナーとして存在感を誇示。これまでに優秀調教師賞を5度受賞している。現在は新人最多勝記録を更新した三浦皇成騎手の師匠としても話題を集めている。
生産牧場のコメント
牧場期待の繁殖牝馬の息仔にクラシック制覇の大望を託す!
浦河にある梅田牧場は、元来が牛を扱う牧場だったそうです。競走馬の生産を始めたのは、3代目にあたる場長のお父上となる2代目から。今春に種付けした繁殖牝馬の数が9頭と、決して規模は大きくありませんが、GⅡ京王杯2歳Sを制したゲットフルマークス、OP特別門松S勝ちのトラストジュゲムといった現役オープン馬を輩出し、競馬ファンの熱い注目を浴びる生産牧場となっています。手入れが行き届いた清潔な厩舎、運動のしやすさを考え、縦長に区切られた放牧地。そんなところにも、現在の梅田牧場の充実振りが、よく顕れている気がします。
母ペイミーキャッシュは、イタリアで現役馬として走っている時代に、梅田牧場が繁殖牝馬用に購入した馬でした。この間の経緯を、梅田場長が語ってくれました。
「2000年の有馬記念直前だったと記憶しているのですが、テイエムオペラオーと激戦を繰り広げていたメイショウドトウの半妹を買わないかと、エージェントから話があったんです。それで、馬体の写真を送ってもらって、ほとんど即決という形で購入を決めました。唯一の不安が、日本では無名の存在だった父ハマスということでしたが(笑)、調べてみると、ティンバーカントリーらを産んでいる世界的名牝フォールアスペン産駒のGⅠ馬。“これなら大丈夫だろう”と思いました」
翌年、現役を引退したペイミーキャッシュは、海外けい養種牡馬であるダイラミとの仔を腹に宿した状態で、梅田牧場にやってきました。その後、アグネスタキオンとの配合で、現役馬ディビデントらを産んだペイミーキャッシュ。父にネオユニヴァースを得たペイミーキャッシュ08は、母の6番仔となります。
「正直、ペイミーキャッシュの仔には、もう少し走ってもらわねば困るのですが、このペイミーキャッシュ08には、確かな手応えも感じています。
ネオユニヴァースを配合したのは、ノーザンダンンサーの血が入っていない、サンデーサイレンス系種牡馬を付けたかったから。母馬は、ちょっとボテっとした体型の産駒を出しやすいのですが、それを解消するためにも、軽さがあるネオユニヴァースは合うだろうというのもありましたね」
ペイミーキャッシュ08が生まれたとき、その馬体は素晴らしいものがありましたが、梅田場長は、ある危惧を抱いたそうです。
「とにかく大きかった。どうしても脚元の不安が出てしまいますから、“これ以上大きくならないでくれぇ~”と切実に願いました(笑)。まあ、1歳夏を迎えた現在も大型馬であることは変わりませんが、脚元の不安はまったくない。ですから、現在は、だいぶ安心しているんです(笑)」
栗毛の大柄な馬体と、やや勝ち気な性格の持ち主であるペイミーキャッシュ08のセールスポイントは、とにかくタフであることです。
「現在は昼夜放牧をしているのですが、まったく応えた様子は見せません。昼夜放牧をして、劇的に馬体が変わってきたということではないのですが、確実に体力面のアップは計れていると思います。おそらく育成牧場に入って、馴致、調教をする際にも、すぐに適応してくれるのではないでしょうか」
もうひとつ、よく発達した後駆から繰り出される、蹴りの強さも、ペイミーキャッシュ08の特徴となっています。
「担当の獣医さんも、“この馬の蹴りは、ほかの若駒とはまったく違う”と評しています。後ろ脚の蹄鉄は、ほかの馬のように切る必要がなく、軽くヤスリをかけるだけで、そのまま使えるんですよ」
牧場期待の繁殖牝馬の産駒であるペイミーキャッシュ08。最後に、梅田場長に、この馬で勝ってみたいレースを伺ってみました。
「今年の皐月賞、ダービーを制したネオユニヴァースの産駒ですから、当然、クラシックレースで好勝負してくれることを望んでいます。パワー兼備の中距離型になりそうで、力の要る馬場でも強そうですね」
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五代血統表/ファミリーライン母系/他
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