桜花賞馬を輩出した名牝系に、安定味を増した父が活力を注入
MY HEART 08
- 父
- : ジャングルポケット
- 母
- : マイハート
- 母の父
- : ブライアンズタイム
- TYPE
- : 牝・黒鹿毛
- BIRTHDAY
- : 2008.02.12
- AGE
- : 2歳
- BREEDER
- : 北海道浦河町・信岡牧場




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- 入厩予定:
- 美浦・鹿戸雄一
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- 一口出資額:
- 24,000円(税込)/ 400口 満口終了
近況
10.02.26
(山口ステーブル)
BTC施設内でキャンター2400~3000m、週2回坂路。
担当スタッフ「タイフウジョオー08同様にこの子も順調ですよ。強いて言えば、道中、前向きな面が出てきたことが気がかりですかね。普段はおとなしくて本当に可愛い子ですが、馬場を2周、3周と重ねるごとに、そういう面が出てきます。今は広い外馬場が使えず、600mの小さなコースが主体なので、全速で走らせてもすぐにコーナーになってしまうんです。そうすると、伸び伸びと全身を使った走りができないことで、余計に鬱憤が溜まってシャカリキな面が出てしまうのかもしれません。なので、たまに坂路で終い15秒のところをやってガス抜きをしています。3月20日以降になれば外馬場が使えるので、その時には気持ちの面でも解放されて、解消してくると思います。走る気がないよりはいいと思うので、その辺りのバランスを取りながら進めていきたいですね」
血統紹介
父 ジャングルポケット

競走成績
2~4歳時に日で13戦5勝
1着-G1ダービー(2400m)
G1ジャパンC(2400m)
G3共同通信杯(1800m)
G3札幌3歳S(1800m)
2着-G1天皇賞・春(3200m)
G2阪神大賞典(3000m)
3着-G1皐月賞(2000m)
代表産駒
トールポピー(オークス、阪神JF)
オウケンブルースリ(菊花賞)
タスカータソルテ(札幌記念、京都新聞杯)
シェーンヴァルト(デイリー杯2歳S)
フサイチホウオー(共同通信杯、ラジオNIKKEI杯)
トーセンキャプテン(函館記念、アーリントンC)
ルルパンブルー(フェアリーS)
桜花賞馬ワンダーパヒュームを出した母系は底力に優れている!
母マイハートは2歳10月の東京芝1600m新馬戦でデビュー。2着に頑張りましたが、その後は苦戦が続き、結局11戦未勝利で現役生活を終えました。繁殖牝馬入りしてからは、初仔のストックバトルを筆頭に、毎年産駒を出産。マイハート07は、6番目に生まれた牝駒ということになります。これまでに、もっとも活躍したマイハートの仔が、3勝をマークしている5歳の現役中央馬サムデイシュアー。やや渋った芝に向くサムデイシュアーは、2000m前後の距離を得意とする典型的中距離馬です。自身がダービー馬で、産駒にもオークス馬トールポピーを出したジャングルポケットが父となったこともあり、マイハート07も芝1800~2400m戦で味のある競馬を見せてくれることでしょう。
母系のなかで突出しているのが、曾祖母ラブリースターと、その直仔たち。ラブリースターは、金鯱賞、北九州記念と重賞を勝ち、エリザベス女王杯でも名牝ビクトリアクラウンの3着に健闘しました。ラブリースターの娘が、桜花賞を鮮やかな末脚で制したワンダーパヒューム。距離不安が囁かれたオークスでも、ワンダーパヒュームはダンスパートナーの3着に入りました。ワンダーパヒュームの全弟にあたるワンダーファングもスプリングS(JPN2)を勝つ活躍を示しています。クラシック向きの底力。マイハート07の母系には、それが確実に備わっているのです。
管理調教師のコメント
期待のジャンポケ牝馬 クラシックの舞台で輝く
—— 馬体の印象を教えてください
鹿戸師 なかなか立派で目につく馬体をしていますね。バランスも良さそうで、良い顔つきをしています。母父であるブライアンズタイム系の雰囲気が感じられます。
—— 血統面で注目したいところは?
鹿戸師 母系から桜花賞馬のワンダーパフュームやスプリングS勝ちのワンダーファングが出ていますから、クラシックに向けての底力もあると思います。母系のブライアンズタイム×トウショウボーイというのも、ウオッカを彷彿とさせます。もちろん、父馬のジャングルポケットもクラシックホースを出していますから、十分に期待できます。
—— 目標はどのあたりに?
鹿戸師 性格さえ悪くなければ、早めのデビューができると思います。そうすればクラシック戦線にも乗れるでしょう。体型がゆったりしているので、短いところよりは中距離向きなので、桜花賞からオークスという王道路線を歩みたいですね。
調教師プロフィール
鹿戸雄一(しかと ゆういち)
騎手としてJRA346勝(重賞4勝)の成績を残し、2007年に調教師免許を取得。リーディングトレーナー藤澤和雄調教師の下で学んだノウハウは1年目から活かされ、いきなりスクリーンヒーローでジャパンCを優勝。G1トレーナーの仲間入りを果たした。その後も活躍馬の登場が絶えない。
生産牧場のコメント
母の死を乗り越え順調に成長しているGⅠも狙える素質馬!
3冠馬シンザンなど、数多の優駿を輩出してきた老舗の馬産地・浦河。その浦河の、やや奥まった場所にマイハート08の故郷、信岡牧場は位置しています。繁殖牝馬10頭の、決して大きな生産牧場ではありませんが、これまでに桜花賞馬ワンダーパヒューム、宝塚記念を制したダンツフレームといったGⅠ勝ち馬を送り出しています。現役馬にも、OP特別大阪城Sを勝ったマストビートゥルー、札幌D1700m新馬戦で5馬身の圧勝を飾った話題の2歳馬ベビーネイルといった生産馬がいる信岡牧場は、「小さくてもキラリと光る生産牧場」として、熱心な競馬ファンの間では、よく知られた存在でもあるのです。
マイハート08は、前述のワンダーパヒュームを送り出した、信岡牧場の宝物でもあるファミリーラインから誕生した牝駒です。信岡場長のお父上である先代が他場から購入してきたのが、マイハート08の4代母にあたるグッドサファイア。信岡場長が語ります。
「グッドサファイアは、マイハート08の曾祖母となるラブリースターを産んで、すぐに死んでしまったのです。ですから、ラブリースターは乳母に育てられた仔馬だったんですね。そのラブリースターが桜花賞馬ワンダーパヒューム、その全弟で、GⅡスプリングSを勝ったワンダーファングを産んだ。ワンダーパヒュームは、牧場に戻って、繁殖牝馬になることなく死んでしまいましたが、その半姉であるワンダージュビリーの孫からマイハート08が生まれたわけです」
実は、母マイハートも、マイハート08を産んだ直後の昨2008年に、この世を去りました。
「母マイハートの死は、牧場にとっても大きな痛手だったのですか、同じような境遇だった曾祖母ラブリースターは、金鯱賞、北九州記念を制した名競走馬で、繁殖牝馬としても大成功を収めた。マイハート08も、ラブリースターのように成長してくれる予感も、ちょっとしているんです」
信岡場長が、牧場の繁殖牝馬に配合相手を決める際、いちばんに意識するのは、母馬の体型面の特徴を補ってくれる種牡馬を付けるということ。胴が詰まったスピードタイプタイプだった母マイハートに、それとは対照的な背中の長い馬体をした超一流中長距離馬ジャングルポケットを付けて誕生したのが、マイハート08でした。
「お互いに補うような馬体の種牡馬と繁殖牝馬を付けても、どちらか一方の傾向が強く出たりして、なかなか思う通りの形にはならないのですが、このマイハート08に関しては、自分が思い描いていたものと、ほぼ一致する馬体の持ち主となりました。こういうケースは、本当に滅多にないことなんですよ(笑)。性格面では、母マイハートは気性の激しさが災いして、競走馬として出世することができなかった馬。父ジャングルポケットも気性の勝ったタイプだから、ちょっと心配していたのですが、マイハート08は、とても穏やかな馬になった。ただし、内に秘めた激しさは持っているタイプで、競走馬となったときには、ここぞというところで勝負根性を発揮してくれるのではないでしょうか」
現在、マイハート08は、この時期の若駒には、やや苛酷とも言われる昼夜放牧を、何の問題もなく元気にこなしています。信岡場長も、マイハート08に対する大きな期待を隠しません。
「牧場のスタッフに聞いても、中央競馬で3勝をあげている半兄サムデイシュアーを含めて、母マイハートの産駒のなかで、この馬だけはちょっと抜けていると言っています。当然、競走馬としても素晴らしい輝きを放ってくれることを期待しています。2月12日の早生まれですし、馬体も完成度が高い。早い時期のデビューも、十分に可能かと考えています。ジャングルポケット産駒には、すでにオークス馬のトールポピーが出ていますが、マイハート08も、ぜひ、それに続いて欲しいですね!」
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五代血統表/ファミリーライン母系/他
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