21.01.07 : 引退
本馬は1月9日の中山競馬・ニューイヤーSへの出走を目標に調整を進めておりましたが、年末に歩様の硬さと右前膝に熱感が確認されました。診療所でのレントゲン検査では骨折線などは確認されず、ケアを継続してきたことで患部の熱感や浮腫は一時期より引いてきて騎乗運動が再開できるまでの回復を示してくれましたが、トモの踏み込みなど歩様や走りのバランスは物足りなく、立て直しが必要な状況です。年が明けて6歳となった本馬。繁殖牝馬としての大事な仕事が控えていることも踏まえ、本馬の今後について関係者間で協議をおこないました結果、残念ではございますがここで引退の結論に至りました。出資会員様へは追って書面でもご報告いたします。長い間、レッドレグナント号にご声援いただき、誠にありがとうございました。
大竹調教師「今日も角馬場で軽めに乗りました。右前膝は患部に熱感や浮腫もありますし、やはり乗っていても前捌きは気になりませんが、トモの入りが今ひとつ良くありません。ここから立て直すとなると時間が掛かってしまいますし、レグナントにはお母さんになるという次のステージがあるだけに、やはり親心から無理はさせたくありません。関係者間で協議した結果、ここで引退することになりました。デビュー当初から期待していましたし、この仔と桜花賞にチャレンジできたのはいい思い出です。それから時間は要してしまいましたが、オープンまで出世できたのは嬉しかったですね。レグナントなら、きっといい仔を産んでくれるはず。ご縁がありましたら、子供も管理させていただけたら幸いです。ここまでレグナントにたくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました」